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先日、父のお墓参りに行ってきました。
お盆や命日など、お墓参りをするタイミングって 割と決まっているものですが、 私は思い立ったら気軽に行っております。
天気がいい日にふらーっと。
故人を偲ぶのに日付は関係ないですからね。
お墓参りに持って行くもの
持ち物は、
✦ スポンジ
✦ お線香
✦ ライター
✦ お花
✦ お供えもの
あとは財布とかミニタオルなどのいつもの持ち物です。
ハンカチやタオルを持ち歩かないなんて男性やワイルドな方は、手を拭くものもリストに上げておくといいですよ~。
ライターも、普段タバコを吸わない人は忘れがちなので要チェックです!
お供え物は、生前に個人が好きだったものなど。
仏教だと仏さまは「お茶」「お饅頭」を好まれるので、こちらもおすすめ。「落雁」もいいですね!
お供えしたあとは持ち帰る、自分たちで食べるので、扱いやすいものが良いです。
いざお墓参り
作法なども特に気にせず、
①お墓についたら、まずは掃除。
②雑草が生えてたら引っこ抜いて
③前の花が枯れていたらそれを捨てて新しいものを
④あとはスポンジで墓石を磨きます。⑤一息ついたら手を洗って、お供えのドリンクを『開けて』供える。
⑤お線香をつけて供える。
⑥南無阿弥陀仏と唱えた後、近況報告をする。
※心の中で
あとは供えたものを戻して、帰宅です。
私は毎回、父が生前好きだった飲み物を持参しております。
うちの父は『三ツ矢サイダー』か『アサヒビール』です!笑
今日は寒いので、記憶にある父が飲んでたダイドーの缶コーヒーにしました。
三ツ矢サイダーは季節的にちょっとね!
物理的に飲むのは私ですからね!
食べ物を備えた場合など、その場で食べずとも、持ち帰ってから食しましょう。
お墓参りは気持ちが大切です。
故人を想いながら気持ちを寄せる。
それだけでいいと思います。
きっと家族や親しい人が顔を見せることを
何より喜んでくれると思うので。
なぜお墓参りが開運になるのか?
さて。
お墓参りで開運という考えですが、なぜ開運行動になるんでしょう?
ご先祖様を神聖視することを祖霊信仰といいますが、 実は日本や中国など、北東アジアでのみ見られることだそうです。
確かに、キリスト教などの一神教だと、祖霊を神格化してしまうのはまずいと言いますか…。
より大きな括りで神様がおわすので、先祖は先祖で、神聖視の対象にはならないのかもしれませんね。
日本は仏教伝来の以前から祖霊信仰があり、そこに仏教や儒教などが入ってきてお盆などの習慣に繋がっていきました。
日本は天皇家が神様の子孫ですし、 私たちの祖先もずっとずっと神話の時代まで遡ると神様…ということに。
また、祖先を尊ぶという行為が、 今自分がここに在ることを肯定することに繋がります。
私はオカルト好きだけど、 脳や身体機能でオカルト半分くらいは説明がつくんじゃないかと考える
にわかリアリストなので…笑
縁ある仏様の天佑神助だと嬉しいですが、もしも、もしもそれが迷信だとしても、この「自己肯定」が開運の秘訣なんじゃないかと思います。
ご先祖様を敬うことで、守護霊様が張り切るという説も私は好きです(*^^*)
心を込めて故人を偲ぶこと。
必ず喜んでくださいます。
なので、張り切ってお墓参りに行きましょう!
お墓参りで蝶を見かけたら
お墓参りの時に遭遇する蝶は「個人のメッセージ」なのだそうです。
お墓参りと蝶|桜井識子オフィシャルブログ~さくら識日記~(外部リンク)
決して怖い意味ではなく、「ちゃんと成仏してますよ」というメッセージなのだとか。
蝶はラッキーモチーフでもあります。
お墓参りで蝶を見かけたら、良いお参りになったなーという、ひとつのサインになりますね(*^^*)
【ラッキーモチーフ】蝶は美しさや変化の象徴です。神社仏閣で蝶と遭遇するのはスピリチュアルなメッセージ!
まとめに
お墓って怖いイメージもありますが、私は自分の父のお墓は、なんとなく明るいイメージです。
立地が…海が見える高台にあるせいかもしれませんが、夜に行っても怖いと感じません。
…夜に行くのは良くないですが、…まぁ、色んな感情で夜に行きたくなった時があったのです。
まだ身内の死に対して気持ちの整理がついてなかったのかな。
その時に怖いと思わなかったんですよね。
お墓はあの世とこの世を繋ぐアンテナともいいます。
お墓参りが開運になる…のとは別で、故人にとっても大切な供養となり、成仏後の歩みの助けになるのだそう。
写経をお寺に納めるのも供養になるらしいので、今度やってみたいなと思う今日この頃です。
写経の供養などについてはこちらの桜井識子さんの『死んだらどうなるの?』から。
死後の世界の仕組みについて作者さんの視点が細かく書かれていて面白かったです。おすすめ。