目次
<神社の基本データ>
御祭神:
中筒之男命(なかつつのおのみこと)
金山毘古紙・天照皇大神
表筒之男命・素戔嗚尊
ご利益:
禊祓(除災招福)、航海、漁業、
産業貿易、和歌の祖神
御朱印:なし
塩:なし
土:なし
水:なし
駐車場:なし
住所: 横須賀市久里浜8-29-1
電話番号:046-822-0208(本務神社 諏訪神社)
住吉神社(久里浜)について
創建
年代不詳。吾妻鏡・相模風土記、等により約千年前と想定されます。
ご由緒の看板より
久里浜の海沿いにある静かな神社です。
久里浜方面をドライブしていると、海の景色が続く中に濃い緑が存在感を放つ神社があります。
なかなか徒歩で行く場所ではないので、きちんと参拝したのは久しぶりでした。
三浦一族の水軍の船霊として信仰され、治承四年(1180年)、三浦義澄は、衣笠城落城の前夜に一族郎党を引連れ、栗濱大明神(現住吉神社)に祈願、山頂の松に幟を立て(旗掛の松)源頼朝と共に房州に渡る。
中略
文治元年(1185年)一月、源頼朝、政子と共に参詣。
建久六年(1196年)十月、北条五郎時連等が参詣。
横須賀の神社はほとんど源頼朝の痕跡があるので驚かないですが、奥様と一緒に1月に詣でているのは感慨深いというか。
思えばさらに千年さかのぼれば、ヤマトタケルが弟橘姫の犠牲をもって海を鎮め千葉に渡ったのも同じ海であり…
今はフェリーで40分の小粋な船旅が楽しめる東京湾も、様々なドラマを内包しているのですね。
頼朝は信心深く、恩恵を受けた神社仏閣にはお礼参りに行っているので、文治元年の参詣もそうだったのだろうなと。
江戸時代の火災で神社の歴史を知る資料が燃えてしまったようですが、場所と祈願される内容から住吉神社と称されている、長い歴史を持つ土着の神様なのかもしれません。
千年前の源頼朝が生きていた時代でその土地の名前(栗濱→久里浜)に大明神とついているわけですから、すでに信仰は篤かったと推察されます。
それ以前のどの時代に創建されたのかは不明でも、千年の時を持つ神様に力がないわけがありません。
現代では本当にひっそりと鎮座していますが、久里浜にいらした際には是非参拝してほしい神社です。
境内は清々しい…というのが第一印象。
いえ、第一印象は「虫がやばそう…虫よけ忘れたヤバイ」だったのですが(^^;)
神域に入ったら、蝉の声が聞こえども…不思議と煩わしい暑さを感じないというか、すごく居心地が良くて驚いたんです。
「神域に入ったら良い意味で空気が変わる」というのは、石室神社でも体験しました。
風が吹き込んで爽やかな感覚。
歓迎サインの一つと見ることもできますし、神域が高い波動を保持している証でもあるのかな。
あ、虫にも刺されませんでした!笑
ラッキーです!!
【神社仏閣】夏の参拝に虫除けは必須!!必ず携帯して肌を守ろう!選び方や使うタイミングについて
住吉神社の境内社
拝殿向かって左手に境内社が2つあります。
稲荷神社
お社の中にお稲荷様のお札がありました。
拝殿前で清々しさを堪能しているときに、クロアゲハがこちらの稲荷社上空から舞い降りてきたので、呼ばれたかな?と思い祝詞を奏上しました。
眷属もいらっしゃるんだろうか…
狐像がなかったので、奉納したら宿る場所が増えて喜んでくださるかもしれない。
商売繁盛・家内安全の御利益。
【神社仏閣の歓迎サイン】神社仏閣で遭遇する虫や動物たちは歓迎サイン!どんな意味がある?
幸神社
由緒書きによると猿田彦神を祀る『幸神社』だと思われます。
ちょっと自信ないのは、階段下に庚申塔がありまして…庚申塔も猿田彦神をお祭りしていることも多いので…
しっかりお社があるので、担当する神様はこちらに鎮座されていると思うのですが。
前述のクロアゲハはお稲荷さん上空から現れた後、こちらのお社を通って緑に消えたので、こちらでも祝詞を奏上。
ご挨拶させていただきました(*^^*)
ご利益は交通安全。
住吉神社で頂いた歓迎サイン
最初に清々しさと、風。
拝殿で祝詞を唱えている時、ザァッと風が吹いて気持ちよかったです。
紙垂も揺れていました。
次にクロアゲハ。
それからカラスもクロアゲハと同じような軌跡を描いて通り過ぎていきました。
あとは、歓迎サインとは違うのですが、ご由緒書きを読み終わった後謎のゾクゾク感が。
神社仏閣を参拝しているとたまにあるのですが、こう、肌が泡立つんです。
嫌な感じじゃないのと、歴史に思いをはせている時に多いので、前世のヒントだったりするのかなぁ?とも…
前に松尾大社でハレー彗星の話を見た時に感じたゾクゾクと同じ感じ。
何かしらの信号だと思うんですけども…不思議です。
【神社】醸造祖神 洛西総氏神 松尾大社 <服酒守><霊泉 亀の井><松風苑>他
住吉神社はフェリー乗り場の近く!
千葉の金谷港まで行ける『東京湾フェリー乗り場』入口すぐの場所にあります。
フェリーに乗らなくても、数年前にフェリーターミナル内に温泉施設ができましたので、そちらに行かれる際にも住吉神社は立ち寄りやすいですよ!!
【公式】漁師料理 よこすか・天然温泉海辺の湯 久里浜店(facebook)
住吉神社(久里浜)へのアクセス
徒歩なら京浜急行『久里浜』駅から徒歩20分。
海の方へ大通りをまーーーーっすぐ歩いていき、突き当りのカインズホームを右折。しばし歩くとフェリー乗り場、そのすぐ先にあります。
車で行くとすると『フェリー乗り場』か『くりはま花の国』の駐車場に停めるのが近いですが、それぞれ有料です。
温泉入ってゆっくりして神社も参拝するのが良いコースかなと思います('ω')ノ
まとめに
いかがでしたでしょうか。
かなりパワーを感じる神社ですが、日曜の昼間に行っても誰もいませんでしたので、神域の空気を独り占めできます!
とはいえ、きっと神様も賑やかな方が嬉しいでしょうから、是非参拝してほしいです。
フェリーの温泉は私の母は常連なのですが、私は行ったことがないので今度リサーチしてきますね!
都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)