【雑記】正しい情報は本にある。現代に求められるファクトチェックと読書のこと

なぜ今、「正しい情報を得る手段」として読書が注目されているのでしょうか?

テレビなどの既存のメディアはもちろんのこと、SNSでもリアルタイムの情報が大量に流れ込み、日々、受け取る情報量は膨れ上がるばかり。

疑問があればGoogleで検索したり、最近ではAIを活用する人も多いのではないでしょうか?

テレビ、SNS、AI。
これらから発信される情報は、簡単かつ迅速に手に入りますが、必ずしも「正しい」か?
真偽が少し疑わしいものも、中にはあります。

そこで、『ファクトチェック』が必要になるわけですが、ファクトチェックの方法として、確実なのが読書だと思うのです。

ファクトチェックとは?日本の現状と、個人ができる方法

インターネットに溢れるたくさんの情報たちのイメージ

総務省の2022年調査によれば、日本はファクトチェックの認知度が対象国中で最も低い(46.5%)。

総務省「ファクトチェックの推進」より引用

ファクトチェックとは、「インターネット上の真偽不確かな偽・誤情報に対して、情報の真偽を検証する活動」です。

引用した通り、総務省の調査(2022年)によれば、日本はファクトチェックの認知度が対象国中最下位。

日本は諸外国と比べて、ファクトチェックの意識は低めなようです。

日本はネット環境も整い、インターネットを通じで情報にアクセスする機会も多いことを考えると、よくない傾向ですよね。

ちなみに総務省のHPでは、後にこんな文章がありまして。

我が国では、新聞や放送などの取材により組織的な情報編集・発信を行うマスメディアが他国と比べて機能しており、国民が情報を判断するための情報源が存在していることにより、ファクトチェック機関の必要性が国民から強く求められていなかったことが挙げられる。

総務省「ファクトチェックの推進」より引用

正直に申し上げて、新聞や放送こそファクトチェックが必要なのではないかと私は思うのですが。

切り取り、恣意的な情報が多いので、新聞も放送(まさかテレビ???)も鵜呑みにはできません。
個人が自由に発信しているSNSやユーチューブなどは、さらに注意したいものです。

受け取り手には、一次情報の確認や文脈の理解、複数の情報源を照合するなどの、高度な情報リテラシーが求められます。

なぜ『本』がファクトチェックの正しい情報源として信頼できるのか

ファクトチェックに欠かせない本の存在のイメージ

ファクトチェックの重要性を再確認したら、次は「何でファクトチェックを進めるのか」ですね。

私はここで『本』が最適解だと考えているんです。

本は、その道の専門家が、責任をもって監修し書き上げられています。
さらには、編集や校正など、厳格なフィルターを通してブラッシュアップされたもの。

そして、本の中には参考文献が記載されていることがありますが、その数は1冊や2冊ではなく、時に何十冊も羅列されていることもあります。

真偽に対して、これほど誠実なメディアは他にあるでしょうか。

本とは、まさに叡智の結晶。
積極的に情報源にしていきたいものです。

読書を使った私のファクトチェック実践法

充実した読書の時間のイメージ

真偽については完全に信頼できないとはいえ、私はSNSが大好きです。
AIも頻繁に活用しています。

好奇心の刺激に、石混交の膨大な情報も良いものです。

ただし、すぐに知識として受け入れず、「そういう情報があるんだな」と、ひとまず頭に置いておくことを心がけています。

その後、関連するジャンルの本を2~3冊読んで、正しい知識としてインプットする。

お財布に余裕があれば、できれば購入したいところですが…
本も昔と比べて値上がりしていまして…

図書館を活用するのがいちばんコスパいいですね!

脳の仕組み的には、購入した方が身につくんですけども、ファクトチェックのたびに何冊も本を買っていたら破産してしまいますので。

でも、本当に胸に響いたもの、何度も読み返したいものは、なるべく本を購入するようにしています!

旅先で本屋さんに寄るのも好き。
インスピレーションがわくような気がするんですよね。

 

特に占いや風水に関しては増えていく一方です。
長く興味があるジャンルなら、後々に関連することをひらめいたり、確認したくなったりするので。

知りたいときにすぐ手に取れるのは、やっぱり魅力ですね。

いつか書斎のある家に住みたいと夢見ています(*^^*)

私は紙の本派ですが、持ち歩きやすさを考えると、Kindleって魅力的ですよね。
今は本棚にも限りがあるし、収納の件で相当な数の漫画の購入を自制してるので、いい加減購入した方がいいかもしれない。

ちなみに、今気になってるのはこちらです:

読書で情報に流されない、自分の判断軸を持つ

本で知識を積み上げるイメージ

情報は、使い方次第です。
正しい知識なら、頭の片隅にあるだけでとても役に立ちます。

時に閃きをもたらしてくれたり、怪しい情報に触れても、自分自身で真偽や正邪を判断することができるようになる。

ですが、そのためには「正しい」情報が蓄積されていることが重要。

真偽不明の怪しい情報では、何の武器にもなりません。

騙されにくくなり、機転が利くようになり、人生が少し楽になります。

まとめに

楽しく本を選ぶ女性のイメージ

情報があふれている現代だからこそ、今『本』を読む人が強い。

ファクトチェックにもなる読書は、ただ情報の真偽を見極めるだけでなく、自分の中にある高精度のフィルターを育てていくことです。

たくさん本を読んで、情報の濁流に飲み込まれず、軸のぶれない人生を歩いていきたいですね。

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