【神社】岐阜県不破郡垂井町『南宮大社』<美濃国一之宮><南宮稲荷神社><金属の神の総本宮>

<南宮大社の基本データ>

御祭神:金山彦命

ご利益:
製鉄、鍛冶、金物の神様
破魔除災
金運招福

御朱印:有

塩:なし

土:有

水:なし

駐車場:有

住所:〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1

電話番号:0584-22-1225

公式HP:【公式】美濃国一之宮 南宮大社

南宮大社について

南宮大社の本殿

御祭神 金山彦命は、神話に古く、伊勢神宮の天照大神(あまてらすおおかみ)の兄神に当たらせられる大神様であります。
社伝によれば、神武天皇東征の砌、金鵄を輔(たす)けて大いに霊験を顕された故を以って、当郡府中に祀らせられ、後に人皇十代崇神天皇の御代に美濃仲山麓の現在地に奉還され、古くは仲山金山彦神社と申し上げたが、国府から南方に位する故に南宮大社と云われる様になったと伝えます。
(略)

南宮大社略誌より引用

完全に予定外の参拝。
修行旅行の予定は、福井県の氣比神宮を最後に、福井県から神奈川県まで地獄の13時間ドライブを敢行しておりました。笑

私は高速道路を使わず、なるべく下の道を走ります。

おもいがけず面白い出会いがあるので。
こちらの南宮大社も、そんな偶然のご縁で立ち寄りました。

道に迷っている間に『南宮大社』の看板を見つけ、どうにも惹かれるものが…
時間もまだ14時前。神社仏閣に参拝するならラストチャンス!!行くしかない!!

ということで、急遽参拝しました。

金属加工、鍛冶、金物の神様。
すごく七赤金星が強い。

破魔除災・金運招福…
これはかなりご利益が期待できます(*^^*)笑

でもどちらかというと、破魔除災の方が強いように感じる。
力強いというか…雅な作りなのに圧は強めというか…戦国のカラーが強いのかな?

南宮大社の御朱印や授与品

南宮大社の御朱印

直接書いてくださいます。

初穂料300円。

【開運】御朱印はお札と同等です!敬意を持って寺社を巡り、御朱印を集めよう!

塩はないが土がある

南宮大社の御神砂

南宮大社では御神塩は扱っていないけど、御神砂があります!!
初穂料100円。

御砂も御塩のように場を清めるのに使います。
家の中を清めるなら、やり方は塩と同様です。が、少し長くかかります。10日間くらい。
※塩と違い水に流せないので、お清めが終わった後は近くの土に還します。

一軒家ならお家を囲う四隅に撒く。
植木鉢やお庭に撒く。

などの使い方が簡単です。そのままでいいので(^^;)

【開運】神社で頒けてもらえる『御神土・清め砂』はどう使う?使い方や意味について

南宮稲荷神社

南宮稲荷神社

<南宮稲荷神社>
祭神:保食神(うけもちのかみ)

天照大神の命により保食神を見に行った月読命だが、もてなしに怒り斬ってしまった。しかし保食神の屍から数々の食べ物がうまれ、民が生きていくための糧とした。

南宮大社HPより引用

うーん?荼枳尼天様系では…???
南宮大社HPの説明では保食神(うけもちのかみ)として紹介されていますが、焔宝珠の紋は仏教…ではないのかな?

神仏習合時代の名残なのだと思います。
この後に宝物殿に訪れて、色々お話を聞いたのですが、明治の神仏分離令で三重塔など仏教に属するものが移築された経緯があるそうです。
その三重塔などは南宮大社の本殿から南宮稲荷神社に向かう途中にあったそうなので、おそらくこのあたりは仏教ゾーンというか、仏様の色が濃い場所だったんじゃないかな。

お稲荷様は仏教系だけど、ご存じ通り神道でも稲荷信仰があるので、神仏分離に抵触せずそのままになったということのようです。

お稲荷さんはそういった場所が多いですよね。
この時の旅では最初に豊川稲荷を参拝しているので、空気感の違いが学びやすかったように思います。

出世稲荷神社も、本殿お社は仏教色、奥宮は神社色の強い不思議な感じでした。

戦国時代が一番「一緒に神仏を信仰」していたようです。🤔
こちらの南宮大社、美濃国といえば関ケ原すぐそこですし🤔

戦国時代に活発だった地域だと、神仏分離があいまいな場所が多いのかもしれません。

南宮稲荷神社2

南宮稲荷神社は、大きなお社と、右手側に少し階段を登ったところにもひとつ、小さなお社があります。

お線香と蝋燭が供えられるようになっています(仏教~😅)。
私の前に参拝していたご家族さんが大きなお社にお供えしていたので、私は小さなお社に蝋燭を奉納しました。

お線香とは別の…なんとなく良い香りがした、ような気がしました。
こちらも居心地良かったなぁ。また参拝したいです。

【神社仏閣の歓迎サイン】神社仏閣で良い香りがしたら歓迎サイン!懐かしい神社で良い香りに慰められた話

南宮稲荷神社の千本鳥居

百連という千本鳥居も見ごたえあり!!

南宮大社の宝物殿

帰りに宝物殿に寄りました!

本能寺の変の後に織田信勝(信雄?)が出したご禁制の書だとか、寛仁元年(1017年)に使われていた駅鈴とか。
参拾六歌仙額、太刀、白花百椿屏風などなど。

拝観料は100円。
人が少ないからかな?結構しっかり案内していただいたので、勉強になりました☺

お話の中で「みのむしが発掘」という謎ワードがあって、聞き返してもよくわからんかったんですけども、蓑虫山人という美濃(岐阜)出身の画家がいるのですね。
ちゃんと説明してくださったのによくわかってなかった。笑

幕末の放浪絵師で、日本全国をめぐって絵日記のように作品を残したそうですが、大垣の出身とのことで、南宮大社を描いたものが奉納されていました。

興味深いお話をたくさん聞かせてもらいました。おすすめです!

【神社仏閣の歓迎サイン】聖域での人との交流、挨拶や親切を受けたらそれは歓迎サインです!

南宮大社へのアクセスと駐車場

南宮大社の駐車場

電車の場合は、
✦東海道本線「垂井駅」から徒歩20分

車で参拝している方が多い印象です。
停められないほどではないですが、駐車場いっぱいでした!!

まとめに

岐阜県はあまり散策したことがないので、今回の縁を機会に神社仏閣巡りしたいです!!

戦国時代のアレコレと一緒に史跡めぐりも面白そう。

あと、南宮大社は金物の神様。
吉方で七赤金星回座、もしくは自宅から西にあたる方にはさらに一押しの神社です!

都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)

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