【神社】『箱根神社』関東総鎮守の名社、運開きと厄除けの御神徳を頂けるパワースポット!

<箱根神社の基本データ>

御祭神:
箱根大神
・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
三神を総して箱根大神

ご利益:
交通安全、心願成就、開運厄除け

御朱印:有

塩:なし

土:有

水:有

駐車場:有

住所:
〒250-0522
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1

電話番号:0460-83-7123

社務所の時間:
お札所・御神印の受付時間 8:15 ~ 17:00
御祈祷の受付時間 8:30 ~ 16:00
宝物殿の拝観受付時間 9:00 ~ 16:00

公式HP:【公式】箱根神社(九頭龍神社)公式ホームページ

箱根神社について

箱根神社の本殿

箱根神社は、古来、関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社で、開運厄除・心願成就・交通安全・縁結びに御神徳の高い、運開きの神様として信仰されています。
箱根神社の創祀は、当社の縁起『筥根山縁起并序』(1191 年成立)によると、第5代孝昭天皇の御代、聖占仙人が箱根山の駒ヶ岳に神仙宮を開き、同主峰の神山を神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となりました。
奈良時代の天平宝字元年(757)、箱根山に入峰した万巻上人が、箱根大神の御神託を授かり勅願をもって現在の地に社殿を建立しました。この箱根大神を奉斎する社は「箱根三所権現(箱根権現)」と号し、仏教とりわけ修験道と習合し朝野の信仰をあつめました。
平安時代初頭、東海道の官道として箱根路が開通すると、当社は道中安全を祈る往来の人々によって遍く知られ、武家の興隆とともに名だたる武将が篤い崇敬を寄せました。

箱根神社HPより引用

第5代孝昭天皇の御代というと、西暦でいえば紀元前475年ー紀元前393年。約2400年前です。
古来の自然信仰のひとつ、山岳信仰。
山の神様を祀っていたのですね。

奈良時代の757年、山岳信仰の起こりから1000年以上経ち、当時の著名な聖僧である万巻上人が現在地に社殿建立。

万巻上人は、仏教が入ってきた奈良時代の僧侶で、神仏習合の思想を持っていました。
神と仏は別の側面であり、顕現方法が違うだけで同じ存在であるという考え方です。

神仏習合の時代には箱根権現とも呼ばれ、文殊菩薩・弥勒菩薩・観世音菩薩を本地仏とされていました。

現在は明治時代の神仏分離の令を経て、「神様」として祀られていますが、元々の大本が山岳信仰の山の神様なので、現在の祀られ方が自然なのかなと思います。

箱根神社の平和の鳥居

さて、ここからは私の妄想なのですが…
箱根神社の神様は、芦ノ湖の神様、つまり九頭竜神社の神様と同一なのではないでしょうか。

有名な「平和の鳥居」は、芦ノ湖に繋がっており、芦ノ湖から一直線に本殿への参道に続きます。

この配置は「芦ノ湖の神様」ではないかと思うんですよね…

奈良時代の昔、箱根大神(はこねおおかみ)の神力を得た万巻上人まんがんしょうにんが、里人に害を及ぼしていた九頭の毒龍を調伏(ちょうぶく)し、芦ノ湖の守護神・九頭龍大神としてお祀りした。

箱根神社HP 湖水神事の項目より引用

箱根山は険しい山で、人が住み始めたのは弥生時代の2000年前くらい、公道が出来たのは鎌倉時代。
万巻が毒龍を調伏した奈良時代は、人は住んでいるけども整備はされておらず、たびたび芦ノ湖が氾濫したりと自然の猛威を振るっていたのではないかと思われます。

箱根山で修業をした万巻(=箱根大神の神力を得た)が、止雨の祈願をして芦ノ湖の氾濫が治まったことを伝説として物語地にしたのではないでしょうか。

芦ノ湖に龍神様がいるのは確かだと思います。
水神でもある龍は、海や湖など清く自然エネルギーの高い場所を好みます。

箱根神社

龍神がいます。緑色の巨大な龍です。
祝詞を唱えると、ズザザザーッという感じで出てきます。
龍としてはしゅるる~んという音が一般的なのですが、どうやらこの龍神は鱗や背びれが固いようです。
龍神は、本殿から神門、第四鳥居、「平和の鳥居」、芦ノ湖へと、ほぼ一直線の参道の上を本殿側から湖へズザザザーッと泳ぎます。

(略)

人々は知らず知らずのうちに、頭上から高波動の龍神パワーをもらっています。
細胞を活性化させる龍神パワーです。
健康増進に特にごりやくがあります。

『あなたにいま必要な神様が見つかる本』桜井識子 より引用

神様が見えてお話しできるという桜井識子さんの本からの引用ですが、こちらにも「龍神」と書かれています。

奥宮に行ってみたら、また感覚でわかることがあるでしょうか…
今度ロープウェーに乗って行ってみたいと思います(*^^*)

