【ラッキーモチーフ】『雪の結晶』『雪輪』のスピリチュアルな意味やメッセージ♪

先日、関東では珍しい積雪となりました。
雪が降ってもあまり積もらない関東ですと、やれ電車が止まる止まらないだの、早朝の通勤がどうだの…まぁだいたい電車などの移動手段が影響を受けてざわざわしますね。

ほぼ、毎年のことですが、やっぱり慣れないものです。

移動は煩わしさも出てきますが、雪景色は美しかった。
しんしんと降り積もって世界を覆う雪。
真っ白で冷たくて寒くて…寂しいような、恍惚とするような、不思議な感覚を覚えます。

『雪』モチーフの意味は「再生」「浄化」

『雪』『雪の結晶』が持つ幸運モチーフの意味は、「再生」と「浄化」

寒く凍てつく冬の季節に街や野山を白で包み込む。
雪の下では動植物が静かに眠る。
ひっそりと静まり返る雪の時期に「小さな死」を連想することでしょう。

そして、何もかもが死に絶えたような極寒の季節が過ぎ、残る雪が溶けだすと、そこには青々とした新芽が出てくる。

何度も繰り返されてきた、そうした雪の情景に「再生」の意味が充てられたことは納得です。
また、ただただ降り積もり世界を真っ白に染めて行く様が「浄化」を連想させるのですね。

「雪辱」という言葉がありますが、これは「恥を雪ぐ(そそぐ)」という意味。
たまに「雪辱を晴らす」という言い方がされますが、本来これは誤った使い方で、「雪辱」は「果たす」ものです。
「雪辱」自体で意味が集結しているので、「雪辱する」でもOK。

でも、真白く染めてそれさえ溶けて晴れてゆく様を想像すると、「雪辱を晴らす」と言いたくなる気持ちもわかります。笑

九星気学で見る『雪』の意味

雪は、風水ですと『一白水星(北)』の象意です。

一白水星は冷たく湿った星ですので、雪はぴったりですね。
「再生」の意味も同じです。

同じく「再生」の意味を持つ『八白土星(北東)』も相性が良いように思いますが、こちらは「繋ぎ目」としての「死と再生」。
一白水星の「再生」はスタート地点。これから何色にも染められる純白。
「雪」は一白水星、「雪景色」は八白土星と言えるかも。※個人的な解釈です

ともあれ、風水気学を使って、冬、雪が楽しめる観光地へお出かけするのはとってもおススメです♪
スキーや雪見風呂…札幌の雪まつり、流氷etc.etc.
雪の名所は北海道や東北をはじめ、日本中にたくさんありますからね~。

一白水星は「健康運」「部下運」「後継者運」「子宝運」、そして「恋愛運(性)」の運気が上がる方位

冬のゲレンデでアバンチュールが発生しやすいのは、風水的観点からも納得なのです。
狙ってナンパを仕掛ける恋の狩人たちは慧眼と言えましょう。笑
「楽しい恋愛」よりも「愛情の深まり」に縁がある恋愛方位
パートナーとの仲を深めたい場合は特におすすめの方位ですね。

もちろん、恋人だけではなく友人や家族の「情」も深まりますよ

水は高い所から低い所へ連綿と流れていくもの。
親から子へ、子から孫へ。
水気を持つ「一白水星(北)」次の世代へ流れ込み受け継がれていく「後継」の運気も持っています。

また雪のある一白水星(北)方位への旅は、「心の浄化」を求めて自分と向き合う目的にもおすすめです。
「移ろう感情」と相性の良い一白水星に、雪の「浄化」「再生」の効果が加わって、ひとつ上の精神性を身につけることができるでしょう。

…私は一人で、スピリチュアル的に満足のいく旅をしようと、よく北の寂しい場所に出かけるのですが…
女一人で寂しい場所に向かうと「すわ!自殺願望者か!?」とあらぬ誤解を受けるらしく、どうも空いてそうなのに断られる旅館がありましたねぇ。
ん、「華厳の滝」近辺だったのがまずかったのかな?('ω')

日本の雪モチーフ『雪輪』

日本にも雪のモチーフがあります。
吉祥文様として着物の柄にも用いられる『雪輪』です。

『雪輪』は雪の結晶の六花の輪郭を曲線で繋ぎ、丸く図案化されました。

大雪が降ると、雪解け水が豊富なことなどから豊年になるといいます。
万葉集にも「新しき年の初めに豊の年しるすとならし雪の降れるは」と詠まれているので、瑞穂の国と称され稲作が盛んな日本でも、雪は古くからの幸運モチーフなんですね!

雪の白が持つ、世界共通の「死と再生を内包する清廉さ」も相まって、着物の柄になっていても、どこか慎ましい印象を受けます。

吉祥文様であり慎ましやかということで、お子様の入卒式など「きちんとした」場面、慶事の際などの着物やコートに描かれていても好印象。
もちろん雪輪の小紋柄や帯を普段使いにするのも素敵ですよね!

『雪』といえば冬のイメージですが、『雪輪』は図案化されたものなので、通年使えます
江戸時代に造詣の深い着物屋さんに聞いたお話では、「暑い夏こそ涼しげな雪の図案である雪輪柄を取り入れるのが粋ってもん」だそう。

確かに真夏に雪のモチーフを見かけたら、目に涼しいです♪
浴衣の帯に雪輪柄を持ってくるのも素敵ですね!

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ただし、「雪持ち柄」など、風景を表すような雪の模様は冬の季節限定なのだそう。
これは桜柄と同様ですね。桜も国花なので、花びらは通年使用できますが、加賀友禅などで枝が描かれた桜は季節が春にかぎられるのだそうです。

着物でなくとも、和柄で、ポーチや食器などは雪輪のモチーフを取り入れやすいかも。
「豊作」の吉祥文様である雪輪の柄のお皿は、食べ物に困らなそうです♪

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ランチャン(Ranchant)

まとめに

冬のアクセサリーやグリーティングカードの図案として、人気NO1の『雪』モチーフ。

雪の結晶は大きいもの、きれいに形が残っているものだと肉眼でも見えます。
住んでいる場所によっては、限られた季節の奇跡のような存在である雪の結晶。

「雪の結晶」「スノーマン」「雪輪」…
雪にまつわるデザインは、たくさんあります。
多くの人に愛されている証拠ですね♪

ぜひ雪のモチーフを取り入れて、開運に繋げてくださいね!

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