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5月は新緑の季節。
木々は青々と茂って、強い生命力を感じさせてくれます。
夏に向けて暑さも加速していく中、森林浴でリフレッシュしませんか?
森林浴とはどんな意味?英語だと?
森林浴(しんりんよく)は、樹木に接し精神的な癒しを求める行為。 近くの公園や林を散歩する程度から登山やキャンプ、植物園見学まで幅広く森林浴に含まれる。 日本では1982年に当時の林野庁などによって提唱され、長野県の赤沢自然休養林が発祥地とされる。
ウィキペディアより引用
『森林浴』は日本発祥なんですね。
英語に訳そうとすると「a forest bath」でしょうか??
日本発祥ならば「shinrin-yoku」でもいいかもしれません。
「karoshi(過労死)」みたいなものかな?(嫌な例え)
森林浴の効果
森林浴の効果は、
- ストレス解消になる
- 免疫力が上がる
- リラクゼーション効果がある
- がんを予防するNK(ナチュラルキラー)細胞が増える
- 殺菌効果、抗菌効果がある
- 自律神経のバランスを整える
リストアップするだけでもこんなに効果が!
これら森林浴の様々な効果は植物が放出する『フィトンチッド』のため。
『フィトンチッド』の言葉の意味は「植物が殺す」という怖いものなのですが、このフィトンチッド、人間には有益なんです。
免疫力アップの効果は、森林浴をしてから1ヵ月も持つのだとか。
1ヵ月に1回の頻度で楽しみたいですね!
森林浴とスピリチュアル
精神を癒すのに効果的な森林浴。
もちろんスピリチュアル的にもおすすめのアクションです!
九星気学ならば樹木から『木気』を、足元の地面から『土気』を吸収できます。
樹木の「成長する」パワー。
生命力が流れ込み、森林浴をすることで『木気』の特徴である「前向きな気持ち」「才能の開花」「湧き上がる意欲」などをもたらしてくれます。
現代では解明されている、自然からの恵み。
科学的に説明がつかなくても肌で感じ取っていた時代に、こういった風水の効果が体系化していったのでしょう。
五感で感じる恵み。
環境学である風水ですが、科学的な根拠がどんどん解明されて、ますます興味深いです。
森林浴が出来る場所
日本は森が豊かですが、森林浴の範囲は幅広いです。
本格的な山登り。
軽装でのトレッキング。
緑が多い場所での散策。
公園の木陰でのんびり…。
効果の大小はありますが、樹木のそばなら全部OK!
私のお勧め森林浴の場所は、なんといっても神社です!!
神社には「鎮守の杜」が隣接していることがほとんど。
都心にある神社で鎮守の杜とまではいかずとも、神社の周りだけ緑が多いはず。
明治神宮が良い例ですね◎
聖域を保つのに、木々の浄化作用を利用している。
神域の清浄さと、森の清浄さは近しいと思います。
明治時代末期に「神社合祀」といって、神社を併合して数を減らすという施策があったのですが、博物学者で粘菌学者の南方熊楠が猛反対したといいます。
色々な理由がありますが、神社に隣接する鎮守の杜が損なわれることも危惧していたといいます。
現代でも残る神社と鎮守の杜…大切にしていきたいものです。
【神社】熱海 来宮神社 <樹齢2000年の大楠><五色の杜><むし除守><酒難除守>
まとめに
いかがでしたでしょうか。
初夏から夏にかけて、樹木の生命力がいちばん輝く時期です。
日々の生活に疲れたときは、そっと木に寄り添い心を癒すことを思い出してみくださいね!