ウズラボイス

生田緑地の岡本太郎美術館に行ってきました♪企画展は『第21回 岡本太郎現代芸術賞展』

time 2018/02/20

生田緑地の岡本太郎美術館に行ってきました♪企画展は『第21回 岡本太郎現代芸術賞展』

ずっと行きたいと思っていた岡本太郎美術館に行ってきました♪
作品のファンというよりも、哲学的な岡本太郎という生き方のファンでして、書籍はいくつか読んでいるのですが、ちゃんとナマで作品に触れたことがなかったんです。

「芸術は爆発だ!」という名台詞など、生前の岡本太郎をテレビなどで見た記憶もうっすら残っていますが、当時は芸術家独特のぶっ飛んだ人物という認識しかありませんでした。
というか、そのころすでに70歳くらいだったのかな…若々しい印象があるなぁ。

子供の頃は「芸術家の奇怪なおじさん」程度の認識だったわけですが、自分が年を重ねてから、改めて岡本太郎の言葉に触れていくと、その深い知性と哲学にすっかり惚れ込んでしまいました。
秘書でありパートナーである敏子さんの存在も大きくて、愛情の在り方はこの方を参考にしたいと思うほど感銘を受けたものです。
というより、私は岡本太郎ではなく、むしろ岡本敏子さんのファンなのかもしれない。笑

岡本太郎さんと敏子さんの発言をまとめた『愛の言葉』は、恋愛に悩むときにはまずこれを読むんだ!ってくらいおすすめ。
これは恋愛のバイブルです。バイブル。

これを読んでいると、「自分ばかり…」っていう悪い考えが楽になるんですよね…。
恋も愛も素晴らしいけど、押しつけるばかりじゃなくて、自分の中で完結すべきものなんだと教えてくれます。
相手には与えるだけです。尊い。

sponsored link

常設展『敏子さん、岡本太郎のこと教えて。』展

2018年2月3日(土)~4月15日(日)

岡本太郎の秘書・岡本敏子(旧姓 平野)は、1948年に太郎に出会い、その後、公私にわたるパートナーとして、また活動を支える存在として活躍しました。
太郎の没後、敏子の尽力によりメキシコで発見された「明日の神話」は、現在、太郎の代表作として知られています。本展では「明日の神話」の原画や、敏子が残した太郎の活動日誌などの貴重な資料を展示します。太郎の活動に大きな影響を与えた敏子の視点から、「芸術家 岡本太郎」をより深く知っていただく機会となりましたら幸いです。

岡本太郎美術館HPから引用

岡本太郎さんの作品というと、『太陽の塔』や『座ることを拒否する椅子』など、私は彫刻の方がなじみがあります。
絵画は、色がきつくて激しい印象だったのですが…
実際に作品を間近で見たら、その激しい色の混ざり具合というか、勢いある流線の筆致がかっこよかった。

勢いはあるけど、色の境目はなんというか、優しい感じもする。

彫刻も、絵画に書かれる人物の手足も、広がっていくような尖りがあるのが興味深かったです。
樹も石もヒトも、先が流れるようにとがっている。
生命力というか、目に映るものをエネルギー体としてとらえてるんだろうか…なんて考えたり。

あとは、表情が面白いです。
絵でも、彫刻でも、ところどころにコミカルな表情が出てくる。

『太陽の塔』も口がひん曲がっててかわいいですよね。
『犬(獣?)』の彫刻とかも、なんでニンゲンみたいな鼻がついてるんだろうなぁ…摩訶不思議。かわいい。

『明日の神話』など絵画に見られる、暗くて重たい色の洪水は、闘争心の表れなんでしょうか。

著作などで、芸術活動に対して「挑戦」「壁を壊す」「対決する」といった強い言葉が出てくる。
逆境にあると感じる時、すがるようにこういう岡本太郎の言葉を読みたくなるんだけど、人生に対しての爆発的なエネルギーというか、火事場の馬鹿力的な「命の強さ」の表現が根底にあるのかなと。

いちばん興味をひかれたのは、岡本敏子さんの残したという手帳と、スクラップを入れたという箱。

「鬼」「死葬」「中国」「私たちの伝説」など、箱の側面に文字が書かれている。
興味のある分野の情報を集めたものだそう。

この日購入して帰った本『日本の伝統』を読んでも思ったけど、興味を持ったことへの知識量がものすごい。
勝手に思い込みで判断せずに、時代背景、環境、流れ、文化…細かく調べたうえで自分の思考を重ねている。
岡本太郎は、これほどまでに自我がはっきりしているのに、何かを見る時には、それを切り離して本質を見極めようとする。
その姿勢がカッコイイ。

岡本太郎が興味を持っている分野の共通項として…
極限に近いものというか、誤解を恐れずに言えば、地獄的な、死の概念に近しいものが多いように思う。
それは、生命力の対であるからだと思うんだけど、「苦しさ」「厳しさ」の中に命の在り方を見だそうとしているようだなと。
私が連想したのは「地獄」「死」に挑んで爆発させる生命力でした。

スピリチュアル好きとしては、風水で言う「陰極まりて陽となる」の概念といいますか…。

絵や写真ではわからない感動を得られた。本当に行ってよかった。
やっぱり直に見ないとわからないものですね。

写真も撮れる椅子コーナー

常設展の中で、唯一写真OKのスポットの椅子の展示コーナー。
太郎さんの椅子に座って写真を撮ることができます♪

有名な『手の椅子』や、『座ることを拒否する椅子』もあります。

ちょうど赤ちゃん連れの親子さんが鑑賞していて、かわいいお嬢さんが『手の椅子』にちょこんと座ってるのはフォトジェニックでかわいかったです。
インスタ映え間違いなし!

