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おみくじで凶を引いたときの意味や対処法を知りたい方へ。
おみくじで「凶」を引いてしまって、不安になったことはありませんか?
実は「凶=不運」ではなく、厄を落として運を立て直すためのラッキーなサインとも言われています。
この記事では、
- 凶を引いたときの意味
- 凶を引いた場合の正しい対処法(結ぶ・持ち帰る)
- 引き直しはアリか?
- 大吉なのに悪いことが書かれている場合の解釈
について詳しく解説します。
- 凶は「厄落とし」であり、むしろラッキー
- 結んでも持ち帰ってもOK(返納の仕方あり)
- 引き直しは神社によって異なるが、体験談では吉転換もあり
- 吉凶より「書かれた言葉」を重視することが大切
凶を引いても大丈夫。
神様からの大切なメッセージを一緒に紐解いていきましょう。
おみくじで「凶」はラッキー?不運?
多くの人は「凶」と聞くと「不吉」「悪いことが起きそう」と感じるかもしれません。
しかし神社仏閣の考え方では、凶は“災厄を肩代わりして流してくれるもの”と捉えられています。
厄を落としてくれるサイン
おみくじで凶を引いた時点で、すでに神様があなたの災いを軽くしてくださっていると考えられます。
「これから悪いことが起こる」ではなく、「これ以上ひどくならないように守ってもらった」と理解すると安心できます。
凶の中にも前向きなメッセージがある
実は、大切なのは全体運を詠う和歌や、関連事項に書いてある文章の方。
凶のおみくじをよく読むと「注意すべき点」や「改善のヒント」が書かれています。
たとえば「精神を落ち着けなさい」「誠実に行動すれば開運する」など、未来を良くするための具体的な指針が示されることが多いのです。
つまり、凶はただの“不運宣告”ではなく、人生をより良くするためのアドバイスといえます。
有名神社でも「凶」は人気
東京の浅草寺は「凶の多いおみくじ」で有名ですが、観光客の間では「逆にラッキー!」と笑顔で凶を引き当てる人が多くいます。
「凶を引いたからこそ厄を落とせた」と受け止めると、気持ちが軽くなりますよ。
おみくじで凶を引いたらどうする?結ぶ?持ち帰る?
凶を引いたとき、迷うのが「境内に結ぶべきか」「持ち帰ってもいいのか」という点です。
結論から言うと…どちらでもOK です。神社やお寺の考え方にもよりますが、いずれも正しい作法として認められています。
境内に結ぶ場合
おみくじを結ぶ行為は「神様に不運を引き取っていただく」ことを意味します。
凶を引いたときには「災厄からどうかお守りください」と願いを込めて結ぶのがおすすめです。
境内には専用の結び所が用意されていることが多いので、そちらに納めましょう。
持ち帰る場合
凶のおみくじは縁起が悪いものではありません。
「後で読み返したい」「心に残る言葉があった」というときは、持ち帰って大丈夫です。
持ち帰った場合は、次回の参拝でお返しするのが一般的です。遠方の神社であれば、まとめて近隣の神社に納めても問題ありません。
大きな神社にはお正月以外でも「古札・古神符返納所」が設けられていることが多いので、迷ったときはそちらに。
頂いたおみくじを大切に保管するための『おみくじ帳』もおすすめです!
近年は素敵な参拝グッズが増えてうれしいです。
おみくじは神様からのメッセージ。
おみくじ帳にはメモができるスペースもあるので、その日の祈願の内容や感じたことを記入しておくと見返した時に気づきがあります。
どちらにしても大切なのは感謝
結ぶにしても持ち帰るにしても、肝心なのは「凶を通じて神様からアドバイスをいただいたことへの感謝」です。
「不吉だから処分する」のではなく、「学びをいただいたからお返しする」と考えるとよいでしょう。
凶を引いたら引き直してもいい?
おみくじを引いたあと「もう一度引き直したい」と思う人は多いはず。
特に凶を引いたときは気になりますよね。
基本は「1回」
多くの神社やお寺では、おみくじは「その時点での神様からのメッセージ」とされており、原則は1回だけです。
繰り返し引くとメッセージがぶれてしまう可能性があるためです。
ただし体験談では…
とはいえ、実際には「引き直して吉や大吉が出た」という体験談も少なくありません。
これは「厄を流した後の新しい運勢」を示しているとも考えられます。
実を言うと、私自身も凶を引いた後に引き直して大吉を授かった経験があります。
結構よくやります。笑
ただし内容をよく読むと、凶でも大吉でも共通したテーマが書かれていたことが多いです。
ポイントは「ご真意を受け止めること」
もしどうしても気になる場合は、まず最初のおみくじをじっくり読んで神様のメッセージを理解しましょう。
その上で「もう少し励ましが欲しい」と思えば、引き直しても構いません。
大切なのは結果の吉凶よりも、そこに込められたアドバイスを感謝とともに受け取ることです。
大吉なのに悪いことが書かれている場合の意味
おみくじを引いて「大吉」だったのに、内容には注意や警告が多く書かれていて戸惑った経験はありませんか?
吉凶よりも「言葉」が大切
おみくじは偶然ではなく、数多くある選択肢の中から 今の自分に必要な言葉が選ばれて届きます。
そのため「大吉=何もかもうまくいく」という単純な意味ではなく、本文に書かれたアドバイスにこそ、神様からの真意やメッセージが載っていることも多いのです。
こちらの記事では引いたおみくじの和歌を解説しています。
【おみくじ和歌の意味】「立ちよれば そでになびきて 白萩の~」現代語訳とスピリチュアル解釈
なぜ大吉なのに警告があるのか?
- 運気の流れは良いが、慢心しないようにとの注意
- 大吉の運勢を活かすために必要な心構え
- 「今ここを改めればもっと良くなる」という改善点
つまり「大吉」はベースの運気が良い状態を示しており、そこにプラスして成長のためのヒントが書かれていると考えると納得できます。
凶や末吉でも歓迎のサインになることも
逆に「凶」や「末吉」の中に、今の自分にとって最も必要なアドバイスが込められているケースもあります。
おみくじは吉凶で一喜一憂するものではなく、未来をより良くするための具体的なヒント集なのです。
まとめ:凶は不吉ではなく、未来を開くメッセージ
おみくじで凶を引いて不安になってしまった方、安心できたでしょうか。
凶は「不運の宣告」ではなく、厄を落として運を立て直すためのサイン。
そして、そこに書かれた言葉は、今のあなたに必要なアドバイスです。
- 凶を引いても「結ぶ」か「持ち帰る」かは自由
- 引き直しは原則1回ですが、どうしても気になるなら心を込めてもう一度
- 大吉でも注意が多いのは、運をさらに伸ばすためのヒント
おみくじは吉凶よりも「言葉の中に込められたご真意」を受け取ることが大切です。
凶も大吉も、すべては神様からの愛情あるメッセージ。
どうか前向きに受け止めて、日々の行動に活かしてくださいね。
きっと未来はより良い方向へ開けていきます。