【風水】桃花位とは?干支・本命卦・流年・屋向から出す恋愛運アップの方位とやり方

恋愛運を高めたいときに活用される代表的な風水が「桃花風水(とうかふうすい)」です。

中でも「桃花位(とうかい)」と呼ばれる方位は、出会いや良縁を引き寄せる特別なスポットとされています。

桃花位を出す方法はいくつかあり、干支・本命卦・流年・屋向 という4種類のアプローチがあります。

「干支から簡単に出す方法」から、「本命卦を使った精密な方法」、「その年ごとの流年」、「家の向きを基準にする屋向」まで、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。

この記事ではさらに、

    • 桃花位の意味と効果
    • 出し方(干支・本命卦・流年・屋向)
  • 桃花位風水のやり方と注意点

をまとめています。

「桃花位って効果あるの?」「どうやって調べればいいの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

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桃花位とは?恋愛風水における意味と効果

桃花位(とうかい)は、風水で「出会い運・恋愛運」を高める特別な方位のことです。

中国語で「桃花運」は「モテ期」を意味し、異性からの注目や交流のチャンスが増えることを指します。

桃花風水を行うことで、本人の魅力が引き出され、対人運や交際運が向上すると考えられています。

花を飾ったり、水を整えたりすることで、自然に出会いのご縁が流れ込んでくる…そんな後押しをしてくれるのが桃花位です。

ただし、「効果がない」と感じることもあります。

縁には変えられないものもあり、タイミングが合わない場合や、叶うとむしろ不幸になる縁も存在します。
その場合、モテ運が上がっても、運が良いからこそ恋愛は停滞しがちです。

また、桃花風水の作用で「どうでもいい人」からモテてしまい、意中の相手には響きにくいこともあります。

その場合も「恋愛成就の効果がない」と感じることもあるでしょう。

もし結果が出にくいと感じたら、縁結びの神社に参拝して神様のサポートをお願いするのもおすすめです。

風水と信仰を併せることで、よりよいタイミングを呼び込み、必要なご縁へと導かれる可能性が高まります。

💡関連記事:桃花風水とあわせて吉方位の神社参拝を取り入れるのもおすすめ

 

桃花位の出し方

整ったデスクの上に飾られた瓶に入ったピンク色の切り花

桃花位を調べる方法はいくつかあります。

代表的なのは 干支・本命卦・流年・屋向 の4種類です。
ここでは、それぞれの特徴と出し方を紹介します。

干支から出す方法(シンプルでおすすめ)

もっとも簡単なのが「干支から出す方法」です。

自分の生まれた干支ごとに、桃花位の方角が決まっています。

  • 子(ねずみ)・辰(たつ)・申(さる) → 西
  • 丑(うし)・巳(へび)・酉(とり) → 南
  • 寅(とら)・午(うま)・戌(いぬ) → 東
  • 卯(うさぎ)・未(ひつじ)・亥(いのしし) → 北

👉 自分の干支を確認するだけで、すぐに桃花位がわかります。

本命卦から出す方法(計算式)

もうひとつよく使われるのが「本命卦(ほんめいか)」です。

生まれ年と性別から計算し、その数字ごとに桃花位が定まります。

手順

  1. 生まれ年の下2桁を足して、一桁になるまで計算する
    (例:1992年 → 9+2=11 → 1+1=2)
  2. 男性 → 10 − その数字
    女性 → 5 + その数字(10を超えたらさらに一桁にする)
  3. 出てきた数字が本命卦(1〜9。ただし5は特別扱い)

※「5」が出た場合は中央を示して方角を持ちません。
なので、計算で出た数字が5だったら、男性は2、女性は8の数字を見てください

本命卦の数字 卦の名前 桃花位(恋愛に効く方角)

計算式で出た数字に対応する方角が桃花位です。

本命卦と桃花位(恋愛に効く方角)
本命卦の数字 卦の名前 桃花位(方角)
1(坎卦) 南西
2(坤卦)
3(震卦)
4(巽卦)
6(乾卦) 西
7(兌卦) 北東
8(艮卦) 西
9(離卦)

※本命卦が「5」になった場合は中央で方角を持たないため、男性は「2」、女性は「8」として扱います。

👉 干支よりも個人差を反映できる方法ですが、やや複雑なので「詳しく知りたい人向け」として使うとよいでしょう。

流年から出す方法(一白水星)

その年に「一白水星」が巡る方位を桃花位とするやり方です。
年ごとに変わるため、タイミングを重視したアプローチになります。

一白水星の位置(2025〜2030年)

  • 2025年:南東
  • 2026年:中央
  • 2027年:北西
  • 2028年:西
  • 2029年:北東
  • 2030年:南

👉 「今年の桃花位を知りたい」という読者に役立ちます。

屋向から出す方法(家の正面の向き)

屋向(やこう)とは、家の正面=玄関を出たときの向きを指します。

屋向ごとの桃花位

  • 北向きの家 → 東
  • 南向きの家 → 西
  • 東向きの家 → 南
  • 西向きの家 → 北
  • 北東向きの家 → 南西
  • 南西向きの家 → 北東
  • 南東向きの家 → 北西
  • 北西向きの家 → 南東