箱根大神様と九頭竜の龍神様、繋がっているんでしょうが、そのシステムが気になるところです。

穂高神社の奥宮と里宮みたいに、窓口的な要素も兼ねている可能性が高そう。
私は奥宮に参拝していないから、どうにもはっきりと繋がった感覚が持てないのかもしれないです。

九頭竜神社(新宮)

九頭竜神社新宮

本宮と新宮
九頭龍大神は、芦ノ湖畔九頭龍大神誕生の聖地に鎮座する「九頭龍神社(本宮ほんぐう)」と、後年、湖水祭斎場の聖地たる箱根神社御社殿横に建立鎮祭された「九頭龍神社(新宮しんぐう)」の二ヶ所に祀られています。

箱根神社公式HPより引用

箱根神社の本殿右手に『九頭竜神社(新宮)』があります。
新宮は、参拝が困難な本宮より、易くお参りができるようにと、平成12年(西暦2000年)に建立されました。

そう遠い昔、修学旅行?林間学校??で行った時はなかった気がしていたんですけども、記憶は正しかったようですね。笑

龍神水・成就水盤

龍神水・成就水盤

九頭竜神社の前に『龍神水・成就水盤』があります。
お水取りはこちらでできます。無料!
御神水専用のボトルは別途100円で頒布されています。

【開運】聖域や吉方のお水を頂いて運気アップ!開運『お水取り』のやり方と効果について

箱根神社・九頭竜神社の社務所では『誓願』という願い事を神様に伝える方法があるのです。

✦お参りの心得は今も昔も変わりません。
神様へのお参りは畏敬の念を以て感謝の心を捧げる処から始めましょう。
続いてお願いをする時は、みんなが幸せで心豊かに暮らせるようにお願いしてから自身のお願いをいたしましょう。
そして、そのお願い事が成就するために自分のなすべきことの一所懸命な実践を神様に誓いましょう。これがお参りの心得です。
✦これを形に表したのが、誓願符と願い串・起請文の誓願です。

誓願符は水溶紙です⇒龍神水に溶け込んで⇒芦ノ湖の九頭竜大神に届きます

より引用

やり方は、

①最初に願い事を書く。次に、願いを兼ねるために自信がすべきことを書く。
例)私は右の願い事が成就するため、日々〇〇〇〇〇を実践します。
最期に年月日と名前を記す。

②誓願符を成就水盤で溶流する。

③感謝の真心を込めて誓願する。
その後は起請文を日々実践する。

とのことです。

九頭竜大神への誓願は誓願符(初穂料500円)を成就水盤に溶流す。

箱根大神への誓願は、願い串と起請文(初穂料2000円)でお伝えするそうです。
お守り札(牛玉宝印/ごおうほういん)も頂けます!!

箱根神社の御朱印

箱根の神社の御朱印

シンプル!(*^^*)

御朱印は第四鳥居の近く、第一駐車場に繋がる場所にある建物で受け付けています。
画像は平成28年のもので、当時はお預けして、番号札を持って参拝、帰りに受け取ったと記憶していますが…

コロナ禍以降、現在は書置きの頒布になっているようです。

『箱根神社』『九頭竜神社』『七福神恵比寿社』の3種類。
初穂料は500円です。

ちなみに九頭竜神社本宮に社務所はないので、九頭竜神社の御朱印が欲しい場合も、こちら箱根神社の社務所に立ち寄る必要があります。

【開運】御朱印はお札と同等です!敬意を持って寺社を巡り、御朱印を集めよう!

箱根神社の授与品

箱根神社はお守りの種類も豊富なのですが、頒布物で気になるものをピックアップしてご紹介します。

清め砂

授与所に並んではいなかったと思うのですが、HPには載っていました。
箱根神社では『御神塩』は扱っていないようですが、『清め砂』はいただけるのですね!

人生の岐路など、大きな変化があるときに参拝したいと言われる関東総鎮守の箱根神社ですから、お家を立てる時、引っ越しの時にこちらの清め砂を使えたら心強いです!

【神社】神社で頒けてもらえる『御神砂・御神土・清め砂』はどう使う?使い方や意味について

源頼朝三匿開運の開運印籠御守

源頼朝三度大難を免かるの記石碑
当神社の手水舎前の石碑には、石橋山の合戦で敗走した源頼朝が、日頃の信仰により土肥の椙山、しとどの岩窟、箱根神社にて三度大難を免れたことが記されています。

