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<諸磯神明社の基本データ>
御祭神 | 天照大御神(あまてらすおおみかみ) 大山咋命(おおやまくいのみこと) 日本武尊(やまとたけるのみこと) ※小桜姫様は本殿向かって左手のお社に祀られています |
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ご利益 | 開運招福/子孫繁栄/恋愛成就 |
御朱印 | 有(白山神社で授与、諸磯神明社では不可) |
御神塩 | なし |
御神土 | なし |
御神水 | なし |
駐車場 | |
住所 | 神奈川県三浦市三崎町諸磯1873-2 |
電話番号 | 046-888-0758(白山神社社務所) |
神奈川県三浦半島の静かな岬に鎮座する諸磯神明社(もろいそしんめいしゃ)。
本殿の左手に祀られる「小桜姫神社」として知られ、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんが著書やTVで紹介したことで広く知られるようになりました。
海風が香る清浄な境内は、恋愛成就や開運を願う方に人気のスポットです。
💡関連記事:神社参拝には欠かせない持ち物についてはこちらをチェック
諸磯神社社(小桜姫神社)の御祭神
諸磯神明社の主祭神は、
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- 大山咋命(おおやまくいのみこと)
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
です。
「神明社」という名前の通り、天照大御神をお祀りする神社で、まさにお伊勢さまのお力をいただいている場所といえます。
境内にはいくつかの小さなお社があり、参拝の楽しみを広げてくれます。
本殿の左手には、
- 若宮神社(小桜姫)
- 稲荷神社
が並んでいます。
そして本殿の右手には、
- 日枝神社
- 山王日枝
が祀られています。
日枝神社は大山咋命をお祀りしており、こちらも存在感のあるお社です。
こぢんまりとした境内ですが、歩くたびに祠に出会えるのが諸磯神明社の魅力ですね。
諸磯神明社の主祭神は、
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- 大山咋命(おおやまくいのみこと)
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
「神明社」というのは天照大神を祭っている神社です。
お伊勢さんのお力を頂いている神社ですね。
そして境内には、
本殿向かって左手に、
- 若宮神社(小桜姫)
- 稲荷神社
本殿向かって右手に、
- 日枝神社
- 山王日枝
日枝神社は大山咋命が主祭神です。
磯の香りのする清廉な空気の諸磯神明社
諸磯神明社は、小桜姫が生前に仮住まいをしていた屋敷の跡地に建てられているそうです。
京浜急行「三崎口」駅からバスで約15分、さらに徒歩で30分ほど。
かなり辺鄙な場所にあるのですが、その分、訪れると特別な空気を感じられます。
境内はとてもきれいに掃き清められており、磯の香りとともに清らかな雰囲気が漂っていました。
地元の方々がボランティアでお掃除されているそうで、当日も近所のおばさま方がのんびり散歩しながらゴミを拾っている姿がありました。
神社のすぐそばには海が広がり、参拝後に眺める景色もまた格別です。
荒波と太陽の光に照らされた海面はきらきらと輝いていて、心が洗われるようでした。
諸磯神明社(小桜姫神社)のご利益は?
諸磯神明社には、主祭神の天照大神・大山咋命・日本武尊、そして境内に祀られる小桜姫やお稲荷様といった神々がおられます。
そこからいただけるご利益は、次のようなものと伝えられています。
- 天照大神・大山咋命 … 開運招福/子孫繁栄
- 日本武尊 … 立身出世/必勝祈願
- 小桜姫 … 恋愛成就/家内安全
- 稲荷神社 … 五穀豊穣
特に小桜姫は、この土地を守る神様としての存在感が大きいといわれています。
三浦半島を大嵐が襲った際、一心に小桜姫へ祈願したところ、たちどころに嵐が収まった…そんな伝説も残っています。
また、小桜姫は生前、夫の三浦義意に尽くし、戦乱の中でその命を失ったと伝えられています。
その背景から、恋愛や夫婦の絆にまつわる願いごとには、特に力を貸してくださるのではないでしょうか。
晴れた日には道中で富士山が見えます
諸磯神明社の魅力は、境内そのものだけでなく、参拝までの道のりにもあります。
「天神町」バス停から徒歩30分ほどかかりますが、道中にはキャベツ畑の緑や、太陽の光に反射する海の景色が広がり、そして晴れた日にはなんと富士山がはっきりと見えるのです。
畑の向こうに大きくそびえる富士山、青い海とのコントラストはまさに絶景。
のどかな町並みも相まって、歩いているだけで心が安らぎます。
ただし徒歩が難しい方や時間に余裕のない方は、神社の目の前に停まる「浜諸磯」バス停を利用するのも便利です。
本数は少ないので、事前に時刻表を確認しておくと安心ですね。
個人的には「天神町」からの道中も含めて味わっていただきたいところ。
富士山が顔を出す日にあたれば、参拝がさらに特別なものになるはずです。
諸磯神明社で狸に逢いました!!
