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初夏になると、忙しそうに飛び回るツバメを見かけます。
駅や軒先など、人の通りが多い場所に巣を作り、せっせと子育てをしている姿が印象的です。
ツバメは幸運を運ぶ鳥として知られており、「燕が巣を作る家は栄える」といった良い意味があります。
今回は、そんなツバメモチーフの開運効果を改めてまとめてみました。
日本で燕は縁起の良い鳥
燕は幸運を運ぶ
春ごろに日本に飛来し、秋ごろに去っていくツバメ。
ツバメは農業にとっての害虫を餌にする益鳥です。
作物を荒らす悪い虫を、食べ盛りの雛たちのためにせっせと巣に運びます。
そのため、ツバメを見かけると「縁起が良い」「幸運を運んでいる」と言われるようになりました。
幸運を運んでいるというのは、「害虫を運んで駆除している」のが由来というわけです。
また、ツバメは子だくさんで、しっかり育てきって去っていく様子から、『子宝に恵まれる』『家庭円満』という意味も持ちます。
燕が巣をつくると縁起がいい理由
「燕が軒先に巣をつくると縁起がいい」「燕が巣をつくる店は繁盛する」といった言い伝えは、燕の習性に基づいています。
燕が巣をつくる場所には、以下の特徴があります。
- ある程度人が出入りしている
- 環境が良い
燕は、人が通る場所を選び、子育て中の雛を脅かすカラスなどが近寄らないようにします。
つまり、燕は人間を監視役として利用しているのです。
また、ツバメは風通しが良く、湿度が適度な場所を好みます。
風通しの良い場所は風水的にも栄える場所とされています。
さらに、巣を壊すような暴力的な人がいない場所を選ぶため、ツバメの巣がある場所の付近には「優しい人」が住んでいると推測できます。
つまり、ツバメが巣をつくる場所は、往来が多く、風通しが良い、住んでいる人の人柄が良い場所です。
栄える理由も納得ですね！
燕が先か繁栄が先かはわかりませんが、実際に「燕が巣をつくる場所は栄える」というのは、なかなか現実的な判断基準と言えるでしょう。
ヨーロッパのツバメは「天災除け」の意味を持つ
Swallow ツバメ
地域：ドイツほか
ご利益：天災除け良い知らせをもたらす「神様の鳥」
巣をつくると火災や落雷を防ぎ、幸運を運んでくれます。
ツバメが頭の上で三度まわったときに掛けた願い事はかないます。
あなたが独身で、ツバメがつがいなら、その年に結婚するでしょう。『世界のラッキーアイテム』より引用
ツバメは渡り鳥で、日本では春から夏の温かい時期に見られ、寒い季節には東南アジアに渡ります。
ヨーロッパでも、夏の間は北部で過ごし、寒い時期にはアフリカに渡ります。
このように、居心地の良い時期や場所にこだわるツバメの習性が、「良い知らせ」や「幸運」を運ぶとされる理由です。
ヨーロッパでは、ツバメが「火災」や「落雷」などの天災を防ぐというご利益があります。
これも、ツバメが安全な場所に巣を作るという能力から伝わるご利益でしょう。
ツバメは風水の分類では『四緑木星』に属します
九星気学において、ツバメは「四緑木星」の象意を持ちます。
四緑木星は、通信、交通、信用などを司る方位で、「縁結び」や「縁愛運アップ」の効果があるとされています。
- 幸運を運ぶ
- 遠方を移動する
- 居心地の良い場所を選ぶ
これらのツバメの特徴は、四緑木星のエネルギーを強化するモチーフとしてぴったりです。
四緑木星の恋愛運は、関係を整え「結婚」に繋げるパワーを持ちます。
ヨーロッパのジンクスによれば、ツバメがつがいで頭の上を三回飛ぶと結婚するという言い伝えもあり、ツバメは結婚運を上げたい人にもおすすめのラッキーモチーフです！
結婚運に関してはイチゴモチーフもおすすめです。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
【ﾗｯｷｰﾓﾁｰﾌ】赤くてかわいい「苺」はどんな開運効果がある？イチゴモチーフの意味は？
さらに、四緑木星は「商売運アップ」の効果も持ちます。
ビジネスにおいても、ご縁と信用は重要です。
長続きする顧客や取引先との良好な関係をバックアップしてくれるのが、四緑木星の効果です。
四緑木星は、他にも「バカンス」や「流行」といった象意があり、七赤金星と並んで喜び事を担う方角です。
ツバメモチーフを活用することで、積極的に開運効果を上げることができるでしょう。
まとめに
ツバメは、その美しい姿と習性から、幸運や繁栄を運ぶシンボルです。
四緑木星との関係からも、ツバメは恋愛運や商売運を高める力を持つと考えられます。
ツバメが巣を作る場所が繁栄する理由や、ヨーロッパでの「天災除け」としてのご利益も、その習性に由来しています。
ぜひツバメのモチーフを取り入れて、幸運や良い運気を引き寄せてみてくださいね！
