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プレゼントや贈答品のラッピング仕上げ、ファッションの装飾に使われる『リボン』。
きれいな包装紙に包まれた贈り物を華やかに彩るリボンは、「特別な想い」を象徴しており、見るだけでウキウキします。
先日、誕生日に職場の方からお菓子やジュースをいただきましたが、『リボン』のシールが貼ってあるだけで、プレゼント感が格段に上がるものだなぁと実感しました。
今回は、そんなポジティブなイメージのある『リボン』のスピリチュアルな意味についてご紹介します。
リボンのスピリチュアルな意味は『縁結び』
リボンは「縁を結ぶ」開運モチーフです。
リボンは「結ぶ」「くくる」「つなぐ」といった用途に使われますが、特に「結ぶ」ことに特化しています。
この「結ぶ」という行為は、人間が道具を使い始めたころから存在していた概念です。
石器時代のネアンデルタール人が紐を使っていた可能性があることから、リボン（紐状のもの）が「繋げるもの」「まとめるもの」という概念は、DNAレベルで浸透していると言えるでしょう。
スピリチュアルな視点では、リボンは「縁」、つまり見えない繋がりを「結んで」くれるものとされています。
リボンが関係する縁には以下のようなものがあります。
- 人と人との縁
- 人と物との縁
- 人と事象の縁
縁は、対人関係だけでなく、この世で起こるすべての出来事に作用します。
特に「人と人との縁」は、見えない糸で繋がれているイメージがあります。
例えば、運命の恋人とは小指に赤い糸が繋がっているという話が有名ですね。
桜井識子さんの『神様が教えてくれた縁結びのはなし』には、台湾の縁結びの神様が登場します。
見えない世界には実際に赤い糸があり、それを「引っ張る」ことでお相手を強く引き寄せるそうです。
また、魚座の神話では、アフロディーテとエロースが怪物から逃げるために川に飛び込む際、離れ離れにならないように足を紐で結んでから飛び込んだという話があります。
魚座は「紐で結ばれた2匹の魚」を表しているんです。
リボンには「まとめる」「綴じる」イメージがあります。
例えば、自然に切れるまで結んでおくミサンガ（プロミスリング）は、願いや祈りを込めて「まとめて綴じる」効果がある代表的な例です。
日本には「水引」という文化もあります。
水引は未開封であるという封印の意味や魔除けの意味、人と人を結び付けるという意味あいがあり、水引結びは引けば引くほど強く結ばれるものが多い。
「綴じる」ことで魔除けの祈念もしているんですね。
総じて、『リボン』は世界中で「縁を結ぶ」意味が共通認識されています。
風水では『リボン』は四緑木星の象意です
風水（九星気学）では、『リボン』は四緑木星の象意に分類されます。
リボンは「細長いもの」であり、スピリチュアル的には「紐」と似た意味を持ちます。
つまり、「結び」「繋げる」作用が重要です。
四緑木星は「遠方との縁」「信用」「物事をまとめる」という象意があります。
リボンの性質とこれらの特徴が一致しているのがわかりますね！
『リボン』を使った風水術
髪をリボンで結う
髪は「細長い物」であり、風を通す特徴から、四緑木星のエネルギーが宿っています。
髪は思念が溜まりやすい部分ですが、適切なお手入れをすることで、日々の邪気を払い、「願い」や「ポジティブな思念」を強化することができます。
髪の毛は、呪術に使われることがあるほど、重要なパーツです。
【風水】スッキリ！髪を切ることで得られるスピリチュアルな開運効果♪カットに最適な時期は？
「結う」だけでも風水的な効果はありますが、『リボン』という相性の良い適切なモチーフを重ねることで、その効果がさらにアップします！
アクセサリーでリボンモチーフを取り入れる
首や手首、足首などの「繋ぐ」部分にリボンを巻くことで、身体を巡るエネルギーの循環を促進します。
布製のリボンも良いですが、ブレスレット、ミサンガ、ネックレスなどの、アクセサリーとしてリボンのモチーフを取り入れるのもおすすめです。
また、ピアスやお洋服、靴にあしらわれたリボンも、「整える」効果を発揮します。
個人的にはリボンモチーフのピアスが好きです。
リボンモチーフのピアスを着けることで、四緑木星の象意の一つである「良い知らせ」を運んでくれるように祈りを込めています。
ラッキーモチーフ『ツバメ』との比較
同じ四緑木星の象意でラッキーモチーフには『ツバメ』もあります。
『ツバメ』は「良い知らせを運ぶ」とされる強力なシンボルです。
一方、『リボン』は四緑木星の中でも縁を結ぶ効果があり、特に「恋愛運」に強いとされています。
『ツバメ』が広い意味で「幸運」を運ぶとされるのに対し、アクセサリーとしてはデザインが多く、普段使いしやすいリボンが重宝しますね！
【ﾗｯｷｰﾓﾁｰﾌ】『ツバメ』のスピリチュアルな意味と開運効果！日本とヨーロッパの視点から
まとめに
この記事を書いていて、フェスで手首にリボンを巻いて入場したことを思い出しました。
あのリボンは「繋がり」や「縁」を強化する文化の一部なんですね。
リボンの「心が通う」効果は、日常生活やイベントでも感じられるものです。
ピンクリボン運動やブルーリボン運動のように、リボンはたくさんの人を繋げ、サポートを広げるシンボルとして使われています。
リボンが持つ「繋がり」と「縁」の力がよくわかりますね。
プレゼントに付けるリボンは、想いを「綴じる」もの。
シンボルとしてのリボンは、繋がりや縁を広げるもの。
そして、自分自身にあしらうリボンは、良縁を呼び込み、プラスのエネルギーを調えるものです。
目的に応じてリボンモチーフを上手に活用し、風水効果を取り入れてみてくださいね！
