ウズラボイス

『何もしない』は必要だと認めることから。成果を出すためにこそ『何もしない日』を作りたい。

time 2017/06/19

『何もしない』は必要だと認めることから。成果を出すためにこそ『何もしない日』を作りたい。

「何もしない日」はどうにも罪悪感を覚えてしまう。
「何もしない」でいると焦りが消えない。
今日も「何もできなかった」と自分を責めている。

そんな経験がありませんか?

確かに「前向き」で「生産的」で「効率良く」成果を求めたいもの。
意欲は大切ですし、人生を生き急ぐのもまた一興。

しかし、それが強迫観念になるのはもったいないのです。
楽しいからやりたい。
目標を達成したいから頑張りたい。

この「意欲」と「休息」が上手に取れない方が増えているように思います。

sponsored link

『何もしない』に感じる罪悪感

美徳の一つに『規律正しい』というものがあり、日本ではことさら重用される概念です。

時間を守る。
早寝早起きをする。
毎日3食決まった時間に食べる。
使ったものは元に戻す。
礼儀をわきまえる。

など、「社会人として」「大人として」「立派な人間として」備えてなければならない気質。
なかなか完璧には出来ないし、だからこそ人間味が出てくるというものです。

でもどこかで…ちゃんとしなくてはいけない。
立派な人間でなくてはいけない。
そういう思いが募ってくる。

そうすると努力は「当たり前」で、分単位でスケジュールをきっちり決めて、空白があるとサボってるように感じてしまう。
たくさん頑張ってるのに、誰よりも自分が自分を追いつめている。
「何もしない」を責めたくなる気持ちには、そんな背景があるようです。

真面目な人ほどそういった傾向が強く、時には思い詰めすぎて鬱になってしまうことも。
最低限必要な精神性ではありますが、まずは自分の中での「きちんとしなきゃ」の大きさを認めることがスタート地点です。

『何もしない』の必要性

どんな超人でも休息は必要です。

頑張りすぎて擦り切れちゃって、結果として鬱を発症してしまうと、脳が強制的にスイッチを切るために「何もできない」状態になります。
そして回復のために眠ることが重要になる。

ひたすらこんこんと眠りつづけることで機能は回復していきます。

鬱は重度ですが、日々、健康な人でも軽度な精神消耗をしています。
だからこそ、定期的に「何もしない」時間を作って、脳を休ませてあげる必要があるんです。

日本人同様に生真面目な国民性のドイツの方は、「休息も義務」としてきっちり休みに向き合うようですが、合理的ですよね。
どうしても頑張っちゃう性質の人は、この「休息は義務」をスローガンにしましょう。

また、ご飯をひたすら詰め込んでも胃がパンクするだけで身体に悪いとうに、脳もたまに「消化」させてあげなければなりません。

睡眠中も脳の情報処理はされていますが、起きているときもボーッと安静にしているときにはデフォルトモードネットワークといって、脳の情報処理が進みます。
意識して整理する必要はないんです。
人間の不思議なところで、無意識の中で整理整頓される情報もたっくさんあります。

情報を、知識という頭の栄養に換える時間。
世界的に著名な経営者やスター達が「瞑想」を好むのも、この作用を最大限に引き出しているのですね。

『何もしない』の効果

先述の『デフォルトモードネットワーク』は、「引き寄せの法則」の一端でもあります。
無意識・潜在意識の力は強く、意図しない場面でも働いている優秀なサポーターです。
サポーターというか、主(自分)にもあずかり知らぬところで多大な功績をあげている隠密…ニンジャのような存在ですね。笑

何もしないでボーっとしている時間に『デフォルトモードネットワーク』という、普段とは違う脳の回路が活性化しているというのは、近年脳科学の分野で明らかになったこと。

他にも『RAS機能』『認知バイアス』など無意識の影響力の大きさはとても注目されています。

自分で意思決定をしているようでも、実際には積み重なった過去の経験から自動選択に任せ切っているのが現実です。

だから普段から意識に上げる思考が、

「善より」「明るいイメージ」(幸福/賞賛/好意/喜び/慈愛/感動/好奇心/期待etc.)

