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神奈川県三浦市、三崎口の最南端に位置する海南神社。
後日、改めて七福神めぐりをする予定でしたが、たまたまマグロ食べに三崎口にいましたので、近くに立ち寄ったご縁で参拝してきました♪
主祭神は藤原資盈公
藤原資盈(ふじわらのすけみつ)公は、色々あって三浦半島に漂着。
海賊を平定し、漁を教える、福祉を進めるなどし、地元民から崇敬され、死後祀られたとのこと。
ざっくりですが、古事記や日本書紀に出るわけではなく、とても地元に根付いた土着の神様と言えるのが面白いですね。
西暦3桁の時代からの、史実に基づく由緒があるというのはなかなか稀です。
主祭神はこの藤原資盈の他、后の盈渡姫、地主大神、天照大御神、豊受気比売大神、速須左之男大神、菅原道真公、天之鳥船命、筌龍弁財天をお祀りしています。多いですね。
三浦七福神巡りの弁財天様はこちらの神社になります♪
境内には摂社がたくさん!
摂社として、
相州海南高家神社…料理の神様
金毘羅宮…こんぴらさま
御馬社…逃げ出して死んだ神馬を祀っていて、病気が治るといわれる。
中には白馬の像が。
福徳稲荷神社…お稲荷様
竜神社…社の上にかかる大銀杏の枝が竜神様に見える。
御霊神社…眼病にご利益
疱瘡神社…疱瘡退散・ウィルス除け
が、あります。多い…!!
病気癒える・眼病言える・疱瘡癒える・ウィルス除ける…病院かな?と思うようなご利益も多かったです。
産婦人科もあります。笑
『子産石』という、子宝・安産・良縁の石があり、優しく触ると願いが叶うそうな。
お宮参りにおすすめです!
なんといっても三浦の総社で、土地に縁のある神様を祀っている神社ですので、子孫繁栄大いにご神威を頂けることと思います。
頼朝公手植えの雌雄の大銀杏
日本人ならみんな教科書で名前を見たであろう、源頼朝も関係深い。
源頼朝が伊豆に流されていたころ、それなりに自由があった様子で、三浦半島にもきていた。
その時に寄進されたという、雌雄の大銀杏が残っています。
乳根と呼ばれる、枝から根っこ?が乳房のように垂れた大銀杏と、竜神様の社の上にかかる龍のような枝を持つ大銀杏。
福徳稲荷神社を挟むように立っています。
樹齢800年以上!
少なくとも良い国作ろう鎌倉幕府の頃からあるのですから、もしかしたら900年近いかもしれませんね。
【神社】神奈川県鎌倉市『鶴岡八幡宮』<源頼朝><白旗神社><旗上弁財天社><鎌倉の守り神>
アクセス
公共機関を利用される場合は、京浜急行『三崎口』駅下車、そこからバスに乗ってバス停『三崎港』下車。
バス停降りたら警察署のある広いロータリーの、右の細い道を行けばすぐです。
車の場合、HPを見ると駐車場有となっていますが…あったかな?笑
私も友人と車で行ったのですが、三崎港の【うらり】という三崎マグロ産直センターの駐車場に止めて行きました。
近場の提携しているお食事処に入ると、いくら以上で1時間無料~などあるようです。
私達が入った『うらり』駐車場すぐ横の『まぐろ食堂七兵衛丸』さんは、3000円以上で1時間無料サービスでした。
近所の磯磯辺な漁港・港町も見どころたくさんあります。
小さな鳥居を見つけるのも楽しいかも!
そこここにお稲荷さんや水神様を祀っているであろう鳥居があります。
三浦は歴史のある町なんですね~。
都道府県別の神社仏閣まとめ 御朱印/御神塩/御神水(お水取り)/御神土(お土取り)
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