目次
<熊野那智大社の基本データ>
御祭神:熊野夫須美大神
御朱印:有
水:飛龍神社、お隣の青岸渡寺に有
駐車場:有
住所:
〒649-5301
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
電話番号:0735-55-0321
公式HP:【公式】熊野那智大社 飛瀧神社 那智御瀧
熊野那智大社について
この地を「熊野」と申します。
クマとは「奥まった処」「隠れたる処」との意があり、そこは「上座」であり「聖」なる地と位置づけています。
「クマ」と「カミ」は同じ意味があり、「クマノ」は「カミの野」で神々の住まえる地といえます。神倭磐余彦命はこの地に上陸され、八咫烏の案内で大和の地に着き神武天皇となられました。
その時に那智の瀧を大己貴命の御霊代として祀られたのが那智山信仰の起こりと伝え、仁徳天五年(約1680年前)この地に社殿を建立したと伝えています。(略)熊野那智大社の案内板より引用
「熊野神社に行ってみたい」という、とてもザックリした目標がありまして、今回『熊野那智大社』『飛龍神社』に参拝しました。
熊野三山といって、『熊野本宮大社』『熊野速玉大社』そしてこちらの『熊野那智大社』の3つあることは聞いていましたが、時間の都合上1カ所だけしか行けないだろうという事情もあり、今回は『熊野那智大社』のみ参拝しました。
まず現地に行ってみないとわからない!縁があれば2度目以降の参拝がある!!という信念のもと直感で選びました。
前日ぐらいから体調を崩していたのですが、辿り着いた時シンプルに「来て良かったな」と思える場所でした。
八咫烏を祀る『御縣彦社』
ご祭神 加茂建角身命(八咫烏)
八咫烏は、神倭磐余彦命(神武天皇)を熊野から大和(奈良の橿原)まで道案内をしたといわれる烏であり、熊野の神様のお使いとされています。
無事に道案内を終えた八咫烏は熊野に戻り、当社で石に姿を変えて休んでいると伝えられています。
(略)
八咫烏は導きの神様として、願事を成就に導くご利益があると崇敬を集めています。
案内板より引用
加茂建角身命は京都の下鴨神社の御祭神でもありますね。
下鴨神社も大好きで何度も参拝しているので、お名前を見て嬉しくなりました。
人生の節目、生まれた町を出てこれから頑張るぞ!という時期なので、八咫烏様のご利益に預かりたいところです。
那智の楠『樟霊社胎内くぐり』
この老樟は古来樟の精にあやかって樟霊社とし、又、無病息災を祈り長寿を願って多くの人々に崇められています。
根幹部の空洞を通り抜ける「胎内くぐり」には備え付けの「護摩木」「祈願絵馬」に願意・氏名を記入し、これを奉持して体内に入り出口の護摩木・絵馬掛けに納めてください。護摩木は毎月十八日の権現講祭に焚き上げ祈願します。
樟の案内板より引用
熊野那智大社の境内に大きな樟があります。
中が空洞化していて、そこをくぐることが出来るようになっています!
巨樹の空洞化した部分にお社があったり仏様が安置されていたりするケースは多いですが、中を通れるのは面白いです!
冒険心がくすぐられる開運アクティビティ、おすすめです。
授与品『やたがらす守』
かわいい!!
新居の鍵のストラップが欲しいなと考えていまして、素敵な八咫烏のお守があったので購入しました。
車の鍵に付けるのも良いな~と思ったのですが、車は交通安全の祈願をしている寒川神社(神奈川県)のお守りをつけているので…
八咫烏は「導きの御利益」がありますので、自転車、車などの移動するモノの鍵にはぴったりだなと思います。
もちろん、会社のロッカーでもスマホのストラップでも…
そうですね、「通信」は「交通」と繋がるものなの(人の往来、遠方と繋がるもの)で、通信機器のストラップにもおすすめのお守りです!!
小さな鈴がついてるので、落としたときにチリンと教えてくれるのも良き(*^^*)
お水取りやお砂取りについて
今回は授与品について詳しくお聞きしなかったのですが、HPを見るに「清めのお砂」は頒布があるようです。
お隣の青岸渡寺と飛龍神社では「お水取り」が出来る場所もありました。
「御神塩」だけは確認できていないので、今度参拝した時に聞いてみます。
飛龍神社について
熊野那智大社 別宮 飛龍(ひろう)神社
その昔、御東征のみぎりにこの地に上陸された神倭磐余彦命(神武天皇)が、この御瀧を仰がれ大己貴命を祀られました。
のちに飛龍権現と称され、今は飛龍神社として熊野那智大社の別宮となっています。俳人高浜虚子は、「神にまかせばまことうるはし那智の瀧」と詠じています。
この御瀧は、那智山から湧き出る水の流れが、断崖にかかり落下する名瀑であり、国の名勝に指定され世界遺産ともなっています。(略)
飛龍神社案内板より引用
熊野那智大社からすこし下ったところに『飛龍神社』があります。
徒歩5分くらい?
熊野那智大社の参道の階段を降りると、もう目の前に那智の瀧が見えます。
一段の瀧としては落差が日本一ということで、遠くから見ても迫力があります。
熊野那智大社でのスピリチュアルサイン
ご祈祷とタイミングが合う
拝殿前に到着したらご祈祷をされていて、巫女さんの舞を見ることが出来ました!
神社でご祈祷を見せていただけるのはとても幸運な事。
初めての参拝ですが、歓迎していただけて嬉しいです!
おみくじが大吉!
石はしる滝にまかひて那智の山 高根を見れば花の白雲
熊野那智大社には「日本一大きなおみくじ」があります。
あった。確かにあった。
「うわデッカイ!」と思いつつ、ちょっと一人ではしゃぐ勇気がなくて、横の普通サイズで引いてきました。笑
結果は大吉◎
那智の滝近くで千日行を行ったという花山天皇の和歌。
運勢は「迷ふことなく、意志強く、真しぐらに、自己の習得した道に邁進せば、知らぬ間に高根の花と出生すべし」。
私は自分の中で「修行の旅」と位置づけて引越しを決めたので、これ以上ない励ましの言葉ではありませんか。
ちょっと泣きそうでした。
頑張ろう…!!
熊野那智大社へのアクセスと駐車場
<駐車場>
神社駐車場 30台 (神社防災道路通行料800円 必要)
※神社境内付近まで車でお越しになれますので、ご年配の方やお子様連れの方にお勧めです
熊野那智大社の駐車場もありますが、近隣のお土産屋さんでも1回500円くらいで駐車場サービスをやっています。
私が停めたのは奥の方のお土産屋さんでしたが、お土産を買ったら無料でした。
軽食もあったので、熊野牛のカレーを頂きました。
美味しかったです(*^^*)
まとめに
熊野三山のひとつ『熊野那智大社』、そして『那智の瀧』『飛龍神社』。
雨の中の参拝で、山奥の霊験ある神社の空気をたっぷり体験できました。
瀧の水量も多かったのか迫力がありました!!
思い返すと体調不良もあって、少しフワフワした感覚で参拝していたので、また元気な時にも訪れたいなと思います。
都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)