の比率が多い方が明るい未来が拓けていき成功しやすいですし、逆に

「悪より」「暗いイメージ」(不平/不満/愚痴/文句/悪口/批判etc.)

ばかりだと…満足のいかない人生にエスカレーター式に連れて行かれてしまうのですね。

ここで大切なのは、「コマメに自分の意志を自分で方向づけること」だと考えます。
本を読む間に手を止めて思索にふけったり、一人になる時間を作って心の整理をする。

自分の在り方を思索する時間を設ける。
イコールぼーっとする習慣を意識的に作ることで、望まない人生への自動操縦を食い止め、正しい方向へ導くことができるでしょう。

とはいえ、不平不満はいけないもの!と斬り捨てると人間味がありません。
それがまた自分を責める要素になったら本末転倒なのです。
ストレスは受けるもの。人間らしく上手に付き合うのがみそですヨ。

『何もしない』の効果を上げるコツ

テレビをつけるのはやめておきましょう。
「何もしない」の無意識への効果は、内側に向かうことで発揮します。
テレビなど微妙に新しく情報が入ってきてしまうと、いつまでも内側に意識が向きません。

さきほど食事に例えましたが、テレビをボーッと見ているのは「だらだら食い」同様の悪習慣。

脳はほとんど動いてないのにだらだらと特に意味もない情報が入ってきて、落ち着かないし内省の作業にも入らないしで、脳みその能力ががくがく落ちていきます。
視覚からの情報は威力が大きいですから…他人発信の意図に染められてしまいます。

CMにしろニュースにしろ番組にしろ、何かしらの「意図」(だいたい権益者側が得するような、ある意味で洗脳情報)を送っているものですので、TVは本当に他人を操作する格好のシステムです。
正直、怖いですよ。

もちろん、好きなものを興味を持てみている場合は別。
映画やドラマは自分の理想とマッチする場合は良い効果が期待できます。
ただしそれは情報のインプット。
「何もしない」効果とは別物です。笑

できるだけ雑音がない(もしくは適度な雑踏の音など環境音程度)快適良好な環境で。

そう、突き詰めると『瞑想』なんですよね。

何も考えないのもいい。
浮かんでくる単語やシーンから連想してもOK。

とにかく否定しないこと。
否定の気持ち、拒絶感が出たときには「なぜ?」と静かに自問自答できるといいですね。

「怒り」「嫉妬」なら自分が傷ついたポイントがなかったか?
自分の心を守るために頑なになってた部分はなに?
本当はやりたいのに我慢していること。なにか方法はないかな?

自分の本当の望みや目標は何のか。
気付けたら、現実に変化が表れてきます。

まとめに

友人知人に私のざっくりしたイメージを聞くと「行動力がある」「前向き」「元気」など評されることが多いのですが、実際のところどうでしょうか。

遡れば高校生の時から、お休みにはひたすら眠りつづけるようなインドアな部分もあるんです。
でも逆に、動くときは突拍子もなく遠出をしたり、無駄に元気に動いている。

基本的には「元気に動き回っている」私しか人目に触れることがないため、私の印象は『元気で行動力がある』になります。

どちらも自分らしいと思っていて、両方必要なこと。

人によって「動」と「静」のバランス比重や質は違います。

いつもアクティブなあの人のように毎日動けなくても。
あなたの「静」の時間を怠惰だとなじる人がいても。
ちょっと天然なあのこがおっとりのんびりとしていても。
意外と天才・多才な人の方が、ぼーっとしてる時間が長かったりもします。
たまにぼーっとするもよし。
どうしてもぼーっとする時間が苦痛なら『瞑想』と高尚な名前を付けて自分を納得させるもよし。

まぁ、苦痛なら動いちゃえばいいのです。
眠気と一緒で、そのうち1人で考える時間が欲しくなるものです。それがサイン。

みんなそれぞれのペースがある。
自分を形作る「自分を持つ時間」は必要なものなんだと認めてあげてくださいね。

sponsored link

down

コメントする




REINA

REINA

REINAと申します。 趣味はパワースポット巡りと開運効果検証。ラーメン好き。猫大好き。嗜む程度にオタク。 [詳細]



sponsored link