目次
<青島神社の基本データ>
御祭神:
彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神
ご利益:
縁結・安産・航海・交通安全の神
御朱印:有
駐車場:有
住所:
〒889-2162
鎮座地 宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号
電話番号:0985-65-1262
公式HP:【公式】青島神社
青島神社について
彦火々出見命が海宮からお帰りのときの御住居の跡として三神をお祀りしたと伝えられている。
始めてお祀りした年代ははっきりしていないが、日向土産という国司巡視記嵯峨天皇の御宇(約1179年前)奉崇青島明神と書いてあったと言われる文(室町時代約488年前)以後は藩主伊東家の崇敬が厚く御社殿の改築や境内の保護に万全を尽され、明治以後は国内絶無の熱帯植物繁茂の境内を訪ねる人が多く、縁結び、安産、航海、交通安全の神として、益々神威が輝くようになった。御由緒書きより引用
青島神社はさすが人気のパワースポットだけあり、凄く賑やか!!
境内は見どころが多く、おみくじだけでも、鯛釣りのおみくじ、お釜のおみくじ…色んな種類があります。
他にも5円玉を通す「ご縁繋ぎ」、願いの叶いやすさを占う「重軽石」など、開運アクティビティが盛りだくさん。
参拝者も多く、そこにいる人みんなの「楽しい!」雰囲気が境内に満ちているのが、またさらに縁起の良さを増してるなと思いました(*^^*)
青島神社の『祈りの古道』
拝殿の右手に元宮へ続く『御成り道』があり、『祈りの古道』となっています。
絵馬のアーチがすごい!!
両サイドに読売ジャイアンツの必勝祈願の絵馬も奉納されています。
元宮に続く『祈りの古道』は、パワースポットである青島の中心に向かう場所に位置していますので、こちらに祈願絵馬を奉納するのは御利益が強そうですね!
青島神社の元宮
常若の霊木ビロウ樹にかこまれるように鎮座する元宮は、ちょうど青島の中心に位置する。
この地は悠久の昔、古代祭祀に使われたとされる勾玉・土器・獣骨・貝殻などが多数出土しており、古代祭祀跡地に大元の社殿があった事から、そのお礼の安寧を祈り、「元宮」が再建された。
古くから病気平癒や婦人病に霊験あらたかされ、元宮に髪を結び帰るという信仰があった。
大正天皇の御成り以降、多くの御皇族に御参拝戴き、現在でも参詣が絶えることはない。元宮は、古代信仰の聖地として、その面影を今に残し、訪れる人すべてに安らぎを与えている。
現地案内板より引用
手前のグイーン!と曲がって天に向かってるビロウの樹が、南国の祭祀場感を盛り上げていてテンション上がります。
個人的には拝殿よりも元宮の方がパワーを感じるというか、青島の中心ということなので、もしかしたら神様はこちらにメインでいらっしゃるのではないだろうか…
京都の『伏見稲荷大社』に近い感覚です。
千本鳥居とその先の「奥社奉拝所」の社殿までは、明るく賑やかな「栄えている」感じ…うーん、なんだろう、明るさ?広がり?楽しさ?がメインの御神威が感じられるのです。
でも、さらに奥に進み、「山」に入ると…一気に重さが増すというか。
「重厚な信仰の空気」に切り替わる。
青島神社も、御本殿、拝殿前までの空気感は「広がり」「明るさ」をメインに感じるのですが、御成り道、祈りの古道の先は「重厚さ」「深い信仰」に切り替わる。
直前までの「楽しい!」感覚から、畏怖と、静かな喜びが湧きたつ感覚に。
自然と気持ちが引き締まります。
天の平瓮投げ(ひらかなげ)
ここ元宮は古代の臨時祭祀(お祭り)の址として伝えられる聖地である。
この処より、割れた弥生土器が多数出土している。土器の皿は、祭器(お祭りに使う道具)の一つであり、平瓮(ひらか)という。
『日本書紀』神武天皇条には、「天平瓮八十枚を作り厳瓮(いかへ/神酒を入れる瓶)を作り天神地祇を敬いなさい。又身を清めて呪言を唱えれば敵は自然に降伏するだろう」とある。(略)
即ち磐境に投げ入れば心願成就し、天の平瓮が割れれば開運厄祓になるとされる重要な点の平瓮神事である。
現地案内板より引用
やってみました!!
