目次
<袋田の滝基本情報>
入場料:
大人 300円 子供 150円
駐車場:有
住所:
〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田3−19
問い合わせ先:
大子町観光協会 TEL:0295-72-0285
袋田観瀑施設管理事務所 TEL:0295-72-4036
大子町観光商工課 TEL:0295-72-1138
時間:
5月〜10月 / 8:00~18:00
11月 / 8:00~17:00
12月~4月 / 9:00~17:00
公式HP:【公式】大子町観光協会 国名勝・袋田の滝
袋田の滝
<袋田の滝>
この滝は別名「四度の滝」とも呼ばれています。
西行法師がこの滝を見て感嘆し、「これは四季に一度ずつ来て見なければ真の風趣は極められない」といって、季節の移るたびに訪れたと伝えられています。<日本の滝百選>
森と水と山の国日本にはいたるところに名瀑があります。
深緑の断崖から落下する純白の滝を、先人たちは「神」とあがめ、かけがえのないふるさとの遺産として残してくれました。その清く尊い御地の滝が、全国から公募した「日本の滝百選」の一つに選ばれました。
美しい日本の自然を象徴するこの名瀑が、いつまでも涸れることなく、子孫に継承されるよう祈念いたします。
現地の看板より引用
袋田の滝は日本の滝百選に選ばれている名瀑。
入場料は、
大人:300円
子供:150円
団体になると大人200円、子供100円と50円引きになるようです。
小学生未満は入場無料。
袋田の滝の全景が見れる第一観瀑台と、間近で飛沫を浴びられる第二観瀑台があります。
第一観瀑台はエレベーターでギューンと上がって、高い所から見られます。
北茨城の神社を巡っている中で、タイミングが合い行ってきました!
元々予定していたわけではなく、道すがら時間に余裕があったので観光に行った…という経緯なのですが、納得の観光名所であり、そして、とても開運度の高いパワースポットでした!
「滝」は北東、八白土星の象意です。
北東吉方の目的地としてもバッチリ。
関東からだと袋田の滝が北東になる人も多いと思うので、おすすめです!
袋田の滝の仏様
袋田の滝は、観瀑台に向かうトンネルの途中に2か所、仏様がいらっしゃいます。
胎内観音
袋田の滝胎内観音縁起
悠久万億年の太古より、織りなせる天然景観のいのち、春は花、夏翠緑に、秋もみじ、冬雪さゆる大自然の心である。
有情非情一切の生命は、みほとけの大いなる力である。大日経にもとづく、胎蔵界曼荼羅に具現された五如来及び、普現、文殊、弥勒、観音の四菩薩の九尊、別して衆生縁、ことのほか深い観世音菩薩の功徳は、広大無辺である。
観音経にも、衆生困厄せられ無量の苦身にせまるとも観音の妙智力は、能く世間の苦を救いたもうと示されている。ここに岩を穿ち山を貫いて観瀑の路を通ずるにあたり、この大いなる母なる大地の胎内に、大慈大悲の観世音を安置せんと再三協議を重ね、斯界の権威日展評議員、幹事 後藤清一翁労作になる観音妙化の真法身を現成し、大方四来有縁の信男信女の所願成就を祈願し、国土昇平万民富楽願い自他平等の利益を円満せんことを。
至嘱至祷
昭和五十五年二月十三日 開眼法供養の吉辰
現地の看板より引用
写真がへたくそ選手権ですいません。
おしゃれな紹介映像の奥に、観音様の像が安置されています。
日本でも有数の名瀑である袋田の滝、その山の中に安置されている観音様。
看板にあるように「岩を穿ち山を貫いた」トンネル内です。
エネルギーの反響、密集も期待できますし、昭和五十五年はスピリチュアル界では最近ですが、開眼法供養もされ仏様への道がしっかり繋がっているのではないでしょうか。
四度瀧不動尊
袋田の滝のトンネルは近代的というか、青い照明で近代的というかオッシャレーな感じですが、四度瀧不動尊は良い感じに歴史を感じる佇まいです。
千社札もめいっぱい貼ってあるので、江戸時代にはあったお社ではないかと…
移築したのでしょうか。
瀧のそばには不動明王が祀られていることが多いですね。
不動明王は修験者を守る役割もあります。
滝行など修行の場になることが多いので不動明王なんでしょう。
私も地元横須賀の『豊川稲荷 横須賀別院』でも、昔滝があった場所に安置されていたというお不動さんがいらっしゃいます。
瀧のそばのお不動さんは、滝のパワーが注がれるのでお強いといいます。
胎内観音様同様、名瀑袋田の滝のパワフルな力に加え、山のパワーも加わるので、こちらのお不動さんもかなりお強いのでは…
こちらは説明書き無いので詳細不明ですが、歴史を感じるお社は必見です!
