
目次
愛犬と同じ部屋やベッドで寝るのは幸せな時間ですが、風水やスピリチュアルの世界では「運気が下がる」と言われることがあります。
「本当に下がるの?」「どうして?」「対策はあるの?」と気になる方も多いはず。
この記事では、
- 犬と一緒に寝ることが風水的に良くないとされる理由
- スピリチュアル的な意味
- 愛犬と寝ても運気を落とさないための対処法
をまとめて解説します。
「愛犬と寝る心地よさ」と「運気アップ」を両立させたい方はぜひ参考にしてください。
💡関連記事:寝室の風水についてはこちら
犬と同じ部屋で寝ると運気が下がる?
風水で良くないとされる理由
犬は風水では「火」の気を持つ存在です。
活動的でエネルギーを与えてくれる反面、寝室は「休息」と「陰」の気が必要な場所。
夜の寝室に火の気が強い犬を招き入れると、気が乱れて安眠しにくくなると考えられます。
スピリチュアル的に見た意味
睡眠は体を休めるだけでなく、スピリチュアル的には「運気を取り込む時間」とも言われます。
犬と寝ることで火の気が強まりすぎると、エネルギーの回復が妨げられ、金運や愛情運が十分にチャージされない状態になることも。
結果として「運気が下がる」と表現されるのです。
犬と寝ることで起こりやすい運気の乱れ
金運への影響
寝室は「財を蓄える場所」ともされます。
そこに犬の火の気が入りすぎると、お金を呼び込むエネルギーが安定せず、金運が「貯まりにくい」状態になりがちです。
睡眠の質と気の乱れ
寝室は1日の疲れやスピリチュアル邪気をリセットする空間です。
人は眠っている間に体を休め、同時に運気を取り込みます。
犬の火の気が強く残る寝室では気が乱れやすく、結果として睡眠の質が下がり、日中の集中力や幸運のストックが減ってしまう可能性があります。
自分に余裕がないとイライラし、愛情運や人間関係運にもマイナスの影響が出てしまいます。
犬と一緒に寝ても運気を落とさない方法
犬は風水で「火」の気を持つ存在とされます。
そのまま寝室に迎えると気が強まりすぎますが、相生関係で「火」を受け止められるのが「土」の気。
つまり、犬と一緒に寝ても運気を乱さないためには、寝室に土の要素を取り入れて中和するのが基本の仕組みです。
ここからは、寝室に土の気を増やすための具体的な方法を紹介します。
土属性の鉢植えを置く
土そのものを寝室に取り入れると、犬の火の気を穏やかに中和してくれます。
土植えの観葉植物や神社でいただいた清め砂を鉢に加えるのもおすすめ。
植物の癒しの力と土の安定感で、寝室全体の気が落ち着きます。
💡関連記事:神社でいただける御神土・清め砂についてはこちら
陶器の置物や器を飾る
陶器は「土」の気を象徴するアイテム。
お気に入りの陶器の置物や器を寝室に置くと、火の気を安定させ、運気を調和してくれます。
特に牧歌的な動物モチーフや縁起物の陶器は、土のエネルギーを強めてくれるので効果的です。
寝具やファブリックをアースカラーにする
ベッドカバーやカーテンなど、寝室の大部分を占めるファブリックをアースカラーに。
ベージュ、ブラウン、カーキなどの色は土の気を象徴し、犬の火の気を落ち着かせてくれます。
彩度を抑えた柔らかい色を選ぶと、リラックスできる寝室に整います。
山や自然モチーフの写真・絵を飾る
「山」や「大地」をイメージさせる絵や写真は、強い土の象徴。
寝室に飾ることで火の気をやわらげ、気を安定させてくれます。
額縁を石膏やアンティーク調にするとさらに土の要素が強まります。
犬にも寝所を整えることは風水的に吉
犬は家族の一員であり、住まいの気の流れの中で暮らしています。
そのため、人間と同じように「寝る場所を整える」ことは、犬自身にとってもプラスになります。
しつけや飼育の観点からも、専用のベッドやクレートを用意することは推奨されています。
- 自分の居場所を持つことで安心感が増し、夜も落ち着いて眠れる
- 寝床と排泄の場所を区別でき、生活リズムが整いやすい
- 人と同じ布団で寝る場合に比べて、踏みつけなどの事故リスクを減らせる
同じ部屋に置く場合
飼い主の気配を感じられるので犬が安心しやすく、子犬や分離不安気味の犬には向いています。
ただし寝室の気は多少乱れやすいため、「土の気」を取り入れて調和を図ることをおすすめします。
別の部屋に置く場合
寝室の気が守られやすく、風水的には理想的です。
犬も「自分の場所」として独立でき、精神的に安定しやすいメリットがあります。
ただし、犬の性格によっては慣れるまでに時間がかかることもあります。
まとめ
風水的に最も整いやすいのは「人と犬の寝床を分けること」
同じ部屋でも別の部屋でもOKで、大事なのは「犬にも専用の寝所を整えること」
これにより、犬自身も快適に暮らせ、家族全体の気も安定していきます。
クレートやケージを寝床として使う際のポイントは、しつけ・安全面の観点でも確認しておくと安心です。
犬と寝ることに関するQ&A
犬と一緒に寝る夢はどんな意味?