盛大に右手の木に当たって砕けました(^^;)
開運厄祓ですね!!
宮崎のテレビ番組の放送で明石家さんまさんがど真ん中に投げたというお話もみかけましたが…
すごいなぁ。
結構難しいんですよ!!
別の日に団体さんが皆様でやっていたのを拝見しましたが、まっすぐ飛ばない!!と盛り上がっていました(*^^*)
初穂料は200円です。
産霊紙縒(むすびこより)
古来より我が国では、万物全ての始まりは産霊(結び)の力から生成されると信じられて来た。
紙縒の呪力には、糸、紐、網、縄などに共通する霊的な力でものを結ぶ「魂結び」機能がある。
江戸時代には、心寄せる相手を思い紙縒を、神社の格子や神木に結びつけ、結婚を祈願するということが行われてきた。また紙縒は、水引として用い、色の染め分けや結び方などによって、吉凶の別が生じる。
ヒモの語源は、「引き結ぶ」からきていると云われる。
古代には、紐のことを「緒」と呼んだ。
「玉の御」「年の緒」「息の緒」等があるが、いずれも生命に関わるものである。
不思議な呪力を秘めている紐の呪力は、災いや病気を除いたり、恋人に巡り逢えるように、といった願いを込めたまじないに用いられることが多い。(略)皆様御祈願の産霊紙縒は、願いが解けないように結びきるといい。
現地案内板より引用
色は
「紫色」…心身健全(病気平癒・厄除)
「碧(緑)色」…生業成就(学業・勝利・仕事)
「黄色」…商売繁盛(金運・幸運・除災招福)
「桃色」…良縁(縁結・子授・安産・夫婦円満)
「白色」…心願成就(その他の叶えたいお願い事)
以上5色があります。
初穂料は100円。
平瓮投げの『投瓮所』の、向かって左手に紙縒を結ぶ夫婦ビロウの樹があります。
健康、商売繁盛、心願成就と、各種の願い事に対応していますが、
✦ 紙縒を結ぶ
✦ 仲良く寄り添う夫婦ビロウの間に結ぶ
というプラス要素を考えると、ピンクの『良縁成就』が本命かもしれません。
パッといた限りでも、ピンク色の割合が多いように思います(*^^*)
まぁ、私は黄色にしましたけどw
こちらの開運アクティビティもそうですが、青島は『四緑木星』の象意が強いんですよね。
恋愛運上げたい方は、南東か四緑木星回座の時に青島神社で縁結び祈願すると、効果抜群だと思います。
【九星気学】吉方位で開運!!吉方旅行(祐気取り)で開運するための、方位の取り方まとめ
真砂の貝文
ここ青島は、二千四百年前の隆起海床に貝殻が堆積してできた島である。
依って、青島の別名「真砂島」とも云う。
古代万葉の人々は、和歌の中で「濱の真砂」と詠み、数多い貝殻の中から自分の心情に合った貝を探し、それに想いと願いを込めたのである。
青島では、貝の中でも特にタカラガイが真砂と呼ばれ大切にされてきた。
神社前の浜辺にて真砂を探し、自分の想いと願いを込めてこの波状岩にお供えください。
悠久の時を刻み続けるこの元宮の地で、あなたの想いは静かに息づく事でしょう。
現地案内板より引用
貝に想いを込めて奉納する。
素敵ですね!
青島を囲む『鬼の洗濯板』は、潮が引いている時間はあちこちに潮だまりができていて、貝殻もたくさんあります。
気を付けたいのは、巻貝は高確率で住居者がいます。
多分備えても足が生えて貝塚から出て行ってしまうので、中に住居者がいない貝を探しましょう◎
ところで本題とズレますが、青島神社の説明文は、どことなく美麗ではないですか?
