【神社】宮崎県日向市『大御神社(おおみじんじゃ)』<龍宮><龍神の霊(玉)><日本一のさざれ石>

<大御神社の基本データ>

御祭神:天照皇大御神

御朱印:有

駐車場:有

住所:〒883-0062 宮崎県日向市日知屋1番地

電話番号:0982-52-3406

公式HP:【公式】大御神社

大御神社について

大御神社の社殿

大御神社は、皇祖天照大御神を御祭神とする古社で、創建の年月は詳らかではないが

当社に伝わる「神明記」その他の古文書によれば、往古・皇大御神・日向の国高千穂に皇孫瓊瓊杵尊を天降し給うた節、尊は当地を御通過遊ばされ、千畳敷の盤石にて、これより絶景の大海原を眺望され、皇祖天照大御神を奉祀して平安を祈念されたと伝えられ

後世、此の御殿の霊石の在りし所に一宇を建て、天照大御神を勧請し村中の鎮守と崇敬し奉ると言う。

(略)

大御神社HP由緒から引用

青い空に青い海。
火砕流によって出来た柱状岩の奇観。
5000年前(縄文時代)から続く信仰。

到着して境内に足を踏み入れた途端に込み上げるテンション。
景観が素晴らしく、海に感動し、堂々たる社殿に感動し、柱状岩に感動し、磐座に感動し…

砂浜に下りては波と砂地の圧に感動し、トンビが旋回し蝶が飛びカニが歩き、いやー…

すごかったです。
強力なパワースポット!

龍神の霊(玉)

大御神社の龍神の霊

この水窪周辺は 今から五千年前(縄文時代)の人が龍神信仰をしていた古代遺跡です。
古代の人々は、岩を渦状に刻み龍を表し底には生命の源である龍玉を納め、それを守るように山水を注ぎました。

当時の人々は龍玉を抱え守る龍神の姿に日々の安寧と守護を祈り、後々の世までも続く幸福を願ったのでしょう。

現地案内板より引用

縄文時代にもう「龍」の概念があったのか。
目から鱗。龍だけに。

現在、日本で認識されている「龍」は、中国大陸から「龍」の概念が渡ってきたものと考えられます。
だいたいそれが弥生時代からと伝わっていますが…

龍神の霊(玉)も、真ん中に卵を抱えてとぐろを巻く蛇のように見える。
古代の日本人には蛇信仰があったので…あれ?蛇信仰では?笑

日本の龍は「蛇」「海の生物」と混淆されて伝わっている傾向が強い。

伝承が時代が下るにつれて、蛇から龍になったのかな…

スピリチュアルな見方をすると、大御神社の立地は「龍」がいると信じられる場所なので、見える人には見えたってことで、龍信仰に「正しく」認識されたのかもしれない。

さざれ石・神座

大御神社の神座

皇孫 瓊瓊杵尊がご降臨されたおり「神座(かみくら)」にて絶景の大海原を眺めたと伝えられていますが、この岩上も古代祭祀場であることが判明しました。

現地案内板より引用

HP見て知ったのですが…神座が発見されたの、平成15年なんですね!?

さ、最近~~~。笑

それまでは藪の中で、敷地内を拡張工事をした際に発見されたとのこと。
現在では「日本一のさざれ石」と認定されている『さざれ石群』もその時の発見と…

神座のあたり、パワー凄い!!
全部さざれ石とか規模ヤバイ!!

と感動していましたが、発見・公開されて20年ちょっとと考えると、今訪れることができて幸運だなと思います。

「大きなさざれ石」は、著名な神社に奉納されているのをいくつか見てきましたが、大御神社のさざれ石は、周辺一帯「全部さざれ石」。

立ってるその場所もさざれ石。
スケール感が違う。必見です。

神座も凄いです。
「ニニギノミコトが磐座で祭祀を行った」という伝承だけは伝わっていたけど、場所は特定できていなかった。
それを西暦2000年以降、平成に発見、認定とは…結構な事件では??

神座は、人が作った神楽殿のように、舞台のように重厚に、平たく岩がそそり出ていて、祭祀を行うのにピッタリ。

納得の雰囲気です。
海に向かって祭祀をするならここしかないだろうなというくらい。

神座の上に登ることはできませんが、本当に間近まで行って見る事ができます。

大御神社境内の『龍宮(鵜戸神社)』

大御神社竜宮のお社

5000年前、縄文時代の人々が龍神信仰をしていたと思われる岩窟であることが解りました。

奥にある御社の前に立ち、入口の方を振り返ると天に昇る白龍がご覧いただけます。

現地看板より引用

大御神社の本殿とは反対方向の海岸沿いを、3分ほど歩いたところにある岩窟。

細く急な階段を下った先の小さな入江にあります。

大きく縦に亀裂が入ったような洞窟の入り口を通って、奥のお社をお参りします。

この縦の亀裂に溢れる「光」が、奥のお社の前から振り返ってみると、「上昇する龍」の姿に見えるんです!!