源頼朝三匿開運の開運印籠御守
源頼朝が三度の大難を免れた故事に因んだ厄除開運の御守です。裏面には、源氏の家紋である「笹竜胆ささりんどう」が描かれています。

箱根神社HPより引用

関東の神社の大きな神社で源頼朝の名前を聞かない場所はないんですけども、箱根神社も頼朝が篤く崇敬を寄せた神社です。

源頼朝は、平家打倒を志すも、最初は敗走しています。
伊豆半島の各地で身を隠し、命からがら房総半島へ逃げるのですが…

何度かあった危機を三度脱したという逸話からできた御守りのようです。

そのうちの1回に当たるであろう場所が、真鶴の貴船神社近くで、そちらにも石碑が残っています。

【神社】神奈川県真鶴町『貴船神社』『貴船稲荷社』<貴船祭り><貴宮大明神><頼朝の腰掛石>

真鶴には古くからある苗字が3つあるそうです。「青木」「五味」「御守」。

真鶴の三名字の由来
真鶴に古くからある名字として「青木」「五味(ごみ)」「御守(おんもり)」の3つがある。
頼朝がしとどの窟に身を隠した際に手助けをした功として、手助けの内容にちなんだ姓を与えたという言い伝えがある。
木の枝で入り口を隠した者には「青木」、食料の手配をした者には五つの味わいを意味する「五味」、追手から頼朝を守るための見張り役をした者に「御守」の三名字である。

ウィキペディアより引用

恩を忘れない頼朝の一面が出てるなと思うのですがいかがでしょう。笑

箱根神社でのスピリチュアルサイン

箱根神社2

龍神様が頭上を通るという、杉並木の参道はパワーを感じるのですが、実は本殿ではっきりと感じたことが少なくて…
お昼ごろに行くとかなり人が多いので、そのせいかな?と考えましたが、今回早朝に行っても同様でした。

絶対すごい!!清々しい!!という感覚はあるのですが、どうにもビビビッとこず。笑

何度も参拝できているということは、相性は良い(呼んでいただいている)と思うのですが…

あ、でも前回参拝した時は、九頭竜神社の新宮で、ご祈祷している方がいらっしゃいました(*^^*)
新宮の中で祈祷を受けているのを、近くで見ることができ幸運でした!!

【神社仏閣の歓迎サイン】神社仏閣で結婚式やご祈祷に遭遇した時のスピリチュアルメッセージ

ご祈祷に遭遇した時は、高波動の余波をいただけるのでラッキーです。

あとは、朝の時間帯(8時台)でもそれなりに人は多かったですが、祝詞を唱えたりご挨拶をしている時はひとりだったので、「人払いが起きる」これも歓迎サインです。

その他、本殿上の澄んだ青空に眩しさを覚えたり、こう、歓迎サインは感じるのですが、やっぱりどうしても深く?リンクした感じが…実感できないというか。

箱根神社は、まだまだ参拝の必要がありそうです!!

箱根神社へのアクセスと駐車場

箱根神社の駐車場

まず車でのアクセスですが、「箱根神社宝物殿」を目的地にするのがおすすめです。
うちの車のカーナビが古いからなのか、「箱根神社」を目的地にすると、境内裏の道の途中で「目的地に着きました。ルートガイドを終了します」って言われます。笑

駐車場は第3駐車場まであり、止められる台数はかなり多いのですが…昼頃には第一駐車場はほぼ埋まっていたので、祭日や土日休日、お正月などのイベント期間はかなり早く行かないと停められないかも。

近隣にも多数の有料駐車場がありますが、箱根神社の駐車場に停められれば無料ですし近いですし、できるなら箱根神社の駐車場に停めたいですね。

平日の8時はガラガラ。11時はすでにいっぱいって感じでした。

電車とバスで行くなら、

関東方面からは、小田急線の「小田原」駅、もしくは「湯本」駅から、「元箱根」行きのバスに乗る。
関西方面からはJR「三島」駅、もしくは「熱海」駅から、「元箱根」行きのバスに乗る。

このあたり随一の観光名所でもありますので、記載の各駅からバスが出ています。

近くのバス停「元箱根港」あたりはお店も多いので、参拝の帰りにはそちらまで歩いてお買い物を楽しむのも良いと思います(*^^*)

まとめに

箱根神社の手水屋

箱根神社は関東総鎮守と言われ、関東圏でも屈指のパワースポットです!

人生の岐路や、大きな願い事を叶えたい時に参拝したい神社。
参道の龍神パワーも有り、シンプルにご挨拶だけの参拝でも、心身を整えて悪いものを祓ってもらえます。

人気スポットなので人も多いですが、定期的に訪れたい魅力的な神社です。

ちなみにインスタ映えするフォトジェニックな『平和の鳥居』ですが、平日の朝8時台で3組くらい、昼の11時くらいで20人くらい並んでいました。
時間の経過とともにどんどん増えます。笑

待ち時間も龍神パワーは受け取れると思うので、並んでみてもいいと思います!

私は並ぶのが苦手なので並びませんが、いつか芦ノ湖にせりだした鳥居の下でパワーを感じてみたいです。

超早朝に行けばワンチャンスあるかな?
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖』か『小田急 山のホテル』に泊まるのが一番近道かも。

【楽天たびノート】箱根神社

都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)

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