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愛しい、かわいい、好き…弾んだ暖かい気持ちを表す『ハート』模様。
日ごろから文末に仕込んだりして、よく目にする「愛のモチーフ」ですね!
恋愛の意味だけではなく、ライトな「好きだよ!」「いいね!」なんて意味にも使われます。
そんな日常的に用いる『ハート』の意味をまとめたいと思います!!
『ハート』模様の意味と起源
『ハート』の意味。
これはご存じの通り「心臓」の形を模したものです。
心臓に人間の思考…想いが宿るという考えは古代エジプトの神話や、旧約聖書にもみられます。
解剖学が興る前でも、「胸がきゅんとする」「心臓が痛い…」なんて感覚があったのでしょう。
人体のメカニズムとしては、思考は脳みそが行っていますが、脳から出たホルモンが心臓に作用して、軽い狭心症状態になるんだとか…
実際の体の反応としてみるとちょっと怖いですね。笑
胸の真ん中らへんに「ココロ」がある。感情に反応する。
そういった感覚は、太古の昔からあったということ。
紀元前7世紀には、ハート型の植物の葉を「心臓の形」として重宝していたそうなので、医学が発達する前に…現物で「心臓」の形は認識されていたんですね。
実際に『ハート型』が「愛」の象徴になったのは17世紀頃。キリスト教の「イエスの愛」の象徴として用いられるようになりました。
もうひとつ身近な「ハート」として、私はトランプのハートを連想するのですが…
トランプのハートは、タロットの小アルカナ「杯」とリンクしますが、起源としてはどちらが先か諸説あります。
タロットの「杯」は4大元素では「水」、感情を表します。
元々の意味合いと、ハートの持つ意味合いがリンクしたのだと思いますが、古今東西どの文化でも、近い概念があるのは面白いですね。
『ハート』模様の開運効果
ラッキーモチーフとしての意味は「愛情」「幸福」。
「自分の気持ち(愛)が正しく相手に伝わってほしい」
そんな時に身に着けるのがおすすめ。
もちろん、片思いでも両思いでも、恋愛中の方には是非身に着けていただきたいラッキーモチーフです!
愛は恋愛だけではありません♪
周囲の和を保ちたい。
家族愛が長く続くように。
誰かに優しくしてほしい。優しくしたい。
そんな願いにも応えてくれるのがハートモチーフです。
「心」に縁深いアイテムなので、ペンダントトップにハートの意匠をあしらったネックレスで取り入れるのがおすすめ!
ピアスやイヤリングなら「揺れる」タイプのものだと愛を惹きつけます。
逆に、シンプルで小さいコロンとしたアイテムは、自分の中の優しさを増幅させてくれますよ♪
指輪は、付ける指によって意味が違うので、
「愛を深めたい、絆を強固なものにしたい」なら薬指に。
「孤独を感じていて、向けられる愛に気付きたい」なら中指に。
「片思いで、相手に気持ちをわかってほしい」なら人差し指に。
といった感じで、目的に合わせた指に着けるのも良い開運アクションです!
また、「ローズクォーツ」「ロードクロサイト」「ルビー」「ガーネット」「インカローズ」などの、ピンクや赤の貴石と組み合わせると、さらにパワーアップ!!
ざっくり言うと、優しく穏やかに愛を深めたいならピンク、モテたい愛されたい情熱的な恋愛がしたいなら赤。
自分自身の愛情を増幅させたい場合は「アメジスト」もおすすめです!
日本に伝わるハート模様『猪の目』
日本に「はぁと型」なるものが入ってきたのは、いつごろでしょう?
トランプが「西洋かるた」としてポルトガルから伝来したのが16世紀頃(江戸時代)ですので、その頃でしょうか?
キリストの愛として定着したのが17世紀だとすると、最初は「愛」の象徴ではなかったかも。
というのも、実は日本にも昔から「ハート」型はありました!
私の大好きな熱海にある来宮神社では、境内に落ち葉でハートを作ってます。
お話を伺ったら、そのハート型は『猪の目』だそうで、魔よけの意味があるそうです。
こちらの記事で落ち葉のハートが見られます!
【神社】静岡県熱海市『来宮神社』 <樹齢2000年の大楠><むし除守><酒難除守>
神社の本殿などでもハート、もとい『猪の目』にくり抜かれた意匠が見られるので、確認してみてください♪
実際のイノシシの目。
確かに横になったハートに見える、かな???笑
これは干支が亥の生まれに人にも開運効果が期待できてしまいますね!( *´艸`)
まとめに
いかがでしたでしょうか?
現代では広く認識されている「愛」の象徴としてのハート型。
歴史はとんでもなく古いようで、意味が定着したのは思ったより最近なようで。
しかし「愛」は不変なもの。
いろんな形で常に私たちの中に在るもの。
浴びるほどたくさん得てもまだ渇望してしまうもの。
ラッキーモチーフで上手に視覚化して、「愛」のエネルギーを高めていきましょう♪