【美術館】横須賀美術館『ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展』

年間スケジュールで見てから心待ちにしていた『ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展』!
すでに2回ほど見てきました♪笑

tupera tuperaの大規模な展覧会は初めてだそうです。

横須賀美術館はいいとこ攻めてますね~!
数年前に『キラキラ、ざわざわ、ハラハラ展』という、井上涼さん含む5組のアーティストと合同の、夏休みの子供向け展示がありまして。
その時に、私は井上涼さんの「夏休みオブザニンジャ」を目当てに行って、tupera tuperaを知ったのですが…

そこからすっかりファンになってしまいました( *´艸`)

あれから幾年月。
今度は単独でtuperatuperaの展覧会を開いてくれるんだから、横須賀美術館は本当すばらしい!!笑

エントランスには『シロクマのパンツ』のシロクマとネズミさんが。

「履いてるよ!」の、オチのところですね。笑
入口は写真OKなので、並んで一緒に撮れますよ~。

よく見たらトイレもこの通り!

tupera tuperaの絵本

今回は絵本の原画の展示がメインです。
コラージュの技法で、「様々な模様のパーツ」「質感の違うパーツ」「極々小さなパーツ」などが組み合わさった作品の数々。
原画だからこそわかった、新しい発見があって面白かったです♪

『木がずらり』

最初に作ったという絵本、『木がずらり』は、昼の表と夜の裏で雰囲気の変わる木々。
館内のインタビューでツペラツペラさんがおっしゃっていましが、開いて飾っても素敵な絵本。
雑貨制作が出発点ということで、センスが良いですよね。

オノマトペで表されるツッコミどころ満載の状況も楽しくて、笑いながら見てまわりました。

オノマトペ(onomatopée)とは、フランス語で「擬音」のこと、「ガシャガシャ」「ふわふわ」「ピピピピピッ」など、音を言葉に変換したものです。
人物、動物、無機物…キャラクターの横に添えられたオノマトペがユーモラス!
いちばんのお気に入りは、昼は「ぼんやり」夜は「はっきり」な、柳の下のオバケ。かわいいんだ。笑

この画像はエントランスにあったもの♪
原画を見たら、目盛りの部分が細かくキチンと切り取られていました。
描いてるんじゃなくて、あの目盛り全部切り取ってたんだなと気づいて感動。

このシリーズをウォールステッカーにしてくれたらいいのに!!

『おばけだじょ』

床におばけだしょが映っている場所が…!
影絵のような作品は、アクリル板で宙に吊るされていてました。

おばけの顔だけを見てると結構怖い。
ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)』に通ずるインパクトがあります…

共通して目が怖い!笑

『うんこしりとり』『おならしりとり』

くだらないんだけど喜んで笑ってしまう。笑
小さい子は特に好きですよね。

『うんこしりとり』と『おならしりとり』のコーナーは、アニメーションも流れてます。
映像の中では、「立体的なうんこの描き方」も。
作成してるのは「うんこ」なんですけども、影のつけ方とか微妙に感心する部分もあったりして勉強になります。笑

「こうきゅうなうんこ」の実物大モデル(クレオパトラのうんこ)の横で、真剣に「紙で作るうんこ作成映像」を見つめる大人達…
みんな子供みたいな顔して見入ってて、その状況がまた、なんだかおかしい。笑

こちらも原画が見られるのですが、『ラッパーのおなら』のところに矢印で「←リリック」と書き込んであって、声出して笑ってしまいました…
絵本にも採用してほしかったwww

『パンダ銭湯』

パンダ銭湯ブース内は写真撮影おK!

入口からかわいくてテンション上がる〜♪

「パンダ以外の入店は、固くお断りしています。 パンダ湯」
「えいようまんてん 竹林牛乳」
「サングラスのわすれものにちゅうい!」

パンダじゃありませんが、今回は特別?
湯船にも入れます!

よく見ると、壁に描いてある墨絵の船頭さんもちゃんとパンダ。笑

いろいろなクラフトコーナー

出口の前にご自宅のお子さんのために作った『節分の鬼のお面』の展示があるのですが…
年々クオリティが上がっていておかしい!

最新の『2017年ver鬼のお面』は、もうお面というかガチのホラーな被り物に進化している。
クオリティ上げすぎィ…
2018年はどうなっちゃうのでしょう?

ところどころ、お子様に向けて作った、展示の元ネタである制作物を見ることができます。

野菜と果物のめくる絵本(『やさいさん』『くだものさん』)は、元々はお財布から楽しそうにカードを引っ張り出しているお子様のために、土から引っ張り出すカードのおもちゃを作成してあげたのがはじまりだとか。

野菜さんを友人の子供にプレゼントしたのですが、かなり気に入ってくれたみたいで嬉しかったなぁ。
リアルな子供のニーズから生まれたからこそだったんですね!

ミュージアムショップ

ミュージアムショップもtuoera tuperaグッズが勢ぞろい!

・Tシャツ(大人用とキッズサイズがある)
・アラビックヤマト(『顔ノート』他)
・クリアファイル(『しろくまのパンツ』『おばけだじょ』)
・グラス(『おばけだじょ』)
・ミニタオル(『うんこしりとり』『おならしりとり』)
・パンダてぬぐい(『パンダ銭湯』)
・マスキングテープ(各種!)
・牛乳瓶入り笹飴(『パンダ銭湯』)

などなど。
『うんこしりとり』『おばけだじょ』『パンダ銭湯』が多いな!!

その他、展示の絵本も各種GETできます♪
『おならしりとり』のポストカードとかもあったな。
「ラインダンスのおなら」のイラスト、おならなかったらハイセンスで欲しい所なんだけど…うぅん。笑

『かおノート』の絵柄の入ったアラビッくん(ヤマトノリ)は買おうと思ってるんですけど、図録が悩むな~。
まだ何度か開催中に行く気でいるので、GETするもの吟味中!

まとめに

子供はもちろん、大人もユーモアたっぷりのツペラツペラの世界観に感化されて、みんな笑顔で展示を見ているのが印象的でした♪

~10/1までは『変な編み物 編んだ~わ~るど』展も同時開催中!
(『ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展』は~11/5まで!)

ユーモラスで豊かな色彩の作品群は、tupera tupera好きに刺さると思うので、ぜひとも一緒に観覧することをおすすめします!

横須賀美術館【楽天たびノート】

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