【開運】仏滅、大安…本来の意味を知れば納得?占いマニアの私が『六曜』を気にしない理由!

2020年4月18日。

本日は仏滅!!何をやるにも凶。患えば長引く恐れあり。
どうしよう(>_<)

私はあまり六曜は気にしないのです。

物心ついたころから占いやスピリチュアルが好きで、占星術、風水、気学、タロット、四柱推命、手相…果てはオカルト話から哲学や心理学まで手を出してスピリチュアルに傾倒してきた私ですので、六曜も最初は気にしていたんですよ。

今日は大安だからいいことがあるかも!!何をするにも吉!
仏滅だから悪いことがあるかも…
友引だからお葬式はダメな日…

聞きかじったままに流されていましたが。
当たらないんですよー…六曜はあてにならないというのがというのが私の結論です。

ただし、大安と仏滅は場合によって意識します。
理由は後述。

六曜の意味や吉凶について

まずは、元の意味からご案内しましょう。

先勝(せんかち)

諸事急ぐことによし。午後よりわるし。

友引(ともびき)

朝夕よし。正午わるし。葬式を忌む。

先負(せんまけ)

諸事静かなることによし。午後大吉。

仏滅(ぶつめつ)

万事凶。患えば長びくおそれあり。

大安(たいあん)

移転開店等、万事利あらざることなし。大吉日。

赤口(しゃっこう/しゃっく)

諸事ゆだんすべからず。用いるは凶。正午よし。

太極図のレリーフ

六曜は機械的な繰り返し

先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口、の順番でくるくると回っていきます。
旧暦で使われていた法則を新暦に転用しているので、たまに飛んだりするのはそのためです。

元々は中国の陰陽道にあったもので、時間の区切りだったという説もある。
日本に入ってきたのは14世紀頃の鎌倉時代。

私がメインで行っている陰陽五行説をもとにした風水や九星気学は、安倍晴明らが活躍した時代…700年頃からあるものですので、歴史の長さが違います。

六曜の吉凶に関しては、14世紀の鎌倉時代に入ってきて、流行したのは江戸時代です。
歴史の長さがすべてではありませんが、私は江戸時代の町民文化を考えると、流行りものとして出回ったものが定着してしまったのだと思います。
時代背景的に、民衆が豊かになり、識字率が上がり、言葉遊びやゲン担ぎなどの文化が急速に伸びた時代です。

商売をする人はゲン担ぎなどのスピリチュアルな「機運」を大事にする人が多いです。
どうせなら「大安」に大きな契約日を持ってきたいですよね。これは人の心理です。

占いは面白いですからね…
人生はどうしたって「運」に左右される。

「運」は触れないし目に見えないのだから、目に見えない不思議なアプリーチで「開運」していくしかないのです。

今よりもさらに神仏や縁起など、「見えないもの」に敬意を払っていた時代。
流行するのもわかります。

また、中国から日本で流行るまでに、名前も少しずつ変わっています。
「仏滅」と怖い字面ですが、仏教は関係なかったり、「友引」も「友曳」から変わったり。

友達を引っ張ってしまうという、文字のイメージで「葬式は忌むべし」となったのでしょうが、言霊の効果ですね。
実際、仏教は関係ないので、友引に葬式を行うことも当然あります。

心理作用と占いの吉凶

血液型占いも同じですね。
そんわけあるかいって思うけど、当たっている気もする。

これは心理学でいうところの『自己成就予言』にあたります。
「こうなるのではないか」と思って行動すると、その通りの結果に成就してしまうこと。

人間は自分の意志で因果を変えられるので、心理学的に見ても、上手に使えばプラスの効果になるのが占いです。

私は霊感がなく、第六感も働かない、技術的なスピリチュアリストですので、自分が何か占い結果を用いて運を拓く時には、心理作用というのを重要視しています。

もちろん、検証を行って、スピリチュアルな視点でも開運効果を信じて可能性を追求しているわけですが…
占いの結果に忠実になった結果、それに引っ張られて行動力が低下するのは良くないと考えているわけです。

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人生の節目に意識するのはアリ

六曜はですね、先述の吉凶区分を見て頂くとわかりやすいのですが、吉が少ない!!!

6日に1回は万事凶。
6日のうち半分以上が半日以上凶。

大手を振って丸1日活動できるのは大安くらいですよ(;´・ω・)

これではプラス効果はあまり期待できませぬ。

とはいえ、ここまで根強く信仰されているため、自分が気にしなくてもまわりから情報が入ってきます。

結婚式を仏滅が安いからと相手が決めたけど、自分の両親が迷信深くて嫌がってる。
こんな状況だと、「すでに嫌がっているというマイナス作用が発生している」ので、運気は引っ張られます。

占いの吉凶としての六曜は気にしなくても、マイナス効果はあるということです。

その場合は仏滅に結婚式は避けた方がいいと思います。

幸せな結婚式

でも節目を構成する主要メンバーの大半が気にしていないなら問題ありません。
仏滅の結婚式自体にマイナス要素はありません。安くてラッキーです。

このあたりは周りの意見を汲むのが大事になりますね。

ただ、日々の生活の中で仏滅や赤口などのマイナス要素を気にして、何かをやめてしまう必要はないのかなというのが私の考えです。

まとめに

いかがでしたでしょうか?

私はスケジュール帳を自作する派なんですけども、以上の理由からハッピーな「大安」だけは記載してます。
良いことが起こる日、だけ認識してるわけですね。
まぁ、自然と前日は「仏滅」なんですけども、それは無視するわけです。笑

仏滅が出発日でも、吉方旅行に最適な日なら構わずに行きます。
今のところ、仏滅関係なく方位効果は得られているので問題ありません♪

色んな考え方があるので、六曜を完全否定するわけではありませんが…
どうせなら自分に都合よく使っていきましょう!

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