ただし、屋向の桃花位は その家に住む全員に作用する のが特徴です。

恋愛に良いご縁を招く反面、家族の異性関係にも影響してしまい、思わぬトラブルを招くこともあります。

👉家族、または恋人と住んでいる場合はおすすめできませんが、一人暮らしならOKです。

桃花風水の出し方まとめ

  • 手軽に実践するなら「干支」
  • 個人差を反映したいなら「本命卦」
  • タイミングを見たいなら「流年」
  • 家全体に作用させたいなら「屋向」

桃花位風水のやり方

ガーベラ

桃花位がわかったら、実際にその方位を使って恋愛運を高める「桃花風水」を実践してみましょう。

基本はとてもシンプルで、決まった方位に花や水を置くことです。

※本来は「水だけを置く」のが原型(桃花水法)ですが、現代では花を一緒に飾る方法が広く使われています。

ステップ1:家の中心を決める

  • 間取り図をイメージし、家の中心を大まかに決めます。
  • 中心に立ってコンパスやスマホアプリで方角を測りましょう。

👉 厳密でなくても大丈夫。おおよその方向が合っていれば問題ありません。

ステップ2:桃花位に花を飾る

  • 出した方角に花を飾ります。
  • 花の色は ピンク・赤・オレンジ が恋愛運に効果的。
  • 迷ったら「ピンクの花」が鉄板です。

💡関連記事:紫陽花と風水の関係についてはこちら

ステップ3:水をきれいに保つ

  • 花瓶の水は毎日取り替えましょう。
  • 花が枯れたらすぐに交換すること。
  • 花がないときは、花瓶やコップに水を入れて置くだけでもOKです。

ステップ4:効果を高める工夫

  • ローズクォーツを一緒に置くと「恋愛石」のパワーで相乗効果。
  • 花瓶もガラスや陶器など、清潔感のあるものを使いましょう。
  • 香りの強い花を選ぶと、恋愛運を高めやすくなります。

桃花位風水の注意点

青い花瓶に挿したオレンジのガーベラ

  • 桃花位は 「出会い運」「モテ運」を高める風水。
    → パートナーがいる人は、不要な縁(浮気や不倫)を招く可能性があるため注意が必要です。
  • 家族で同じ干支の人がいる場合は、共有スペースではなく 自分の部屋(寝室など)=小太極 を使いましょう。
  • 屋向や流年を利用する場合は、家全体や家族に影響することがあるので慎重に。

桃花風水におすすめのアイテム3選

桃花位に花や水を飾るとき、より効果を高めるサポートアイテムがあります。

実用性と風水的な意味を兼ねた3つを紹介します。

① 花瓶(恋愛運強化フラワーベース)

花を美しく飾るための基本アイテム。

透明ガラスやシンプルデザインは「気」の流れを妨げず、どんな花にも合わせやすい。

▶安定感があり、茎の部分が気にならないガラスカットを施されてる優れもの。リボンもついて縁結び効果もアップ。

② ローズクォーツ(恋愛運アップの石)

「愛と癒やし」を象徴する天然石。

花瓶や水のそばに置くと、恋愛運をサポートしてくれます。

▶「実り」を象徴するりんご型のローズクォーツ。花や水のそばに飾ることで愛と癒しの力を増幅。

③ インテリア加湿器(潤いで水の気を補う)

水を循環させて「水の気」を常に動かすことで良縁を呼び込みやすい環境に。

毎日水を変えれば桃花水法となります。

加湿ができる実用性も◎

▶クリアなタンク内で水の動きが見えるので、水が見えない加湿器よりも桃花風水向き。グッドデザイン賞でおしゃれなのも素敵。

桃花風水のよくある質問

Q&Aよくある質問はてなマーク

実際に取り入れるときに多く寄せられる疑問をまとめました。

Q1. 桃花風水は本当に効果がありますか?効果がないこともある?

縁やタイミングによっては実感できないこともあります。

ただし「モテ期」を呼ぶように出会いやご縁を後押しする作用があるので、継続して取り入れるのがポイントです。

また、花を飾ることは基本的に風水のパワーを高めるので、別の形(金運・健康運)で出ていることも。

Q2. 桃花風水は結婚にも効果がありますか?

出会い・恋愛の縁を広げる風水なので、結婚につながるご縁を呼び込む可能性もあります

ただし、すでにパートナーがいる場合は「余計な縁」まで広がるリスクがあるため注意が必要です。

Q3. すでに恋人や夫婦の場合はどうなりますか?

桃花位は「出会い運」に作用するため、余計な縁を呼び込むことがあります

花を飾ること自体はプラスに働くので、安定した関係を望む場合は、あえて桃花位からずらす風水術もあります。

Q4. 桃花水法とは何ですか?

本来の桃花風水は「水を置く方法(桃花水法)」が基本です。

現代では花瓶に花を飾るスタイルが主流ですが、清らかな水を毎日替えることが最重要です。

Q5. どんな花を飾るとよいですか?

ピンクや赤の花が定番です。

特にバラやチューリップはおすすめ。

でもどんなお花でも大丈夫。
大切なのは好きな花を清潔に保って飾ることです。

まとめ

明るい窓辺に置かれた清楚な白のヒナギク

桃花位は、風水で恋愛や出会いの運気を高める特別な方位です。

出し方には 干支・本命卦・流年・屋向 の4種類があり、状況や目的によって使い分けができます。

  • 干支 … もっともシンプルで誰でもすぐに調べられる
  • 本命卦 … 個人差を反映する精密な出し方(計算式あり)
  • 流年 … 年ごとに変わる「その年限定の桃花位」
  • 屋向 … 家全体に作用する方法でリスクもあるため上級者向け

桃花風水のやり方自体はとてもシンプルで、出した方位に花や水を清潔に保って飾るだけ です。

ピンクや赤など恋愛に効く色の花を選び、枯れたらすぐに交換することが大切。

さらにローズクォーツやお気に入りの花瓶を一緒に置くことで、効果を高めることができます。

ただし注意点として、桃花位は「出会い運」に強く働くため、パートナーがいる人は不要な縁を呼び込む可能性もあります。

実践する場合は、自分の状況に合わせて慎重に取り入れてください。

👉 桃花風水は「縁を呼ぶサポート」として活用しつつ、必要なご縁を見極めることが大切です。

 
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