【神社】滋賀県 近江八幡『日牟禮八幡宮』<鏡池><天満宮><左義長祭>他

<神社の基本データ>

御祭神:
譽田別尊(ほんだわけのみこと)
息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)
比賣神(ひめがみ)

ご利益:厄除開運、商売繁盛

御朱印:有り

塩:有り

土:有り

水:なし

駐車場:有り

住所:〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町257

電話番号:0748-32-3151

社務所の時間:8時から17時まで

公式HP:【公式】日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮について

日牟禮八幡宮の本殿

伝記によると、第十三代 成務天皇が高穴穂の宮に即位された折(西暦一三一年)、武内宿禰(たけうちのすくね)に命じて当地に地主神である大嶋大神を祀られたのが、鎮座の始めとされています。
応神天皇六年(二七五)、応神天皇が近江に行幸され、還幸の際に宇津野々辺(現在の神社近く)に御座所を設けて休憩されました。その後、この仮屋跡では日輪(太陽)の形を二つ見るという奇瑞*があり、祠を建てて、日群之社八幡宮と名付くとあります。

(略)

日牟禮八幡宮HPより引用

御祭神は誉田別命。応神天皇です。
存命中に近江に行幸された記録があるのですね。

元々土地の神様の大嶋大神を祀っていて、近くで日輪の形を二つ見るという瑞祥(幻日という自然現象でしょうか?)から祠を建て、いつしか地域の神様として統合されていったのでしょうか。
西暦131年には信仰が根付いていたということなので、歴史の重みがあり、かなりパワーのある神様だと推察されます。

現在では本殿にて誉田別命が御祭神としてもあるられ、すぐ隣のお社に大嶋大神様も鎮座されています。

私の地元横須賀の走水神社も、日本武尊が参拝した古代稲荷社というお社があるのですが、同じ感じかな…
はるか昔、日本の神代よりも古い信仰があった場所。

「神は人の敬により威を増し、人は神の徳により運を添う」

鎌倉時代に制定された御成敗式目の一節です。
長く信仰が根付いている土地の神様は、どれだけの神威を宿されていることでしょうか。

ご利益は厄除開運、商売繁盛。
徳川家康が関ヶ原の戦いの後、日牟禮八幡宮で武運長久をお祈りしたという伝記もあります。

日牟禮八幡宮の拝殿

日牟禮八幡宮の拝殿

拝殿 木造入母屋造
鎌倉時代の初期、文治三年 (一一八八) 源頼朝公が近江の守護職、佐々木六角に命じて造営した。元文二年・文化二年の改築を経て明治二十四年・昭和十三年・
同五十三年に屋根葺替を本殿と共に実施。
先年の葺替で銅板葺に改めた。

日牟禮八幡宮HPより引用

源頼朝先輩、滋賀県にまで…

…平治の乱のあと、12才か13才くらいの頼朝が、落ち延びて捕まったのが近江と言われています。
頼朝はこのころからかなり信心深いので、もしかしたら逃げる途中で日牟禮八幡宮にも立ち寄っているのかもしれない。

というのも、過去に参拝した神社仏閣を頼朝はきちんと覚えていて、京都にある環来神社にも源氏の棟梁となったあとに寄進をしている。
環来神社に至る方が先だと考えられるので、その後に参拝して源氏復興を祈願した神社にもちゃんとアクション起こしていると思うのですよね。

とはいえ、頼朝公のことですから、長い歴史を持つ八幡宮の神社と聞けば、それだけでも奉納はしていそうです。笑

日牟禮八幡宮の鏡池

日牟禮八幡宮の鏡池

鏡池

世に傳る長命寺松ヶ崎に相通ずと云う。嘘偽の心にて顔を水に写すと池に没すと云う。
後ろの大岩は屏風岩と云い、神座を護る岩として天下に名高い。

鏡池の説明板より

鏡池は本殿とご祈祷殿の渡り廊下(?)の下にあり、ちょっと暗い…

これあれですよね。
夜中に忍び込んだ悪いやつとかが、うっかり池の水をのぞき込んでポチャンッ…シーン…みたいなホラーが発生する場所ですよね???

