【開運】太陰暦の1日目『朔』に含まれた意味と名前に使うときの印象のこと

2017年2月26日 魚座の新月です。
今月の『新月の願い事リスト』はお決まりですか?
26日といっても、時間が23:58なんですよね。

新月の願い事リストは、必ず直後に書くのが鉄則。

フライングで26日23:58前に書かないよう気を付けてくださいね!

魚座新月の叶いやすい願い事は、

『想像力』『精神的な幸福』『被害者意識からの開放』などです♪

さて、これだけではアレですので…
今回は新月を意味する『朔』について考察したいと思います。

『朔』について

『朔』は太陰暦の1日を指します。
昔はお月様の満ち欠けで暦を作っていました。

地球から見て太陽と月が同じ方向で重なり、月は見えなくなる。

この状態を、現代では新月と言います。

太陰暦では、このまったく見えなくなる『朔』の瞬間を含む1日を『朔日(さくじつ)』と呼びました。
月の始まる日=月立ち(つきたち)が転じて「ついたち」。
『朔』1文字だけでも「ついたち」と読めます。

実は『新月』は昔、三日月のことだった

三日月の頃までほとんど月は見えない状態ですので、3日目に出てくる三日月を指して「新月」でした。
満ちて欠けての一巡を終え、生まれ変わった新しい月として確認できたのが三日月の頃だったんですね。

この「新月」と区別するために『朔』の月が一切見えない状態を『暗月』とも呼びます。

子供の名前につける漢字として人気がある

神秘的な「新月」を表す『朔』という漢字。
近年は赤ちゃんの名前にも人気で使われているんだそうです。

男の子の名前なら『朔太郎(さくたろう)』『朔也(さくや)』『朔麻(さくま)』『朔一(さくひと)』
女の子の名前なら『朔弥(さくや)』『朔良(さくら)』『朔奈(さくな)』

などでしょうか。
一応名前単独で見て吉運の名前だけ例に挙げてみました。
あ、でも苗字とも兼ね合いがあるので、苗字と名前を照らし合わせて考えてあげてくださいね!

「世界の中心で愛を叫ぶ」の主人公が『朔太郎』という名前で、そこから人気が出たようです。

『朔』1文字も素敵だと思うんですけど、画数的に凶なんですよね。

また朔は「暗月」とも言われるように、若干おとなしいイメージです。
「月」自体が変化や移ろいの意味が強いうえに、始まりの意味が乗りますので…
どこか中性的で優しく、可能性を秘めた名前になりそう。

まっさらな最初の月。
長子につけるにも良い漢字だと思いますが、「強く逞しい」意味にはならないですねぇ。
太郎とか後に続くと語感は頼もしいのですが。

女の子に『朔』がついた名前を授けたら、神秘的で知的なアーティスト気質な女性に育ちそう。
タロットカードの「MOON」は「不安定」「先が見えない」などネガティブな意味が強いのです。
しかし、『女教皇』には月のポジティブなイメージがあります。

ややこしいのですが、占星術と組み合わせたとき「月」に対応するのが『女教皇』と言われています。
諸説ありますが、私は月=『女教皇』の説を取り入れています。

どちらにせよ強さよりも儚さが、腕力よりも知的さが強調されるといえます。

まとめに

朔の由来からタロットカードまで飛んでしまいましたが…
暦と天文学、天文学と占星術、占星術とタロットは繋がっているのです。ご容赦ください。

全部ひっくるめて『記号学』だと思うんですよね。
ダンブラウンの『ダヴィンチコート』で主人公がやってた象徴学が近いかな。
スピリチュアルも根源的な理由があり、顕現しているものには意味があり、この世の全てに繋がっている…

名前というのは、その最たるもの。

考えの一助になれましたら幸いです♪

おすすめの記事