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いかがでしょう?
最期、光が収縮した後に、白竜の姿が見えましたでしょうか?(*^^*)

京都の『伏見稲荷大社』の山中にある、修行用の細い小さな滝。
確かそちらも「白龍」に喩えられていたと思うのですが、以前参拝した時に、実際に現地で太陽光が射し込んで水に反射し、キラキラと光っているのを見て「なるほど白い龍か」と得心したことを思い出しました。

「白」は「光」、または「透明」。

科学的には「白」は全ての色を反射し、「透明」は全て色が通りすぎるという違いがあるみたいですが、スピリチュアルな感覚としては「白」と「透明」は近しいように思います。

暗い洞窟内から、太陽光に満ちた外を見る。
入口の亀裂に沿って光が切り取られ龍が浮かび上がる。

美しい光景です。
弘法大師 空海が悟りを開いた時も、洞窟の中から見えた「空と海」に感銘を受け、それから法名を「空海」にしたといいます。

大御神社の竜宮入口

夢占いでも『洞窟』は、「自己探求の途中」「未知の可能性の在処」を示します。

自分の中にある可能性を見つけ出し、外界に出力する。
白龍のパワーで、出力は大きく効果的に開けそう(*^^*)

龍の形の光を見た時に、一気にこんなことを思い出して、少し呆けてしまいました。

5000年前からの信仰が息づくような『龍宮』が、スピリチュアルな感覚を呼び起こしてくれるのかもしれません。

大御神社の御朱印

大御神社の社務所

私すっかり確認するのを忘れていたのですが、大御神社の御朱印は2種類。

『大御神社』『鵜戸神社(竜宮)』の2種類だそうです。

初穂料は300円とのこと。

ネットの情報で恐縮です。
次回は社務所も覗いてみよう。

すいません、なので授与品も未確認なのですが…
清浄な海の砂をいただくことで「お砂取り」はできそうです。

【神社】神社で頒けてもらえる『御神砂・御神土・清め砂』はどう使う?使い方や意味について

大御神社でのスピリチュアルサイン

大御神社の柱状岩

歓迎サインだなと嬉しくなったのは、到着して鳥居を潜るときに、トンビがすいーっと旋回しました。
そのトンビは参拝中、何度か近くを飛んでいて、帰りにも同じようにすいーっと鳥居の近くで旋回してくれました。

お迎えと見送り、どちらもしてくれたのかなと思います(*^^*)

【神社仏閣の歓迎サイン】神社仏閣で遭遇する虫や動物たちは歓迎サイン!どんな意味がある?

それから、大御神社のパワーが強いからか…
私、スピリチュアルな探知、できてるかもしれない…!?という実感が。

まだまだ修行中の身ですが…

社殿右奥の砂浜に下りた場所
神座の付近
竜宮の小さな入江

境内全体に開運パワーを感じますが、中でも「この場所スゴイ!!」と、より開運パワーが濃い場所というのかな…わかる気がして。
自分のスピリチュアル的な成長を感じた。笑

スピリチュアルなパワーを体感したい人にもおすすめ。
大御神社は、「わかりやすい」パワースポットだと思います!

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大御神社へのアクセスと駐車場

大御神社の駐車場

<電車の場合>
JR日向市駅から約3.5km(徒歩45分・自動車10分)

<自動車の場合>
東九州自動車道・日向インターチェンジから約4km(6分)

大御神社HPより引用

無料駐車場有ります!
木陰になるお城側はほぼ埋まっていましたが、向かいにもっと広い駐車場もありました。

宮崎市街地から北上する場合は、ほぼ1本道。
都農神社の前を通りすぎて、さらに北上。

時折海も見えるドライブです。

帰りに都農神社でご挨拶もできるの良き。

近くには道の駅『日向サンパーク』もあります。
こちらも道の駅『つの』と同様に、特産物がリーズナブルに購入できる感じかな?

日向と言えば日向夏!!
海産物も豊富そうなので、次回は立ち寄りたいな。

公式HPを見ると、オートキャンプ場や公園、ドッグランなどもあるみたい。
楽しそう!

道の駅日向 - 日向サンパーク(外部リンク)

まとめに

大御神社の海

帰宅して色々調べていたら、読売ジャイアンツの戸郷さんが宮崎出身らしく。
2023年年末のテレビ番組で、こちらの大御神社をおすすめパワースポットとして紹介されていたようです。

龍(竜宮の白龍ですね!)を「撮れると運気が上がる」とテロップ出ている画像を見ました(*^^*)

私は今回動画は撮ったけど、写真は龍の形で残ってないので…
また行かなければいけませんね!

縄文時代の龍神信仰。
瓊瓊杵尊の祭祀址。
神武天皇東征、出航の海。
火山活動のエネルギーを感じる柱状岩。

宮崎県の隠れた(?)パワースポットです!ぜひご参拝ください!

都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)



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