嘘偽りの心で顔を水に写すと池に落ちるとか怖い事書いてあるし…

まぁ覗くけども。

うーん…やっぱり少し怖くてすぐ引っ込めてしまいました。

いや!嘘偽りはない!けど!!何が嘘偽り御判定されるかわからないし!!!
あ、池には落ちておりませんよ!もちろん!笑

境内社の天満宮

日牟禮八幡宮境内の天満宮

祭神 菅原道真公すがわらのみちざねこう
元宮内町に独立して祀った。慶長六年勧請大正五年旧慰霊殿敷地から移建、昭和二十八年より現在の姿で祀る
宮内天神庄六天神とも伝え、文麟の灯籠と鉄斎の一筆の牛が名高い。
大正五年慈元天満宮を合祀す。

日牟禮八幡宮HPより引用

到着した時、本殿前が賑わっていたので、先に左手にあるゾーンを参拝しました。

真ん中に天満宮。
右手に宮比神社。
左手に常磐社。

天満宮は菅原道真公の神使である牛の像が…2つ。

日牟禮八幡宮の天満宮の黒牛

日牟禮八幡宮の天満宮の白牛

黒牛と、ダニーなフォルムの白牛の2体があります。
かわいいです(*^^*)
…かわいいのですけども、なんとなく白い牛を見ていると「件(くだん)」を思い出すような…

ちょっと不思議な感覚。
こちらは祝詞を唱えた後ブワーっと風が吹きまして、そのあとパラパラと落ち葉が…
『降ってくるもの』の歓迎サインです。感謝。

【神社仏閣の歓迎サイン】参拝した時に天から降ってくる祝福と歓迎サインの考察。どんなものが降ってくる?

文麟の灯籠と鉄斎の一筆の牛…は奉納されてるのかな?ちょっとどれがそれなのか、わからず;

日牟禮八幡宮と左義長祭

日牟禮八幡宮のだし

左義長祭の由来と歴史

日牟禮八幡宮の左義長祭は、毎年三月十四、十五日に近い土日曜日(雨天決行)に行われます。左義長は、もとは中国から伝わった正月行事です。
わが国では仁明天皇承和元年に、鎮護国家、五穀豊穣を祈る祭りとして行われるようになりました。

安土城下でも毎年正月に祭りが行われており、信長記には「織田信長安土において毎年正月盛大に左義長を行い、自ら南蛮笠を被り、紅絹にて顔を包み、錦袍を着け、異粧華美な姿で踊り出た」として、自ら祭りに参加する信長の姿についての記述が残されています。
信長亡き後、豊臣秀次が八幡城を築き、安土から移住した商人等により城下町が開町されました。

(略)

日牟禮八幡宮HPより引用

女装して躍り出るノッブ…(^^;)
信長公はお祭りが好きですね…。笑

京都の上賀茂神社でも、お祭りで誰よりはっちゃけてる伝記が残っています。
賀茂競馬(くらべうま)という駆け比べの神事で、誰よりも馬を持ち込んで参加したとか…なにやってんだ信長。笑

【神社】世界文化遺産 賀茂別雷神社(上賀茂神社)<片山御子神社(片岡社)><立砂>他

「だし」と呼ばれるメインの飾りは、なんと食べ物でできてるんだそうです!!

画像の虎は、

毛並み:サイザル麻
爪:するめ
ひげ:マロニー・ラグラス
目玉:チョコレート
口・舌・鼻:梅ガム
肉球:きくらげ

虎の後ろの羅針盤は、

文字:黒豆
唐草模様:黒米
方位羅針図:黒けしの実
全体:卵殻
虎を指し示す針:青ザラメ
芯:半分に割った大豆
縄:道明寺粉

えー!!?と驚き、まじまじと観察してみましたが…黒豆しかわからないw

絵馬殿のところにその年の干支のだしが飾られています。必見です。

日牟禮神社の御朱印&授与品

日牟禮八幡宮の御朱印

手書きで書いてくださいました(*^^*)

初穂料300円です。

お水は扱いがありませんが、塩と土(砂?)は扱いがあるとのこと。

御神塩 初穂料500円
御砂 初穂料300円

とのことです。

並んでなかったと思うので、希望がある場合は社務所の方にお声掛けしましょう

【開運】御朱印はお札と同等です!敬意を持って寺社を巡り、御朱印を集めよう!

