【神社】茨城県常陸太田市『大中神社(おおなかじんじゃ)』<大中厳島神社><八幡太郎>

<大中神社の基本データ>

御祭神:
大巳貴神 = 大国様・少彦名神 = 恵比寿様

ご利益:
商売繁盛・夫婦和合・縁結びの神

御朱印:有

塩:なし

土:なし

水:なし

駐車場:ないけど停められる

住所:
〒311-0505 茨城県常陸太田市大中町1706

電話番号:0294-82-2345

社務所の時間:
9時〜16時(授与所)※外出時は無人対応

公式HP:【公式】大中神社

大中神社について

大中神社の本殿

由緒沿革

大同二年十一月十五日創建。
後、八幡太郎 源義家公 奥羽追討の時、館籠地(たてこもりち)宇小森に「大宮大明神」を建立し、戦勝を祈願したという。
その後、佐竹公の崇敬厚く館の台に奉祀した。
応永元年炎上後、正長元年滝沢山に遷座した。
その後、水戸藩主 徳川光圀公の命により元禄十三年三月、宇宿西(現在地)に曳社し、里川・徳田・小妻・小中・大中・折橋・小菅・大菅・黒坂、以上旧九ヶ村の総社となした。

明治六年四月一日、旧大仲村々社に列格「大宮大明神」を大中神社と改称した。
同四十年四月一日、第一七八号供進指定。

昭和二十七年六月十二日、宗教法人設立、現在に至る。

大中神社の由緒書きより引用

常陸太田、この付近の総鎮守という『大中神社』です。
読み方は「おおなかじんじゃ」。

背後にそびえる山は男体山。

山の中ですが、大きな十字路の近くで、大通りから一の鳥居が見え、気になって参拝してきました!

大己貴命と少彦名命。
建国に尽力した神話の神様です。

神仏習合で、大黒様&恵比須様と同一視されています。

名コンビとして一緒に祀られている神社は多いです。

大己貴命は、大国主命の別名もあり、出雲大社の御祭神でもあります。
出雲大社といえば縁結びで有名ですね!

こちらの大中神社でもご利益に「縁結び・夫婦和合」がありますが、付近一帯の総社ということなので、幅広く祈願を聞いて下さると思います。

境内にはスッと真っすぐ天に伸びる大きな木がたくさんありました。
大同2年は807年。1000年超えの古社です。

大中厳島神社

大中神社の大中厳島神社

大中神社は、境内社が多いのですが、厳島神社も。
本殿の右奥に、ひょうたん状の池があり、赤い欄干の小さな橋、その奥にお社があります。

雨の日だったので池は濁っていましたが、白い鯉が泳いでました(*^^*)

大中厳島神社の銭洗場

大中厳島神社では銭洗が出来ます!
さるも用意されているので、代表のお金を洗って、金運の垢を落としましょう◎

<銭洗の作法>

①洗うお金を準備してざるにいれる
②御神前にお賽銭を納め、厳島神社の前で一礼
③水が出ていない場合裏側のレバーを少し回します
④お金を水に浸し念じて一呼吸置いて出します
⑤洗ったお金を神前に捧げお参りします
⑥ざるからお金を取り持ち帰ります。

お金には様々な邪念が取り付いています。
その邪念を神前で洗い清め、願い主の手で流通させることで「金は天下の回りもの」として増えて帰ってくると言われています。

大中厳島神社の看板より引用

どうも金運とは、金運の脈がパイプのように自身と外界と繋がっているようです。
お金はとても有用な道具ですが、我欲の妄執がまとわりつきやすいもの。
そういった「邪念」「お金の垢」は、金運パイプの内側にこびりついて、金運の流れを悪くしてしまうみたいです。

動脈硬化ではないですが、邪念を取り除くことで金運の巡りが良くなり、たくさんの金運が流れ込むようになる…というシステムみたいです。

お金を巡らせる…たくさん得て、たくさん使うことで流れが安定するので、いかに生き金を使うかが金運を左右するのですね。

お金に執着したり、使う時に渋々出したり、もしくは誰かの邪念が一緒に流れてきたり。
そうして日々溜まっていく邪念を落とすのが銭洗いです。

とはいえ、なかなか銭洗ができる場所って限られますので、大中神社は貴重なスポットです!

【神社】神奈川県鎌倉市『銭洗弁財天 宇賀福神社』<鎌倉の銭洗い弁天><龍神水おみくじ>

大中神社の御朱印

大中神社の御朱印

御朱印の初穂料は300円です。

画像は、書置きの仕様だと思われます。
もしかしたら、普段は神職さんがいらっしゃらないことも多いのかも。
その場合は、初穂料を箱に入れて御朱印を持ち帰るのかな。

ご厚意でその場で御朱印帳に書いていただいたのですが、書いていただく場合は…

・朱印
・「元九ヶ村総鎮守大宮大明神」
・恵比寿様&大黒様の絵

の上に、神社名を墨書きするスタイルでした!

大中神社でのスピリチュアルサイン

大中神社の本殿

前日に前の大通りを通った時に鳥居を見つけ、気になっていた大中神社。
近くの旅館に泊まっていまして、早起きしたので、朝食前に確認しておこうと参拝しました。

小雨が降る中、木立に囲まれているのであまり濡れないかなと傘をささずに見て回っていたのですが、そのうちに神職さんがいらっしゃいまして。

朝一番の太鼓と、祝詞の奏上。
そこに居合わせることが出来ました。

太古の音は邪気を落とす振動が含まれているので、神社仏閣で聞けたらラッキーです!

【神社仏閣の歓迎サイン】神社仏閣で『音』を聞くのは歓迎のサインです!神楽や太鼓の他にも色々

また、神職さんがとても親切な方で、まだ社務所を開ける時間ではないだろうに、御朱印も対応してくださいました。
一般的な社務所が空く時間の、9時以降に改めてきますとお伝えしたのですが、「大丈夫ですよ」と書いてくださいました。

親切にしていただく機会も、聖域では歓迎サインのひとつです。

【神社仏閣の歓迎サイン】聖域での人との交流、挨拶や親切を受けたらそれは歓迎サインです!

大中神社へのアクセスと駐車場

大中神社前のスペース

最寄りバス停・駅:

バス停 大中郵便局前(徒歩5分)
常陸太田駅(自動車で30分)

自動車での行き方:

常陸太田駅から自動車で国道349号線を福島方面へ約25km。
里美中学校前の信号を左斜めに入り約1km。
左手あるに大中郵便局の次の左折。

一之鳥居をくぐり、突き当りが大中神社です。

大中神社HPより引用

駐車場はないそうですが、神職さんにお聞きしたら、「神社前の広くなってるスペースに停めて大丈夫ですよ」とのことでした。

画像のように道が幅広になっているので、通行の邪魔にならないように参拝の間だけ車を停めていいそうです。

お正月など、イベント時には混みあうこともあるかもしれません。
その際は交通整理がされるでしょうから、現地の案内に従ってくださいね。

まとめに

大中神社の苔

重厚な山の気配がする大中神社。
足元も苔がフカフカしていて、神秘的な神社でした!

今回ご縁あって参拝させていただいたので、また東北方面を巡ることがあれば立ち寄りたいなと思います。

関東から見て北東になりまして、車で行ける範囲に『袋田の滝』もあります。
「山」「滝」、北東もしくは八白土星回座の吉方位で行くのに抜群に良いロケーションなので、開運旅行にもおすすめですよ!

都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)

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