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九星気学や風水で良い方角の気を取り入れると、運気がぐんと上がります。
でも、これには良い面だけでなく、注意すべきリスクもあるんです。
私は占星術やタロットカードも扱っていますが、積極的に運気を上げるためには九星気学を重視しています。
占星術は宇宙全体の流れを地球に反映させ、個人に合った大きな流れを読む方法です。
一方、タロットカードは悩みや近未来を探るためのツールです。
九星気学と風水は、理想の自分を目指して運気をブーストする手段です。
ただし、九星気学には「凶方位」と呼ばれる運気を下げる方角もあります。
相性の悪い方角に行くと、逆に不運を招くことがあります。
平安時代には「方違え（かたたがえ）」という方法があり、最初に吉方に向かってから目的地に向かうという手法が取られていました。
現代ではそこまで徹底する人は少ないでしょうし、知らずに凶方位に行ってしまうこともありますよね。
今回は、私が実際に体験した凶方位でのトラブルをいくつかご紹介します！
また、吉方位の効果について興味があれば、以下の記事もぜひご覧ください。
【九星気学】吉方効果！検証北東の七赤金星（月盤）効果で人間関係の良い変化を実感
【九星気学】良い方角でお引越し！吉方で引っ越したらこんなことがありました（約10年経過
注意！強力な６大凶殺の影響とは？
九星気学には、影響の強さが異なる凶方位が存在します。
その中でも特に要注意なのが、６大凶殺と呼ばれる【五黄殺】【暗剣殺】【本命殺】【本命的殺】【歳破】【月破】です。
これらの凶殺は、非常に強い凶作用をもたらします。
６大凶方は影響が強いので、実際に体験することでその効果をしっかりと検証することができます。
面白いくらい（面白くない）結果が出るので、検証しがいがあります。
６つあげたうちの【歳破】と【月破】については、年盤と月盤の方角に基づいて効果を見極める必要があります。
今回は検証が完全ではないため、詳細については省略させていただき、残りの『四大凶方』のトラブルについてご紹介します。
自滅を招く『五黄殺』の体験談
五黄殺は本当に、ろくなことがありません！
私が実際に体験したことをご紹介します。
会社の出張で、見事に五黄殺の方角に向かうことになったときの話です。
まず、新幹線の中でかなり深刻なクレーム報告を受け、思わず「最初からこれかぁ…」と落ち込んでしまいました。
さらに、五黄殺には「ゴキブリ」の象意もあります。
会社が用意してくれたホテルで、「疲れた～」とベッドに腰を下ろすと、目の前にゴキブリが…！
声も出ないほど驚き、すぐにフロントに電話しました。
すぐに部屋を変えてもらえましたが、その後の滞在も苦手なスタッフと一緒で、ストレスが溜まりました。
思い出すだけで胃が痛くなります…。
五黄殺は「腐敗」や「滅亡」を意味します。
自らが招いた問題（クレームなど）や、自身の破滅を引き寄せてしまうのです。
帰ってからもその影響がじわじわと現れるため、できるだけ避けたい方位です。
予期せぬ事故に要注意！『暗剣殺』の体験談
これは随分昔の話ですが、若いころ好きなアーティストの追っかけをしていました。
神奈川県から遠路はるばる北海道へ行ったのですが、暗剣殺の方角だと知りつつも、コンサートの日程は変えられません。
そして迎えた当日。
さまざまなトラブルが続出し、最終的にはコンサートが中止になるという大騒ぎに。
北海道まで来たのに！！
雪が凄くて寒かったのを今でも覚えています。
暗剣殺は、自分ではどうしようもないトラブルに巻き込まれやすいのが特徴です。
暗闇から剣を突き立てられるイメージで、車の巻き込まれ事故や置引き被害など、悪意に狙われやすいのです。
完全に不運な出来事が多く、五黄殺よりも怖い場合があります。
さらに、この翌年から生理痛が重くなり、これも暗剣殺の影響だと思います。
北の方角の凶作用には「婦人病に罹る、悪化する」というものがあるのです。