雨の日に参拝したときのことです。境内を歩いていると、なんと狸と遭遇しました!
三浦半島は狸が多く、夜にドライブしていると道路を横切る姿を見ることはありますが、神社の境内で出会うのはとても珍しい体験です。
本殿に参拝を終えて周囲を見回したとき、境内の隅っこにぽつんと佇む姿が目に入りました。
狸好きの私としては思わず静かにテンションが上がってしまいました。
少し近寄ると、ガサガサッと草むらへ逃げていってしまいましたが、かわいらしい姿に心が和みました。
こうした動物との出会いは、神社からの歓迎のサインとも言われます。
参拝の思い出が一層特別なものになりました。
💡関連記事:神社仏閣で遭遇する虫や動物たちの歓迎サインについて
参拝後のお楽しみと三崎のマグロ
諸磯神明社を訪れたら、ぜひ三崎の町へ足を延ばしてみてください。
三崎といえばやはり名物はマグロ!港町ならではの新鮮な海鮮丼やマグロ料理を楽しむことができます。
参拝を終えた後、神社の清らかな空気の余韻を感じながら漁港でいただくマグロ丼は格別。
切り身が分厚く、ご飯の上にどっさり盛られたマグロは食べ応え抜群で、観光の大きな楽しみのひとつです。
海岸沿いや市場周辺には食事処も多く、参拝の思い出に合わせて「三崎グルメ」を堪能するのも旅の醍醐味ですね。
諸磯神明社(小桜姫神社)へのアクセス
最寄り駅は京浜急行「三崎口」駅(横浜から快速・特急で約1時間)。
そこから「三崎東岡行き」のバスに乗り、「天神町」バス停で下車(約15分)、さらに徒歩30分ほどで到着します。
徒歩ルートは、バス停近くのローソンを目印に果物屋さんの前の道をまっすぐ。
のどかな畑や町並みを眺めながら歩けるのも魅力です。
また、神社の目の前に停まる「浜諸磯」バス停を利用することも可能ですが、本数が限られているので時刻表を確認してから利用するのが安心です。
駐車場について
以前は神社の右奥に数台、車を停める場所があったのですが、先日訪れたところロープで閉じられていました。
神社の前が少し広くなっているので、短時間の参拝でしたら停めておけるかなと思います。
諸磯神明社周辺のおすすめ宿泊施設
諸磯神明社を訪れる際は、ぜひのんびり一泊して三浦半島を満喫してください。
三浦半島といえばここだろうという宿泊施設をピックアップしました。
マホロバ・マインズ三浦(バイキングが人気)
三浦海岸の大型リゾートホテルで、露天風呂や大浴場が充実。家族旅行にも人気です。
地元の方にも愛されており、神奈川県民のマダムたちは天然温泉を目当てに通うことも多いそう。
友人からは「カニの食べ放題バイキングが最高!」という声も聞きました。観光客だけでなく、地元民からも支持されているホテルです。
諸磯神明社までは車で約15〜20分。駐車場は1泊500円です。
ラビスタ横須賀観音崎テラス(オーシャンビュー)
旧・観音崎京急ホテルがリニューアルし、新たに生まれ変わったリゾートホテル。
建物が新しいので客室もとてもきれいです。
グランピングもできます。
大浴場「SPASSO」はオーシャンビューの天然温泉。
露天風呂から眺める海は格別。
徒歩圏内には横須賀美術館もあり、観光と合わせて楽しめます。
ただし、諸磯神明社までは車で50分ほどと距離があります。
どちらかというと、近くの走水神社(徒歩10〜15分)と合わせて参拝する際に便利な立地です。
駐車場は1泊1台1000円。
城ヶ島京急ホテル(閉館)
こちらもおすすめでしたが、2020年に閉館。
現在は跡地に新しい宿泊施設「ふふ城ヶ島」を建設中。
2026年2月開業をめどに建設中だそうです。楽しみですね!
神社仏閣やパワースポットに旅行するときは、良い方角と日付を選ぶと大きく運が開けます。
💡関連記事:吉方旅行、方位取りのやり方についてはこちら
まとめ|三浦旅行の楽しみ方
諸磯神明社(小桜姫神社)は、アクセスは少し大変ですが、その分特別な空気に包まれた神社です。
境内では小桜姫をはじめとする神々に触れ、磯の香りと清らかな雰囲気に心が洗われます。
運がよければ、狸などの動物に出会えることも。
参拝後は三浦の港町へ足を伸ばし、名物のマグロ丼を味わうのがおすすめです。
清々しい気持ちのまま、新鮮な海の幸をいただけば、旅の充実感もひとしお。
また、近隣には走水神社などの古社もあり、車であれば「はしご参拝」や三浦半島ドライブも楽しめます。
畑と海が広がるのどかな景色に癒されながら、神社巡りとグルメをあわせて満喫してください。