【ラッキーモチーフ】『ナザール・ボンジュウ』『ハムサ』嫉妬や邪視、厄災から身を守るお守り!

SNS全盛期。
昨今、心無い誹謗中傷によって心身を病んでしまった話をよく耳にします。
痛ましいことです。

実際の人間関係でも、妬み、嫉み、嫉妬や相手を呪う気持ちは巷に溢れています。
ちょっとしたことから、深刻な悩みまで様々に。

小さなことから大きなことまで、その嫉妬心は邪視となります。

今回は、そんな邪視から身を守ってくれると伝えられる『ナザール・ボンジュウ』『ハムサ』をご紹介します!

まず、『邪視-evil eye-』とはなにか

「邪視」というのは南方熊楠が日本に持ち込んだ(訳した)概念で、

悪意を持って相手を睨みつけることにより、対象者に"呪術" を掛ける魔力
ウィキペディアより引用

となっています。

ヨーロッパを中心に広く信じられている民間信仰で、この邪視に捉えられると、ケガや病気、最悪の場合死に至るというもの。

日本だと「生霊」「うらみ」「呪い」の感覚ですね。

実際、ゼロ感の私は考察するしかできませんが、生霊と同じシステムだと思われます。
悪意をなにがしかのエネルギーで飛ばして、相手の気力を奪う行為。

ヨーロッパでは、それを睨みつけた時のあの視線に見出したのですね。

心理学でも、目線から感情を読み解く方法は多数あります。
目は口程に物を言う。
また、言葉ではない分、負の感情は大きく見えるという心理もありそうです。

ナザール・ボンジュウ -Nazar Boncugu-

ナザール・ボンジュウ

ナザール・ボンジュウはトルコやギリシャで広く普及していて、邪視から身を守るといわれるお守りです。
もしも身に着けていたナザールボンジュウが割れてしまったり、壊れてしまった場合は、身代わりに邪視を受け止めてくれたということなので、すぐに新しいナザールボンジュウを用意しなければなりません。

日本でも霊障にあった際に、難を逃れたが、持っていたお守りがなくなった…なんて話があります。
身に受けた呪いを肩代わりしてくれるんですね。

トルコでは、生まれてすぐの赤ん坊を邪視から守るためにナザール・ボンジュウをつけます。
子供が生まれると多くの祝福を受けますが、かわいい赤ちゃんは妬みのの対象にもなり、邪視が原因で死んでしまったという言い伝えがあるのです。

様々な要因が重なって、妊婦さんや生まれたばかりの赤ちゃんに対して嫉妬の気持ちを持ってしまうケースがあります。
「妊婦さん 嫉妬」で調べたらたくさん出てきたので、その数は少なくないといえるでしょう…。

悪意は、持ちたくて持つものではないのでやっかいです。
無意識に膨れ上がる悪意。
しかし自分を見ているものに気が付くと、自我を取り戻せます。

『目』に関する神話は数多くあります。
日本でも、誰も見ていなくても悪いことはしてはいけない。お天道様が見ているよ。なんて話がありますね!

目、自分を映すもの、白日の下に曝すもの。
風水・九星気学だと九紫火星の司る概念ですね。

縁切り風水も一緒に行うとより効果的かもしれません。

【風水】縁切り風水!嫌いな人と離れる、悪い縁を切り離す南(九紫火星)のパワーと鋏のおまじない♪

嫉妬や羨望は、誰しも受ける可能性があります。
幸せな人ほど、妬まれる機会は多いでしょう。

出世した
家を購入した
臨時収入が入った
恋人ができた
結婚が決まった
子供ができた
ブランド物を手に入れた

大小さまざまな転機。

学歴
容姿
コネクション
金銭状況
能力の高さ

所有しているものや属性。

心が強い状態なら跳ね返せる悪意も、疲れていたりすると大きく傷つけられてしまうこともあります。
そんな時はナザール・ボンジュウを身につけて、邪視から身を守りましょう◎

ハムサ -Hamsa-

ファーティマの手(ハムサ)

同じく「目」の印象的なお守り『ハムサ』。
『ファーティマの手(掌)』『ファーティマの目』とも呼ばれます。

イスラムの世界で広く見られるもので、親指と小指が同じ大きさのシンメトリーになった手の形に、目がついているもの。

ハムサとはアラビア語で「5」を表し、イスラム教の六信五行の、五行を表します。

このハムサもまた、邪視に対する護符、厄除けのお守りとして、身に着けたり壁に飾るなどされています。

ファーティマという名は、預言者ムハンマドの4女であり、4代目カリフのアリーに嫁いだ女性。
理想の女性とされており、現代でもイスラム圏では人気の女性の名前なのだそう。

とても素敵なお守りなのですが、イスラム教徒でない自分が持っていていいものが少し悩みますね…。

先に述べました六信五行の五行というのは、

・信仰告白(ムスリムであると宣言し認められること)
・礼拝(日に5回の礼拝)
・喜捨(貧困者の救済)
・断食(ムスリムの方の大切な宗教行事です)
・巡礼(聖地メッカへの巡礼)

この5つです。
信仰と深く関わりのあるモチーフですので、捉え方は様々ですが、敬意をもって用いたいですね。

まとめに

いかがでしたでしょうか?

ナザール・ボンジュウはトルコのお土産としても人気!
私も以前、トルコ旅行帰りの知人にキーホルダーを頂きました(*‘ω‘ *)

ピンクの小さなナザール・ボンジュウが鈴なりになったキーホルダーだったのですが、ある日、バラけて壊れてしまいました。
…邪視から私を守ってくれたのですね。感謝です。

ナザール・ボンジュウを販売している場所ですが、国内だとエスニック系のアジアン雑貨ショップなどで見かけます。
以前は私の住んでる横須賀のモアーズにも入っていたのですが(ベニヤ…)、閉店してしまったんですよね…
好きなお店だったのに…(>_<)

あとは、横浜の中華街にも、謎のエスニック系ショップがたくさんあるのでおすすめです!

アジアン雑貨のお店では出会い力に左右されます。
お目当てのものを、たくさん扱っているとは限らないので。
実際にピンときたものを選べる楽しさはありますね!!

急いで必要だったり、大きさや形状にこだわるならば、通販の方が早いです。
自分で選ぶことはできませんが、自然と手元に来るものも、また縁ですので。

お気に入りの逸品を探してみてくださいね♪

おすすめの記事