あと、暗剣殺の帰り道、終電で近くの車両に酔っ払いが嘔吐している場面にも遭遇しました。
本当に恐ろしい凶方位です…。
健康に要注意！【本命殺】の体験談
本命殺は、健康に悪影響を与えやすい凶方位です。
私自身も、本命殺の方角に行った際に健康に関わるトラブルが発生しました。
たとえば、ちょっと激しいライブでダイブして頭から落ちてしまったことがあります。
その結果、頭に大きな血コブができてしまい、MRI検査を受ける羽目になりました。死ぬかと思った。
また、別のライブでは左手首を痛めてしまい、その後もずっと痛めやすい手首になってしまいました…。
本命殺は、生命力に悪影響を及ぼし、ケガや体調不良を引き起こしやすいです。
これらのトラブルは、自分の行動が原因となるケースが多いです。
例えば、二黒土星の知り合いが本命殺の南西に旅行に行ったところ、二黒土星の象意である「お腹」を壊してしまい、帰国後もしばらく体調が優れなかったという話があります。
これも、本命殺の影響が明確に現れた例ですね。
精神面にも影響大！【本命的殺】の体験談
本命的殺は健康運が低下しやすいだけでなく、精神面にも大きな影響を与えることがあります。
私自身も、本命的殺の影響で精神的な不調を経験しました。
旅行中ではなかったのですが、影響が現れるタイミングで鬱気味になりました。
何をしても悲観的で、ふさぎ込みがちでした。
当時はこの影響だとは考えていませんでしたが、後になってタイミングを振り返ると、ちょうど本命的殺の影響が出やすい時期で…。
その結果、仕事でも当日欠勤が続き、ベッドから全く出られない状態が続きました。
幸いにも、今ではすっかり回復していますが、この経験を通じて「鬱」について調べる機会があり、少し詳しくなりました。
軽度で済んだとはいえ、肉体的にも精神的にも注意が必要な方災です。
本命的殺の影響は、健康と精神の両面に及ぶ可能性があるため、十分に注意が必要です。
他にもある凶方位の作用！
六大凶殺の残り【歳破】や【月破】は「破れ」の方角として知られています。
これらも注意が必要です。
また、子供がいる家庭では【小児殺（しょうにさつ）】に気を付ける必要があります。
これは一般的に12歳以下の子供に影響を及ぼすとされています。
年齢によって出る方災もあります。
たとえば、【月命殺】や【月命的殺】は成人するとほとんど影響が出ませんが、20代前半まではこの月命星に対する影響が感じられることがあります。
30歳を過ぎると、ほとんど影響を感じることはなくなります。
普段の旅行などでは月命星を気にすることは少ないですが、引っ越しの際には重要です。
引っ越しは単なる移動ではなく、生活の基盤が変わるため、月命星の影響も無視できません。
独特なのは【定位対冲（水火殺とも）】です。
一白水星の「隠す」象意と九紫火星の「明るみに出る」象意が衝突すると、スキャンダルが発覚しやすくなります。
有名人や政治家、著名な人たちの不倫や犯罪など、悪いことが明るみに出る際には、この方災が影響しているのかもしれません。
本来、水と火以外にもさまざまな組み合わせの凶方位があるのですが、トラブルとして噴出する作用が最も激しいのが水火殺です。
まとめに
九星気学は、方位によって運気が大きく変わることがありますが、その影響には良い面と悪い面があります。
悪い方位も実は全ての災厄を避けるために重要な要素と考えられます。
現代社会では、九星気学における凶方位の影響を気にしすぎると、周囲から誤解を招くこともありますので、参考程度に留めておくのが良いでしょう。
人生において、すべての方位が吉方位であるわけではありません。
私たち人間は、前世や先祖からの影響、そして現世での小さな行動によって積もり積もった業を背負っています。
凶方位でのトラブルは、この業を昇華し、成長へと繋がる大切なプロセスです。
凶方位の影響は確かに怖いですが、適度な不運は決して無駄ではありません。
それは、未来の幸運へと繋がる布石でもあります。
困難な状況に遭遇したときは、それを成長の機会と捉え、明るく前向きに進んでいきましょう！