教養を感じるというか、エスプリが効いているというか、説明に添えられた言葉がなんか、私は好き。笑
青島神社は島全部が境内
青島は一周15分ほど
青島神社を中心に、青島島内をぐるっと一周できるようになっています。
裏手には灯台もあります。
干潮時には歩いて行けるらしい…!?
こちらの灯台も海面スレスレに作られているようですが、青島から見る波間はすごい目線が低いというか、波と目線が同じで迫力あります。
鬼の洗濯板
青島を取り囲むように海に向かって広がっている奇石群。遠くから見るとまるで巨大な洗濯板のように見えることから、「鬼の洗濯板」と呼ばれています。
国の天然記念物に指定されており、正式名称は「青島の隆起海床(りゅうきかいしょう)と奇形波蝕痕(きけいはしょくこん)」です。中新世後期(約700万年前位)に海中で出来た水成岩(固い砂岩と軟らかい泥岩が繰り返し積み重なった地層)が少し傾いた状態で隆起し、長い間波に洗われ、固い砂岩層だけが板のように積み重なって見えるようになりました。
青島から南の巾着島までの約8kmの海岸線に見られます。潮が引くと、磯遊びが楽しめます。
青島を囲む『鬼の洗濯板』。
洗濯板と言われる党に、ギザギザと線状に岩場が続きます。
潮が引いている時は歩いて散策ができ、取り残された海水の潮だまりにはヤドカリや小魚がワイワイしていて楽しいです。
一説によると、この満潮時には海の下になる場所の貝殻はパワーが強いらしいです。
私は白い巻貝を選びました!!
昔、縁あって半月ほど一緒に住んでたヤドカリに似た白い巻貝(*^^*)
記念にお持ち帰り。
青島付近はビーチコーミングしている人もよくみかけます。
大きな貝殻はなかなか見つかりませんが、じっくり好みの貝を探すのも楽しいです!
青島神社の御朱印
青島神社の御朱印は、先に預けることが推奨されています。
御朱印帳はご参拝前にお預けください
朱印料後払いです
ご参拝後にお預けは三分から三十分位お待ちいただく場合があります
こんな張り紙が。
神社によっては「参拝を先にお済ませください」という所もあるんですよね。
神奈川の『箱根神社』は結構きっぱりと、「あくまで参拝の証なので、参拝の後のみ受け付けています」とやっていましたし。
人気パワースポットであることに加え、青島はアクセスの関係上、過去に急かされるケースでもあったのかな?
(電車が1時間1本なのです)
青島神社で御朱印希望の場合は、時間に余裕をもって依頼するのがよさそうです。
御朱印の初穂料は1000円。
おぉ、なかなか強気な初穂料ですね。笑
通常御朱印、季節限定御朱印、神話御朱印など何種類かあるようです。
【開運】御朱印はお札と同等です!敬意を持って寺社を巡り、御朱印を集めよう!
青島神社でのスピリチュアルサイン
初めて参拝した時にトカゲに遭遇しました(*^^*)
【神社仏閣の歓迎サイン】神社仏閣で遭遇する虫や動物たちは歓迎サイン!どんな意味がある?
ヤドカリ、カニ、トンボ、蝶もたくさんいるのですが、自然豊かな島なので、歓迎サインという感じではなかったのですけども…
というか、歓迎サインだったのかも?しれないんですが、珍しく私がそう捉えてなかったというか。
(いつもは何見てもすぐ歓迎サインと認識するタイプ)
そしたら島を一周している時にトカゲが出てきて。
あ!?あ、歓迎サインだ!?と…やっと認識しました。
トカゲは想定していなかったので!!