日牟禮八幡宮と観光

日牟禮八幡宮の周りは、船に乗れる『八幡堀り』や、『八幡山ロープウェイ』など、魅力的なアクティビティが揃っています!!
私は今回、突貫修行神社めぐりの途中だったため、遠めに見てまわるだけに留めましたが、次回のために備忘録を残したいと思います。

八幡掘

日牟禮八幡宮そばの八幡掘り

堀を琵琶湖と繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人・物・情報を集め城下を活気づけました。昭和50年頃からの市民による清掃・保存活動を経て、趣のある風景は多くの観光客が訪れるようになり、また、時代劇などのロケ地として活躍しています。

近江八幡市HPより引用

付近を散策してまず目を引いたのが、こちらの『八幡堀』!!
なんっっって絵になるんだと驚きました。美しい。

時代劇などのロケ地にもなっているそうですが、今さっき調べたところ、最近だと映画『るろうに剣心』(実写)のロケ地にもなっているそうですよ(*^^*)

同じ滋賀県の多賀大社は、横浜流星さん主演の映画『線は、僕を描く』のロケ地だったそうですし、滋賀県は絵になる景色が多いですね。

【神社】神仏霊場近江國一番『多賀大社』<お多賀さん><金咲稲荷神社><奥書院><太閤橋>

八幡山ロープウェイ

八幡山ロープウェイ

時間の関係で八幡山には登れなかったのですが、日牟禮八幡宮の右手に八幡山へのロープウェイがあります!

八幡山(はちまんやま)の山頂には、豊臣秀次が築いた八幡城の城跡があり、その城跡に、現在は『瑞龍寺』というお寺が建っています。

えぇと、リーフレットを貰ってきたのですが、「縁を呼ぶ恋のパワースポット」として、「恋人の聖地サテライト」に選ばれているそうです。なんで。笑
えー…「各地域を代表する観光施設・地域を中心に、同組織が定める基準をクリアしたプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットとして2014年選定されました」とのことです。

(豊臣秀次、どちらかというと悲運な生涯で、菩提を弔うための瑞龍寺なのだがいいのかな…まぁいいか…)

というわけなので、カップルでの参詣もおすすめいたします!!

景観の良さは間違いないです!

ロープウェー乗り場はちょっとしたお土産も購入できます。
私は戦国武将クリアファイルを買いました。笑

<八幡山ロープウェー>

✦営業時間/9:00~17:00(季節・行事により随時延長)
✦運行時間/毎時15分間隔で発車(上り最終16:30まで)

✦料金/1名様
おとな片道¥500、往復¥890
こども片道¥250、往復¥450
※おとな12才以上、こども6才~12才未満

近江鉄道グループ 八幡山ロープウェー

稲荷神社

日牟禮八幡宮そばの稲荷神社

日牟禮八幡宮の境内にも「繁稲荷神社」がありますが、付近を散策していたら、また別の立派なお稲荷さんがありました。

ご由緒などはわかりませんでしたが、小さな神楽殿(拝殿?)と本殿があります。
本殿の扉に張り紙で、

幸福

お稲荷さんです。

物造りの神様です。

社守

と、ありました。

はて、お稲荷さんですが、商売繁盛や五穀豊穣ではなく「物造り」の神様と。

日牟禮八幡宮にはお祭りで使われる品々を、町内自慢で作成する…という一文が、左義長祭りの説明にありました。
また、日牟禮八幡宮の建造物、近隣の堀や街並みの凝った美しさ。

昔から物造りが得意で盛んだった土地なのかもしれませんね。

楽市楽座の精神かな…?笑

日牟禮八幡宮へのアクセス

電車でのアクセスの場合、最寄り駅は、

✦JR西日本 琵琶湖線(東海道本線)「近江八幡」駅
✦近江鉄道 八日市線「近江八幡」駅

駅北口より近江(鉄道)バス6番のりばから「長命寺」行きに乗車
⇒「八幡堀」にて下車

駅から徒歩だと30分とのこと。

車の場合は「境内の馬場にお停めください」とありますが…
楼門の前が幅広の道になっていまして、そこに車を停められます。

ただし、左義長祭りの時などは込み合うため、駐車は係員の誘導に従ってくださいとのことです。
お祭りの時は公共交通機関を使うか、少し離れた有料駐車場に停めた方がいいかもしれません。

まとめに

近江八幡という地名は、こちらの八幡宮が鎮座していたことからと言われています。
街並みも風光明媚、観光地としてもかなりクオリティの高い場所です!

私、超強行突破の弾丸神社巡りツアー中だったので、すぐ移動しないといけなかったのですが…

日牟禮八幡宮を参拝して、ロープウェーを諦めた時に「ちょっと日程詰めすぎたな」と反省というか後悔したくらい。笑

次はじっくり時間とって、八幡掘や八幡山を散策したいな!
あと、日牟禮八幡宮の前にある老舗和菓子屋さん『たねや』さんのカフェ行きたい!!

そごうとかに入ってる『たねや』さんやんね?
近江八幡が創業した土地らしく。風情のある建物はかなり女子受けがいいと思います。ぜひ!

都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)

おすすめの記事