【神社】茨城県鹿嶋市『鹿島神宮』<東国三社><常陸国一之宮><要石><御手洗池><神鹿>

香取神宮参拝の後は、そのまま車を北上させて鹿島神宮へ。

田んぼが続くのどかな風景を楽しみながらのドライブです♪
神宮橋を渡る時、水面がキラキラしていてテンション上がります!!

新神宮橋の右手に、水上鳥居では日本最大の『一之鳥居』を眺めつつ、利根川を渡ったら…鹿島神宮はすぐ!

【公式】鹿島神宮 | 常陸国一之宮

鹿島神宮の御祭神とご利益

鹿島神宮の御祭神は建甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)

御祭神である建甕槌大神は、神代の昔、天照大御神の命を受けて香取神宮の御祭神である経津主大神と共に出雲の国に天降り、大国主命と話し合って国譲りの交渉を成就し、日本の建国に挺身されました。(中略)

鹿島神宮発行紙より引用

香取神宮同様に、ご利益は

皇室弥栄  神恩感謝
家内安全  交通安全
心願成就  除災招福
商売繁盛  企業隆昌
武道上達  道場安全
工事安全  職場安全
大漁満足  航海安全
五穀豊穣  旅行安全
合格 当選 安産 子宝
厄除 開運 健康 就職
初宮詣 七五三 立志式 …公式HPより

と、多岐にわたりますが、人生の岐路に立ったときや強い意志で叶えたい夢や目的についてなど、やはり勝運・心願成就にお力を分けて頂きたいですね

もちろん「喧嘩してしまった彼氏と仲直りできますように」などのかわいいお願い事もお力を頂けるでしょうが、どうせなら「彼と結婚して一生をかけて支えていくことを誓います!」ぐらいのスケールの大きい願い事の方が向いています。笑

奥宮

明るい印象の拝殿の先、天然記念物に指定されている「鹿島神宮の森」に入る奥参道の突き当りに、建甕槌大神の荒御魂を奉る奥宮があります。

慶長10年(1605年)に将軍徳川家康公が奉納したという建物。
苔むした屋根が400年の歴史を語るように重厚な雰囲気を醸しています。

香取神宮の奥宮もそうでしたが、建物を中心にどすんと重圧を感じるようなパワーを感じます。
樹叢から沸き立つパワースポットの気が溜まるかのようです。
嫌な感じはなく、身が引き締まる心地。

そんな気はなくても、奥宮の前に立ち祈りを捧げていると、ふつふつと「私はこうこう、このように(※目標)なりたいです、がんばります!」という、闘志が静かに胸に宿ります。
こちらではぜひ、自身の核になる願い事についてお祈りしてくださいね◎

鹿園

日本で鹿と言えば天然記念物に指定されている、奈良の鹿を思い浮かべるものですが、この奈良の鹿も元々はここ鹿島から移動しました。

神護景雲元年(767年)に、鹿島の大神の御分霊を、奈良の春日大社に勧請。
神鹿の背に御分霊を乗せ、1年がかりで移動したとのこと。

奈良の鹿が「神の使い」と呼ばれますが、その神というのが建甕槌大神なんですね!

そんなすごい経歴を持つ鹿ですが、奥参道の途中にある鹿園で、のんびりしております。かわいい。笑
こちらでは売店で購入した餌をあげることができますよ♪

宝物館

「大和守安貞」とか「長谷部国重」とか、ゲーム『刀剣乱舞』で見たことのある名前がたくさんありましたねぇ。
ゲームやってるから読み方がわかる…笑
最近は歴史や史実を元ネタにしたキャラクターがたくさんいるので、エピソードも聞きかじっているから、情報がリンクすると楽しいですね。

神社参拝はそういう意味でも面白いですよ!
日本史に出てくる著名人は皆一様に信仰心が篤いですし、神秘的なエピソード盛りだくさん。
神社は浪漫の宝庫なのです!

宝物館は多数の刀の展示がありますが、中でも日本最古最大の直刀『金銅黒漆平文拵・附刀唐櫃』は圧巻。さすが国宝!
大きさがわかるレプリカもあり、実際に持ち上げることができます!
あ。間違っても振り回せる大きさじゃないので、持ち上げるだけ。

すごい重い。
これを扱うというカケミカヅチノミコトのパワーといったらとんでもないですね。
鯰もひれ伏すわ。

そうそう、鯰の絵巻もありました。
関東大震災の直後に作られた絵巻だったかな?
震災後の不安な時期に、鹿島・香取の神様が「安心せよ!」と鯰を退治し人々を鼓舞する様が描かれています。

解説も面白かったです。

震災のあと復興にあたり仕事が増えた大工さん達は鯰に同情的だったとか…。
なので、大工も鯰を攻撃している絵巻は、復興特需の発生する前に描かれたものだろう。
という解説がありました。経済ってやつはこれだから…。笑

鹿島神宮の要石

香取神宮の要石は大鯰の尾を抑えていて、こちら鹿島神宮の要石は大鯰の頭を抑えています。

御手洗池

大人が入っても子供が入っても、水位が胸より上にならないという鹿島神宮七不思議の1つを持つ池。
昔はこの御手洗池で身を清めてから参拝したそうです。

鹿島神宮は見どころがたくさんありますが、私はこの御手洗池は特におすすめしたいです!

透き通る水の中で浮かぶように泳ぐ鯉が美しい。
支柱で支えられた横から倒れ込むようにして伸びる枝、石造りの鳥居、囲む緑。
絵になるしマイナスイオンすごい。

こちらではお水取りもできます!
陽気の持ち込みもOKですが、忘れても大丈夫。
目の前の売店で空のペットボトルも販売しています♪

休憩処一休

そして、御手洗池に流れ込む御神水を使ったコーヒーやお蕎麦が食べられます!
パワースポットの開運行動が、全力でサポートされている。笑

今回は八福蕎麦を頂きました♪

基本的にはそばなんですけど、なぜかラーメンもあります。
蕎麦アレルギーの人も安心ですね!

行くタイミングによってはお団子や鮎の塩焼きも食べられます。
お土産も豊富で、『そばふりかけ』『神の池(日本酒)』を買ってしまいました。
売店のおばちゃんが気さくで会話も楽しかったです♪

休憩処 一休(ひとやすみ)HP

御朱印は先に?

御朱印は拝殿前を左折した先にある社務所でいただけます。
私は全部ぐるりと参拝してから行きましたが、番号札を発行しているので、土日やシーズンの混んでいるときは、先にお願いして帰りに受け取るといいかも。

平日はさほど混んでいないですし、新しい建物で座るところもあり、快適に待てる環境なので、急いでなければ座って雑誌でも読みながら待つのもありです。

【開運】御朱印はお札と同等です!敬意を持って寺社を巡り、御朱印を集めよう!

鹿島神宮のアクセスと駐車場

東京駅から直通の高速バスも出ています。
乗り場も近くてわかりやすいです。

駐車場は有料。
近隣にも有料パーキングがありまして、おばちゃんが誘導していますが、三が日などのシーズンでなければ、公式駐車場は空いていると思います。
外の有料駐車場で当然のように誘導かけてくるおばちゃんが罠すぎる…
神社前近くのところだけど、200円くらい高いの。笑

まとめに

パワースポットとしての力強さ、国内でも屈指の社格。
さらには、観光地としても見どころも豊富な鹿島神宮!

大きな目標がある時、人生をよりよく発展させたいとき、ぜひとも訪れたい神社です。

香取神宮、息栖神社とともに、ぜひ参拝してみてくださいね!

都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)

【楽天たびノート】鹿島神宮

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