四度瀧不動尊向かってすぐ右手が第二観瀑台です。
お社の前に立っていても滝の轟々とした音が聞こえてきます。
【仏閣】神奈川県横須賀市『豊川稲荷 横須賀別院』<徳寿院><成田山不動尊>
月居山ハイキングコース
月居山。「つきおれやま」と読みます。
袋田の滝のトンネル途中、第二観瀑台の手前に吊り橋がありまして、こちらを渡ると月居山の登山コースがあります。
急峻な階段です。
この先、月居山登山コース
生瀬瀧展望台まで約20分
険しい階段(473段)が続きます。
生瀬瀧展望台分岐点から月居山山頂まで約40分
険しい階段及び急傾斜が続きます。入山される方はご注意ください
【大子町役場観光商工課】
階段を上り始めすぐにこのような警告文が出てます。
これとは別に、入山の際はGPSをONに!!という警告も。
無理はしない主義なんですけども…
今回は「行こう!!時間はある!!」と謎のやる気を発揮して登ってきました。
最初は画像のような、鉄の急な階段が続くのですが…
途中から幅の狭い石段になり、土を踏みしめ、木の根っこを潜るような階段になります。
ある程度キツイのは覚悟していましたが、いやもう、本当にきっつかった!!笑
ハイキングコースじゃないです。
登山コースです。
山頂まで誰にも会わず、小雨で視界がけぶって異世界のようで、ちょっと怖かったです…。
お覚悟して登ればちょうどよい登山コースでしょうが、袋田の滝を見に来たついでに登ってみようかな?だと予想よりしんどいと思います。
それでも上り始めてから元の場所に戻るまで、1時間半くらいでしょうか。
普段から運動してる人には余裕なのかも。
月居観音堂
月居山の山頂付近に『月居観音堂』があります。
月居観音
正しくは月居山光明寺観音堂といいます。
宗派は天台宗で大同二年(807年)に建てられたといわれています。
このお堂の中には運慶の作と伝えられる高さ6尺(約1.8m)の聖観世音菩薩が安置されています。
永保三年(1083年)源義家が奥州征伐の時、このお堂の中に一夜おこもりして戦勝を祈願したと伝えられています。山の看板より引用
茨城県の旅は水戸黄門(徳川光圀)と、こちらの源頼家(八幡太郎)の名前をよく見かけます。
この日の朝に訪れた『大中神社』も源頼家が戦勝を祈願したと伝わっていました。
…そういえば大中神社の創建も大同二年でしたね。
【神社】茨城県常陸太田市『大中神社(おおなかじんじゃ)』<大中厳島神社><八幡太郎>
今少し調べてみたら、大同二年は神社仏閣の建立が多い年なのだとか。
弘法大使=空海が生きた時代、大同元年に唐から帰国しています。
遣唐使が仏教のあれこれを持ち帰ったことで、寺社への関心が高まったのかな。
今回お堂の内部の写真を撮っているのですが、普段は扉が閉まっているのかもしれません。
というのも、こちらの訪れたのが6月23日なんですが、なんと6月23日は年に1度の秘仏公開の日なんだそうです。
秘仏公開には間に合っていないのですが、お堂を閉める直前にたまたま居合わせた、という…
その流れで山伏さんが鐘楼を突く場面も見ることが出来ました(*^^*)
すごいラッキーです!!
日時も分かったので、いつかちゃんと準備して秘仏公開も参加したいです。
親切に色々教えて下さった方みなさま、ちゃんと登山装備でしたので、準備はちゃんとしてこようと思います。
割と軽率に山に入ることは有れど、無理な登山はあまりしないんですけども、これは呼んでいただいたのかな。
得るものが多い参拝でした。
【神社仏閣の歓迎サイン】神社仏閣で結婚式やご祈祷に遭遇した時のスピリチュアルメッセージ
袋田の滝のアクセスと駐車場
<電車・バスでのアクセス>
JR水郡線「袋田駅」よりバス約10分「滝本」下車徒歩約10分
JR水郡線「常陸大子駅」よりバス約15分「滝本」下車徒歩約10分
JR水郡線「袋田駅」よりタクシー約10分
JR水郡線「袋田駅」より徒歩約40分<車でのアクセス>
常磐自動車道「那珂IC」より約50分
東北自動車道「宇都宮IC」より約1時間30分
東北自動車道「矢板IC」より約1時間20分
茨城空港より約1時間50分<駐車場>
町営無料第一駐車場 50台(滝まで約1.2㎞)
町営無料第二駐車場 220台(滝まで約1.4㎞)
民間有料駐車場 約700台大子町観光案内HPより引用
滝に一番近いのは民間有料駐車場。
奥まで行くと「P」を持って案内している人がいるのですぐわかります。笑
それとは別に、無料駐車場もあります。
ただし1km歩くので、散策がてら歩くのを楽しみましょう。
まとめに
日本三名瀑にも選ばれる袋田の滝。
自然のパワー漲る大迫力の滝はもちろんですが、パワースポットとしてもおすすめの観光地です!
月居山の登山コースも、体力に余裕があればぜひ登ってみてください!!
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