【開運】癒しか活力か、はたまた狂気か?満月に宿る不思議なパワーについて

自分たちが住んでいる地球という星を除けば、一番身近に感じられる天体が太陽と月。

農作物を育み、鬱を霧散させる太陽の『陽』の力。
対して月は、その美しさに癒され、時に不安を煽ることもある『陰』の力。

タロットカードにも「太陽」と「月」のカードがありますね。
『太陽』のタロットカードの意味は、「純真な明るさ」「注目を浴びる」「希望に満ちた未来」など。
『月』のタロットカードの意味は、「不安定な状況」「迷い」「中途半端」「先が見えない」など。

まさに明暗のはっきりとした結果。

月の持つ癒しの力

天頂で銀色に輝くお月様は、物静かで穏やか。

月光には浄化のパワーがあると言われます。
満月の当日や前後に、パワーストーンの浄化をする方も多いですね。

中秋の名月のお月見など、昔から「美しい景色」として愛でられてきました。

月の力を使った「おまじない」も多いです。
内容は『恋のおまじない』や『美容』など、女性に嬉しい効果がたくさん。

心を落ち着けて、銀色の光を眺めていると、不思議と心が安らぎます。

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満月から活力を授かる

「癒し」とは反対に、「活力」も月光のパワーとされます。

アメリカでは『サクセスムーン』といって、満月の日に商談をするビジネスマンが多いそうです。

アメリカという国に対して、物質主義のリアリスト代表!のようなイメージがあるのですが、「新月に企画を出して満月に商談する」という、まさに農作物の「新月に種を蒔き、満月に収穫する」を現代に反映させているのが面白いです。

繰り返される太陽の運行、月の満ち欠けの作用って、流れに敏感な人だとスピリチュアル関係なく上手く使っていたりするんですよね。
なので、ビジネス関係の自己啓発本を読んでいても、結構スピリチュアルなことが書いてあったりします。
すなわち「精神論」というものですが、興味深いことです。

出生率は新月は低く、満月が多い

赤ちゃんとコウノトリ

新月の出生率は一番低く、満月が最も多い。というデータがあります。
潮の満ち引き同様、地球全体に対して引力の強弱が作用していて、私達人間も影響を受けています。

犯罪率や事故発生率も、満月付近が特に多くなります。

どうも、「外側に発散する」「開放する」という作用が働いているようです。

古くから囁かれる「狂化」の作用

英語の『lunatic』は、和訳で「狂気的な」という意味の形容詞です。
『lunatic』の『luna』はラテン語の「月」が語源。

『狼男』の話が有名ですが、満月の夜は狂気を引き起こすと昔から考えられていました。
先述の「開放する」作用が、暴力的な部分をクローズアップしてしまうのかもしれません。

この気持ちを高揚させる作用は、上手に使うとアメリカのビジネスマンが取り入れている、「活力」に繋がるのだと思います。

まとめに

月の光を見て…

「美しいもの」として愛でるのか
「サクセスムーン」として活力を得るのか
「狂気を引き起こすもの」として狂化のスイッチになってしまうのか

何にせよ、見ている人の心を最大限に引き出す、鏡のようなものなのですね。

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