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人生とはかくもままならないもの。
とはいえ「運気が上がる!」と信じて行った開運アクションの後、ついてないことがあると気が滅入ってしまいますよね。
でも、実は一見ツイテナイことも、幸運の布石だったりするのです。
あなたの『幸せの物差し』、きちんとお手入れしていますか?
誰かから押し付けられた、メモリの狂った『幸せの物差し(偽)』を使っていたら、手に入れたはずの幸せも認識できなくなっているかも。
今回はマイナスに囚われず、高い視点から幸せを認識するために大切なことを考えていきたいと思います。
自分で自分の可能性を縛っている
開運アクションは運気の流れを整えるもの。
上昇気流を作っても、『楔』がある場合は流れに乗り切れません。
開運アクションをした時にマイナスの作用があった場合、まずはこの自分を縛りつけている『楔』が強い可能性があります。
その楔とは…
例えば高次元からの課題。生まれてくるときに願った魂の望み。本当の望み。
嫌だなぁと感じる問題があって、それから逃れようと開運アクションを起こした場合。
気の流れが滞っていて発生している事象ならば開運アクションで効果ありますが、その問題がこの世に生まれてきた課題のひとつだったりするとそうもいきません。
今生で、「体験し、克服する」または「体験し、何かしらの気づきを得る」ために発生した課題。
長年付きまとっている悩みや問題は、『克服すべき課題の』可能性が高いです。
いつも男運(女運)が悪い。
どうしても誰かに(何かに)依存してしまう。
善意に付け込まれて騙される。
大抵、腹くくって問題と向き合うことを求められています。
これは逃げようがないんですよね。
でも、そんなに怖いことでもないんですよ。
裏を返せば、「過去には難しかったことも、今のあなたなら克服できる!!」とけしかけられてるスピリチュアルなテストですので。
何かしらの答えを提示する。
提示するというのは、自分の中で「私はこうだ!!」という答えを得ることです。
間違いや正解はありません。自分なりに納得できる答えを得るまでが重要なのです。
どうしても無理!ギブアップ!
と、思ったら…
やるだけやったら、運命にパスを出しましょう!
神社参拝、お墓まいり、瞑想…なにがしか高次の存在にコンタクトをとる。
「自分なりに向き合って見ましたが、どうにも辛くて壊れてしまいそうです。出来ることから頑張りますので、時間をください」
と、祈りましょう。
ご本人の気質や、運命で個人差はありますが、心を壊すほど追い詰められるようなら、必ず助け舟が出ます。
もし万が一に助け船が来なくとも、自力で全力で逃げましょう。笑
問題は何か。
自分にできることは何か。
もしくは、自分の受け止め方は変えられるのか。
楔を抜いて、上昇気流に乗りましょう◎
【神社仏閣の歓迎サイン実例】子供のころに通った神社で良い香りに慰められた話
風水や気学の好転反応
開運アクションによっては、出てきた事象が一見マイナスに感じることがあります。
病気が回復する際、一時的に体調が悪いくなることを「好転反応」と言いますが、運でも似たような現象があります。
今まで内側に滞っていた「悪い気」が外に出る過程で、膿を出すようにマイナスが出てきます。
幸運を得るために必要な、毒出し。
風水だと『九紫火星』は滞っていた運気の「浄化」から。
また、『六白金星』は「鍛える」意味での試練が与えられる傾向にあります。
長い目で見てあなたのマイナスになる場合に、浄化の作用で仲良くしていた友人知人が離れて行ったり。
ずるずると続いていた踏ん切りのつかない邪恋に、終止符を打つきっかけができたり。
人の心はシンプルではなく複雑のごちゃごちゃで、また高次の存在のように簡単に未来は見えません。
雁字搦めになってしまった心は、一時的な辛さ…別れの寂しさや、変化の苦しみを感じることもあります。
後から振り返ったら「あれで良かったな」というのは、未来の自分にしかわからないんですね。
幸運の作用は良くも悪くも、実は機械的。
今は辛いけど、このダメな恋人と別れたら100倍幸せになれる相手と出会うから、今は辛いけど別れた方がいいね!はい、バッサリ!