ぼーっとしてたから、しっかりトカゲを見せて下さったのかも。笑
【ラッキーモチーフ】魔女の薬にも使われる?『トカゲ』は不死と再生の象徴で、大願成就の意味もあり
あとは…まだ数回しか訪れていませんが、完全な快晴!というお天気じゃなく、毎回曇り~晴れぐらいの天気です。
龍神様がいるという説もあり(あの立地は私も龍がいると思います)、その影響かもしれないな~と思ってます。
とはいえ、青島は快晴が「映える」ロケーションなので、ギラギラの快晴の日も狙って行ってみたいところです。
【神社仏閣の歓迎サイン】晴・雨・曇り・雪の移り変わり…神社仏閣の参拝時に天候が変わるのは歓迎サイン!
青島神社のお土産屋さん
青島駅と青島神社の真ん中くらいに『AOSHIMAYA』というお土産屋さんがあります。
結構広くて、特産品網羅してるので楽しい。
色々揃っているので、吉方で訪れた時、方角に合ったお土産がみつかるはず!
おすすめです!!
【九星気学】方位別!お土産でも開運度をアップ!「運気が上がる」お土産の選び方!
青島神社へのアクセスと駐車場
車で行く場合
車で行く場合の行き方は、カーナビで青島神社を目指していただくとして…
やっぱり重要なのは駐車場の有無ですよね。
無料駐車場、有料駐車場、両方あります。
まず一番近い無料駐車場は、『青島南参道駐車場』。
8:30~17:00
40台くらい駐車できるのですが、ここは激戦区です。
初めて訪れた時は、着いたのが9時過ぎでした。
運よく停める事ができましたが、すでにほぼ満車状態。
その日の帰り、11時くらいには完全に満車で、入庫待ちは禁止されているため、駐車を諦めた車が何台も通り過ぎていました。
ちなみに平日。
土日祝日だとさらに激戦でしょう。
開く時間の8:30ジャストを狙っていった方がいいかも。
余談ですが、青島南参道駐車場に隣接している『宮交ボタニックガーデン青島』がすごくおすすめ!
入場料無料のブーゲンビリアの温室あり、お庭はカラフルなお花がいっぱい咲いていて、お手洗いも綺麗!!
もうひとつ、『青島駅東口無料駐車場』。
8:00~17:00
先日、電車で行って気づいたのですが、ここも無料でした!
広さは…こちらも40台くらい?
西口にも同規模の駐車場があるみたいです。
あとは有料駐車場ですが、『青島参道口有料駐車場』。
1日500円。
こちらは24時間です。
0時から24時までで「1日」換算らしいので、日をまたぐと1000円ですね。
私は朝イチの参拝がしたいので、早朝すぎて8時開場の無料駐車場は使えないな…という時にいいかなと思いました。
公共機関で行く場合
宮崎駅から青島駅まで「JR 日南線」で約30分。
電車の本数は、1時間に1本。
私、宮崎駅で、Suicaで颯爽と入場したのですけども…
青島駅はSuica使えません!!
基本的に現金持たないから焦ったけど、お賽銭用の小銭が380円あったので事なきを得ました…
入場記録は帰りに宮崎駅で取り消しをしてもらいました。
ワンマン運転なのに証明書を出すお手間をとらせてしまって申し訳なかった(-_-;)
帰りは、バスみたいに「乗った場所」を記録しないといけない。
スマホで青島駅にあるQRコードを読み込むか、乗車するときに整理券を取ります。
バス方式だ…。
しかし宮崎駅から380×2、往復で760円なら、駐車場500円の方が安いんですよね。
8時以降なら無料駐車場が開いていれば駐車代も無料ですし。
電車の本数も少ないから、行動の自由度も加味して…私は次から車かな~。
でも公共機関なら現地でお酒が飲めるので、目的に合わせてですね!
まとめに
青島神社は本当に開運に適した場所ですね。
エネルギッシュな植物の力。
南国リゾート風の明るい空気感。
鬼の洗濯板など景観も含めた海と大地の力。
神域・聖域の力。
四緑木星と、あと九紫火星のパワーも強化されるので、恋愛運や美容運、事業運など、だいたいの人が必要とする「人生をうまく運ぶ」エネルギーに満ちているのがすごい。
宮崎に住んでいる間、たくさん通いたい強力パワースポットです!!
都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)