
京浜急行の『京急田浦』駅からも、JRの『田浦』駅からも、どちらからも遠い。笑
今回は京急田浦駅から、てくてくと16号線を下りまして…
←ココか
←少し進んだココを
右折です。
今回の私の目的地は【伏見白赤稲荷神社】ですが、途中までは【田浦 梅の里】を目指して歩けば迷わないです。
【田浦 梅の里】までは看板が親切にバンバン出ています。
目印に進みましょう。
←どっちでも平気。笑
観光地とは言い難い、狭い住宅地の道を進みます。
16号線を右折して住宅地に入ると、ほんのり過疎化を感じる静かな家々が寂寥感を煽ります。
この雰囲気、私は結構好き。
猫もたくさんいました♪
かわいいヨー。ネコカワイイヨー。
ここで合ってるのかな!?
と思うような細道を抜けたら、『田浦 梅の里』に到着!
右を進むと、比較的なだらかな道になるのかな?
左は結構急な階段です。
こちらを進むと…
鳥居が。
周りはすでに梅の木に囲まれています。
残念ながらシーズンはもう少し先なので、枝の影のみ。
でもこのあたりで結構遠くまで見渡せるので、景色はなかなかのものでしたよ!
この鳥居の先には、
『田浦梅林発祥之地』碑と、大六天神社があります。
大六天神社、どなたをお祭りしてるのかと思ったら、
元々は仏教の欲界の魔王というのだからびっくり。
神仏習合の際に、神世七代における第六代「オモダル・アヤカシコネ」に祭神を変更された例が多いらしいですが…
日本の神様事情は複雑怪奇です!だがそれがいい!
大六天魔王といえば織田信長が名乗っていたという伝説がありますね。
秀吉が神威を恐れたために、
静岡から西には大六天神社は残っていないとか。
そう思うと、横須賀田浦の山の中に
こうしてひっそりと鎮座されてるのも、
またなんとも不思議な心もちです。
元は仏教の欲を司る魔王であり、
神仏習合後は男女の神様でもあることから、
(オモダルが男神、アヤカシコネが女神だそう)
恋愛成就もご利益があるとか、ないとか。
そして、急な木組みの階段を上ると、補整された石畳に。
誰もいないぜー!と思って若干独り言を言いながら歩いていたら
ウォーキングのおじさまに出会いました。
なんでもこの先に展望台があり、今日はスカイツリーまで見えましたよ!
と親切に教えてくださいまして(ありがとうございます)、
寄り道というにはかなり本気で田浦梅の里を満喫してきました。
梅林を抜けててっぺんの広場の先にある展望台。
またここが気持ちいんですよねぇ。
広くて遠くに山も海もランドマークタワーも見えます!
うーっすら、あれがスカイツリーかな!?
見えますかねー!?笑
広い空、葉擦れの音、あとは動くものといったら鳥ぐらい。
しばし景色を堪能。
次は梅の花が咲くころに、
だれか誘って、レジャーシートとお弁当でも持ってきたいですね。
ちなみにおじさま以外にはカラスとしか遭遇しませんでした。
静寂…。