個人的には『座ることを拒否する椅子』の赤いやつ(画像右)が好きなんですけど…
ミュージアムショップで飴入れのデザインになってました!思わず買っちゃった。笑

企画展『第21回 岡本太郎現代芸術賞展』

サブカル感ものすんごい空間だった。笑
全作品あわせて26点の展示。

ごあいさつ

時代に先駆けて、たえず新たな挑戦を続けてきた岡本太郎。岡本太郎現代芸術賞は、岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するべく設立されました。
今年で21回目をむかえる本賞では558点の応募があり、創造性あふれる26名(組)の作家が入選をはたしました。21世紀における芸術の新しい可能性を探る、意欲的な作品をご覧ください。

企画展の入口で頂ける冊子から抜粋

岡本太郎賞を取ったさいあくななちゃんさん作の『芸術はロックンロールだ』がものすごくサブカル。
あれだ。原宿とか渋谷に出没する、傷つきやすい女の子の文化。
つい「作者さん、いくつぐらいなんだろう?」と思って、検索して公式ブログを見に行ってしまったけど…年齢を検索されることに悲しんでいる記事を見て反省した。

ややや、批判しようとしたわけじゃなくて、こういう感性を持ち続けることが難しいというのを知ってるからこそ、年齢に興味が出るんだと弁明したい…。
作者さん、20代半ばとのことで。若くてかわいいイマドキの女の子だった。

私も昔サブカルなものが好きだった時期があるけど、すっかり落ち着いてしまった。
そういう感性を忘れたわけじゃないけど、もう100%あの時の感性を出力することはできないと思う。

触発されて、帰ってから自分が昔「良い!」って思ってた好きなサブカルアーティストさんの近況も探ってみたけど、結婚して引退してるケースがほとんど…
これだけでもわかる。戦い続けるのは難しいんだ。安定を、安寧を求めて「傷つきやすさ」「反骨精神」の矛を収めてしまう。
傷つかない上手な方法を見つけて、戦うことをやめてしまうんだ。

だからこそ、傷つきやすい女の子の感性って貴重で尊いんだと思うんですよね。

木暮奈津子さん作の『くらげちゃん』もかわいかったなぁ。
新聞紙で海の生き物を作るアーティストさんらしく、ものすごい量の「くらげちゃん」がひしめいてました!

表情が全部違っててかわいい。

もう一度じっくり見たいなと思っているのが冨安由真さん作『In-between』
ドアの中に入ると薄暗い部屋があるのですが…

「ポルターガイスト現象」をモチーフにした様々仕掛けを楽しめます。

なんですけど、観覧中ずっと誰かしらがいて、ゆっくり体験できなかったんですよ…
日曜日だとひっそりひとりで楽しむにはタイミング幸運判定が発生しますね。
今度は平日に行きたい!!

吉田芙希子さん作『lovely lovely』も素敵だった!
冊子にある作者さんのコメントには「私自身の憧れの男性像をテーマに作品を作っています」とのことです。

白磁の滑らかな質感と、なにより睫毛の質感が美しい。

睫毛の陰影は浪漫。

 

全体的に参加型の展示も多かったです!

セーターの紐をほどいたり、カンバッチを持ち帰れたり、鐘をついたり…。
全部コメントしたいくらいだけど、とりあえずこのへんで。笑

TARO賞は若手芸術家の登竜門だそうで、自由で瑞々しい発想力が勝負どころでしょうか。

入場時に【選ぼうカード】が貰えるので、お気に入りの作品に投票できます!
私は真面目にダジャレてる『シャケ涅槃会』に一票。鮭の切り身が並ぶ祭壇が良かった。笑

岡本太郎美術館へのアクセス

岡本太郎美術館は、川崎市生田緑地内にあります。

私は今回、車で行ったので、『生田緑地東口駐車場』に車を停めました。
2時間で400円。岡本太郎美術館意外に、生田緑地内の施設を見学すると、2時間以上のオーバー分が免除されるみたいです。

岡本太郎美術館は1時間半くらいで見れたかな。
確かに、他に施設を見たり、カフェでお茶したりしたら2時間越えちゃうかも。

公共機関で向かう場合は、

小田急線「向ヶ丘遊園駅」下車 南口から徒歩約13分
小田急線/JR南武線「登戸駅」下車 生田緑地口から徒歩約25分

駅から遠いんですよねぇ…。笑
生田緑地内も梅林など軽く散策ができる造りになっているので、歩きやすい格好推奨です!

先日訪れた際は、梅が咲き始めていました♪
今年は寒いから、梅林の見ごろはもう少し先かな。

まとめに

生田緑地は敷地内の自然も素敵だし、岡本太郎美術館の他に、プラネタリウムや古民家など、私の好きな施設がたくさんあったので、もう一度行きたいですね~♪
ちょっと辺鄙な場所にありますが、足を運ぶ価値は十二分にあるかと!

次は青山にある『岡本太郎記念館』にも行きたい!!

岡本太郎の魅力を再認識できました。
生命力の高まりを感じる…。笑

sponsored link

down

コメントする




REINA

REINA

REINAと申します。 趣味はパワースポット巡りと開運効果検証。ラーメン好き。猫大好き。嗜む程度にオタク。 [詳細]



sponsored link