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先日、乃木神社で久方ぶりに『凶』を引きました!レア!
さて、一般的におみくじで凶を引いたら、落ち込む方が多い様子。
今回は私が『凶』を引いても落ち込まない、むしろ「ラッキー!』と考える理由をお伝えします!
【神社】東京 乃木坂 乃木神社<正松神社><赤坂王子稲荷神社>
おみくじとは神様からのアドバイス
『宣託』とは、神様からの真意。お告げです。
参拝で伝えた願い事や、訊ねた内容に対しての神様からのアドバイス。
ついおみくじの吉凶ばかりを気にしてしまいますが、大切なのは全体運を詠う和歌や、関連事項に書いてある文章の方なのです。
よくよく読んでみると、大吉でも注意喚起している内容もあれば、凶でも意外と良いことが書いてあったりするので注目して読んでみましょう♪
おみくじの『凶』は災厄を流してくれる!
『凶』を引いた場合、その時点で災厄をいくらか流していただけます。
迫り来る災厄、もしくは災厄に見舞われている場合に、運勢を立て直すご神助を頂けたということなので、安心してくださいね!
おみくじに『凶』が多いと有名なのが、東京の【浅草寺】。
こちらなどは運気が低迷している時におすすめしたい開運スポットなのですが、ぜひ喜んで『凶』を引いて、厄を流してほしいところです。
引いた『凶』のおみくじはどうする?
「引いたおみくじは境内の指定の位置に結ぶ」。
というのが定番ですが、おみくじは持ち帰ってもOK!
「おみくじを結ぶ」ことは、「神様との縁を結ぶ」ことです。
『凶』を引いたら、神様に「災厄からどうかお守りください」と念じながら結びましょう。
また、おみくじは持ち帰って見返しても良いので、嬉しいこと、気になることが書いてある場合は持ち帰るのも有りです。
持ち帰ったおみくじは、次回参拝の時にお返ししてもいいですし、遠方のおみくじならば、まとめて近くの神社に納めてもOKです。
私は持ち帰ることの方が多いので、定期的にまとめてお返ししてます。
大きな神社ですと、お正月の期間ではなくても『返納所』が設けられていることが多いです。
迷ったら、近隣の「総鎮守」「一之宮」と呼ばれているような大きな神社にお返ししましょう◎
引き直しの心得とは
私は凶が出た場合、引き直しをすることにしています。
これは自分なりの解釈なのですが、厄を流した後の運勢を知りたい。
また、励ましてほしいという気持ちから。笑
まずは凶のおみくじ内容を熟読し、自身の状況と重ね合わせる。
ご真意を飲み込んだら、もう一度参拝します。お礼を申し上げるためです。
そして、もう一度引く。
その結果が凶ならば、後から引いた方は結んで神様と縁を繋がせて頂き、最初に頂いた方を持ち帰ります。
と、自分で決めて入るのですが、今まで凶を引いたことは今回含めて2回だけで、引き直した時はどちらも大吉だったので…実行したことはないのですが;
今回も凶と大吉、どちらも持ち帰りました♪
大切なのは、きちんとご真意を理解して感謝することと考えています。
不思議と、凶でも大吉でも近しい内容だったりするんですよね。
今回は、「精神が乱れている。素直に誠実に対処すれば必ず運が開けるから精進しなさい」とのことでした。
こ、心当たりある。笑
確かに、新しい環境に移り、気持ちが急いて余裕がなくなっていました…。
引きすぎはよくないといいますか、内容が変わらないことが多いですね。
伏見稲荷大社は山中にたくさんおみくじがあって、ついついたくさん引いてしまったんですが…
やや凶くらいの結果が続く中、哀れに思ったのか、最終日の最後の最後、社務所で引いたおみくじで大大吉を頂きました。笑
でも大大吉なのに、書いてある内容はあまり変わらなかった、なんてこともありました。
賛否両論ありますが、気になるようなら何度引いてもいいと思いますよ!
【神社】京都府京都市伏見区『伏見稲荷大社』 <伏見神宝神社><白滝大神><御劔社>他
易のあれこれ
大吉や凶の順序、また関連事項以外を気にしなくていいというのは、おみくじのシステムによるもの。
何十種類もある中から、「偶然」に神意を乗せて神託が与えられるので、優先順位が高い「言葉」が載っているおみくじが手元に来ます。
なので、必要事項が吉のおみくじに乗っている場合は、運勢が大吉でも、その必要事項が載った吉のおみくじが手元に来る。
占いは数多くありますが、普段から、高次の存在からの「ヒント」を受け止めているものです。
シンクロニシティという言葉で表されることが多いですが、必要なことは日常生活の中でも、様々な形で私達に伝えられています。
疑問に思う。この「思う」だけで宇宙に届けられます。
テレビや手に取った本、誰かとの会話、目にした広告…様々な形で答えを伝えてきます。
それら神託の受け取りを、わかりやすくシステム化しているのが占いやおみくじです。
おみくじは各所に渦巻く高次のエネルギー(人はその存在を神様と呼ぶ)からのダイレクトメッセージというわけですね♪
『大吉』が歓迎サインなこともあるけれど
最近気づいたのですが、歓迎サインで『大吉』を引く時って、ご挨拶のみの時、もしくは神社で思考を巡らせる前に、早めにおみくじを引いた時。
本殿にお参りして、記念をしたときに、悩みだとか、目標だとか、こうなりたい、こうしたいという何か指標があるときには「言葉」を重視された結果になるのかもしれません。
『大吉』は嬉しいです!
運気のバイオリズムが調子いい時などは、神様から「これは伝えてやらねばならない」ということがなければ、大吉を引くことで歓迎サインとするのかなと。
でも、しっかりと祈念して、境内で自分の事情を細かく伝えた場合…
一般的に神様のお声を聞ける、メッセージを言葉として受け取れる人は稀です。
願いをかなえるにしても、神様のお力だけではなく、本人も頑張ったり、行動を起こすことが必要ですので、そうすると一番確実に「言葉」を授けられるのは「おみくじ」という事情もありそうです。
その場合は、歓迎サインとしての『大吉』よりも、本人が将来的に幸せになるためのヒントやアドバイスが載っている『末吉』『吉』、時に『凶』『大凶』を優先されるのだと思います。
なので、『大吉』がその神社に歓迎されているサインなこともあれるけど、他の結果だとしても歓迎されていないわけではありません。
…それが『凶』『大凶』だとしても、「ちょっと強めに警告することで病気を防げる」のかもしれないし、「凶だけど恋愛のところの文章があなたの恋の成就に必要な事ですよ」というケースかもしれません。
「君は運勢悪いよ!もう最悪!残念だったね!」ということだけは絶対にないので、そこは安心してください。笑
『凶』『大凶』も、神様の愛情には変わりないのです。
まとめに
おみくじの『凶』が出てこちらにお越し下さったあなたさま、ご安心頂けましたか?
『凶』は引いた時点で神様からのご加護があります。
神様への崇敬を忘れずに、運を開いてくださいね♪