不倫かぁ。この先、莫大な慰謝料請求されて泥沼で別れる未来が見えるわ…今なら傷も浅いから、相手の伴侶に気づかせよ。ハイ、バッサリ!
第一志望校か…でもここに入ると心を壊すほど相性の悪い人間に目をつけられるんだよなぁ。
こっちの学校なら将来やりたい仕事のコネクションもらできるし、第二志望校がいいね!ハイ、バッサリ!
なんてことを平然とやってきます…。苦笑
なので、やるだけやってダメならダメ。
切り替えて踏み出した道で努力をすると、想定以上の幸運に預かります。
「人生万事塞翁が馬」というやつです!
リアリストとしての意見
スピリチュアルを趣味にしている割には、その作用に現実的な意味も欲しくなる私です。
現実的な見方としてはですね、 脳は自分が認識しているよりも多くの智慧を宿しています。
「開運アクションを取る」という、前向きな思考に無意識が反応して、同じく無意識に理解していた「痛みを伴う未来のために決着をつけるべきこと」を実行する方向にマインドセットされるのだと思われます。
行動を起こせば未来は変わる。
変えたいと望みつつも、目に見えるメリットを捨てきれずに足踏みしてしまっていた時。
「開運行動」というのは現状突破への精神的な追い風になります。
なので、目の前で起きているマイナスは、さらに大きなプラスを生むための必要経費で、落ち込むことはないのです。
でも漠然と現実を見ていると、損をしたような気分になる。
何しろ無意識でやっているのですから、投資をした実感がないですもんね。
結果として、先に「痛み」がくるので、マイナスに感じる。
未来への投資。投資だからもちろん先払いなのです。
【風水】自分を変える、現状を変える、『変化』を起こす八白土星を使った風水術!
本当の望みとの解離
もしかしたら、開運して望む幸せが、あなたの本当に望む幸せとズレているのかもしれません。
出会いがないなぁとひたすら恋愛運を上げる行動をしても、一向に叶わない場合、本当は異性を必要としてないのかもしれません。
でも周りはみんな恋人や伴侶といてそれが当たり前だし…
しかして、それは他人のモノサシ。
あなたのモノサシとは目盛りが違うのです。
それでも恋愛で満たされたい!本当に心から愛情を望んでいる!
と、その場合は、脳にかかっているリミッター解除が先ですね。
異性への苦手意識、生活環境などから少しずつ変えていきましょう。
具体的には、目標を緩和します。
「恋人を作る!」→「異性の友達を作る!」
「出会いがない!」→「新しい趣味を始めてみる!」
「かっこよくてお金持ちで優しくて浮気しなくて長男じゃなくて姑さんがいいひとで…」→「まずは気の合う人」
など、ハードルを下げたり、いつもと違う行動を起こすこと。
人間は、期待値が高いと、現実とのギャップを見て不幸を感じてしまう悲しい性質があります。
でもそれはまやかしです!
まとめに
自分だけの幸せのモノサシはとっても大事です。
不幸の種は、だいたいがこの測り違いによるもの。
他人のモノサシの目盛りは、自分とは全然違います。
若いころは、同級生や憧れる世界が持っている「モノサシ」を見よう見まねで自分の基準に合わせていく。
だから同調を求められるし、同じような基準が蔓延しているので、そこから外れると気まずい思いをする。
それは、早くから「自分のモノサシ」を作れているということで、個性がる…素敵なことなのだけど、まだ自信が持てない頃は、他と違うことが不安になったりする。
でも、だんだん自信がついて、外の世界に触れることで自分のモノサシだけが違うんじゃないと気づいていく。
いくつになっても周りの目盛りと合わせることを望む人もいますが、それはそれでOK。
「平均的なものを好む」という幸せの在り方だってあるのですから一概には言えません。
でも、合わせることが窮屈だと思ったら、自分なりにアレンジしてもいいんですよ。
自分が嬉しいと思うことにアンテナを張り、【幸せのモノサシ】の精度を上げましょう◎
自分が本当に望んでいることは何か?
本当に起こっている事象はマイナスで「ついてない」「運が悪い」か?
地獄極楽も胸三寸
マイナスに感じてもまずは落ち着いて。
幸せに続く道を、しっかりと見極めてくださいね♪