
神社仏閣で、どこからかともなく良い香りがした…ということはありませんか?
花の香り。
お線香の香り。
樹木の香り。
甘い香り。
種類は様々ですが、「心地よい」と感じる香りを聖域で嗅ぎとったら、それは神仏からの歓迎サインです!
最近、懐かしい神社で不思議な体験をしましたので、ご紹介したいと思います。
『良い匂い』は神社の歓迎サインの一つ
神仏など、高次の存在は基本的に「良い匂い」がします。
私が今まで体験したのは『花の香り』『樹木の香り』『お線香の香り』です。
樹木の匂い
南伊豆の先端にある『石室神社』。
朝一番の参拝で、暑い夏の日でした。
道中でトカゲのお迎えが合ったり、見える景色がキラキラしていたりと、相性の良さは感じていました。
拝殿には早い時間のため誰もおらず…
足を踏み入れた時にふんわりと樹木の良い匂いに包まれました。
海がきれいで
御神鏡が朝日に輝いて
不思議と暑さを感じなくて
そして…すごく良い香りがする。
あの時の木の良い匂いが忘れられず、今思い出してもウットリします。
朝陽の…太陽光の熱で拝殿の木材が強く薫ったの…かな…?とその時は思ったのですが…
あの体験は数ある参拝履歴の中でもトップクラスの感動で、よく思い出します。
香りは脳の古い部分でキャッチする感覚なので、本能に訴えかけやすいと言いますが、今でもたまに思い出しては癒される、素晴らしい体験でした。
【神社】南伊豆 石室神社(いろうじんじゃ/いしむろじんじゃ)<熊野神社><千石船の帆柱>
花の匂い
神社の記事の方では書いていますが、短時間で二度参拝した時の、2回目にだけ花の香りがしたんです。
ジャスミン…に近い…ような…?
特定はできないけど、芳醇な甘い花の香りです。
不思議に思って周りを見渡すけど、それらしい花は咲いていない。
花だと思ったけど、お香???
と思って拝殿のまわりを観察しても、特に何もない。
本当に良い香りだったので、しばらく発生源を探っていましたがついぞわからず。
今思うと、参拝した時はちょうど転職活動をしていた時期で、その時受けた会社は確か落ちたんです。笑
でも、結果として今の会社で楽しく働けているので…
「(〇〇社に受かりたいという)願いはかなえられないけれど、大丈夫ですよ」
というような、励ましのメッセージだったのかもしれません(*'ω'*)
【神社】青山総鎮守 青山熊野神社<原宿から近い都心のパワースポット><外苑前>
高級なお線香の香り
どちらの神社だったかは忘れてしまいましたが、お線香の香りを感じたこともありました。
「高級な」とつけたのは、やけに良い香りだったからです。笑
とっさに「松栄堂のお香の匂いがする…?」と思い、神社仏閣だから拝殿の中で焚いているのかも?と思ったのですが、その時参拝していたのは、社務所がないような小さな神社。
自分以外に人もいない。
不思議だなと思いつつ、きっとそばに神様が来てくださっていたんだと信じています。
小さいころ通った神社
スピリチュアルの意識もなかった小さいころから、お正月に参拝している実家近くの神社があります。
先日、ものすごーーーーーく疲れていて、車で帰る途中、時間も深夜24時近くに、ふと思い出してその神社に立ち寄りました。
なんだか情けないような、不甲斐ないような…肉体的にも精神的にも疲れていたんです。
深夜ですから神様はいらっしゃらないかもしれないけど、なんだか無性に行きたくなって立ち寄りました。
時間は深夜。
到着すると当然、誰もおりませんでしたが、お社には夜間用のライトがついていました。
神様がいらっしゃらないとしてもご挨拶だけは…と、お社前に立ったら、不思議と良い匂いがします。
強い、心地の良い、木の匂い。
石室神社で感じた木の香りに近かったです。
今年のお正月以来だけど、いつもこんなに薫らないよな???社殿が新しいわけでもないはずだけど???
と、不思議に思いながらご挨拶をして、「深夜にすいません、参拝できて嬉しいです。少し疲れていて気持ちもふさいでいましたが、懐かしい気持ちで元気をいただきました。ありがとうございます。」と祈念、最後に礼をしたら…
顔を上げた瞬間に、なんだかグググーっと泣けてきてしまって。
良い大人なのに。苦笑
慰めてくださったのかなと漠然と感じ取れたといいますが、涙の効果なのかはわからないけど凄くスッキリしたんです。
「目をかけてもらえるようになる」というのはこういうことなのかなと…
神様からの愛情を実感できた出来事でした。
馴染みの神社、行きつけの神社とは
飲み屋さんみたいですが、神社仏閣も色々と通っていると「行きつけ」「馴染み」の場所が増えます。
日常生活の中で出かけられる範囲はそれほど大きくなく、自宅から20km圏内にある神社仏閣は、やっぱり参拝する頻度が高いです。
ちゃんと数えたことはないのですが、一般的には一見さんだけでなく、数回通っている神社仏閣があれば「馴染み」と言えるのではないでしょうか?
神様も何度も通っていると目をかけてくださるのか、こちらの魂が神域に波長を合わせやすくなるのか、強く癒されるように思います。
「目をかけてもらえる=縁をいただく」ということはあるようです。
まとめに
いかがでしたでしょうか?
今回実体験として御紹介した『樹木の香り』『花の香り』『お線香の香り』の他にも、『甘い香り』『よくわからないけど好きな香り』として体験した話は多く聞きます。
神社仏閣で良い香りを感じたら、その時は神仏や眷属など高次の存在がそばにいるのかもしれません(*^^*)
あなたは小さいころに通っていた、もしくは何度か訪れたことのある印象の強い神社はありますか?
大人になると簡単に弱音を吐いたり、甘えたりできなくなりますが、神様は受け止めてくださいます。
童心に戻って、懐かしい神社で神様に支えていただくと凄く癒されます!
思い浮かんだ神社には、時間を作って参拝してください。きっと歓迎してくださいます。
あ、今回1例として深夜に参拝したケースをあげましたが、基本的に夕方の4時以降は神様はいらっしゃらないことが多いです。
(といいますか、基本的にはいらっしゃらない)
できれば早朝から夕方4時までの時間に参拝することをお勧めいたします。
都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)