スピリチュアルな夢占いの観点では、犬は忠誠・勇気・家族の繁栄など、さまざまな象徴を持ちます。
夢の中で犬と一緒に寝ている場合、その意味は夢を見る人が犬に抱いている印象に左右されます。
- 忠犬ハチ公のように「忠誠心・奉仕」を表す場合
- 番犬や牧羊犬のように「勇敢さ・統率力」を表す場合
- 出産や育児に結びつく「安産・多産の祝福」を表す場合
つまり「犬と寝る夢」は、安心や守護を象徴することもあれば、家族や人間関係への思いを反映することもあります。
深層心理を映すサインとして、夢全体の文脈に合わせて解釈するのがおすすめです。
猫と一緒に寝る場合はどうなる?
猫は風水で「陰」の気を持つ動物であり、静けさや癒しを与えてくれます。
気配を消すのが上手な性質から、一緒に寝ても人の気を大きく乱すことはありません。
ただし陰気が強まりすぎると活力を奪う場合があるため、朝はしっかり日光を浴びたり、活動的な時間を確保するとバランスが取れます。
基本的には、猫が安心して眠れる場所で自由にさせてあげれば問題ありません。
犬と寝るのは本当にやめた方がいい?
風水的には「寝所を分ける」のが理想ですが、無理に一緒に寝る習慣をやめる必要はありません。
大切なのは「気の乱れを抑える工夫」を取り入れることです。
鉢植えや陶器、アースカラーの寝具などで土の気を補えば、愛犬と一緒に寝ても運気を落とさずに暮らせます。
小型犬と大型犬で影響は違う?
大型犬は体格も大きく、強い「陽」の火の気を持ちます。
そのため一緒に寝ると、気の乱れや影響も大きくなりやすいと考えられます。
一方で小型犬はエネルギーの影響が比較的穏やかで、風水的な凶意は少ないでしょう。
ただし小型犬の場合は、人と同じベッドで寝ることで「踏んでしまう」「圧迫してしまう」といった安全面のリスクが高まります。
どちらの犬であっても、専用の寝床を用意してあげることが風水的にも飼育的にもベストです。
ペット用ベッドを使えば風水的に安心?
犬専用のベッドやクレートを用意することは、風水的にも吉の工夫です。
「人と犬の寝床を分ける」ことになり、寝室の気の乱れを抑えられます。
同じ部屋に置く場合は、
- ベッドの色をアースカラーにする
- 人の寝床から少し距離を取る
といった工夫をするとさらに効果的です。
犬にとっても「自分の安心できる寝場所」を認識できるため、しつけや健康面にもプラスになります。
つまりペット用ベッドは、人にとっても犬にとっても運気を整える吉の選択と言えるでしょう。
犬と寝ても運気を落とさないためのおすすめアイテム
アースカラーの寝具・ファブリック
寝室全体を落ち着かせたいなら、ベッドカバーやカーテンをアースカラーに。
ベージュやブラウンの色味は土の気を高め、愛犬の火の気を中和してくれます。
▶ファブリックは専有面積が大きく、風水でも重要なアイテム。ブラウン系は安定と貯蓄運もアップ。
サンドアート
ガラス容器に重ねられた砂は「土」の象徴そのもの。
寝室に飾るとインテリアとして楽しみながら、火の気をやわらげて気を整えられます。
▶四角いフレームのものを選ぶと、さらに安定感アップ。
クレート(犬用ケージ)
犬にとっての専用スペースは「自分の居場所」として安心を与える吉のアイテムです。
同じ部屋にいても寝床を分けられるので、人の寝室の気を守りながら犬もリラックスできます。
色はアースカラーを選ぶと風水的により調和します。
▶色とサイズが選べるアイリスオーヤマのペットクレート。ブラウンもあります。
まとめに
愛犬と同じ部屋やベッドで寝ることは、風水的には「火の気が強まり、寝室の気が乱れる」と考えられます。
ただし、無理に習慣をやめる必要はありません。大切なのは気の乱れを抑える工夫です。
- 犬の火の気は、土の気で中和できる
- 鉢植え・陶器・アースカラーの寝具・自然モチーフの絵で調整する
- ペット用ベッドやクレートを用意して「寝床を分ける」と、風水的にも犬自身にも吉
愛犬と一緒に寝る幸せを楽しみながら、風水的にも開運につなげられる方法はたくさんあります。
犬も人も快適に過ごせる寝室づくりを心がけて、毎日の眠りを心地よく整えていきましょう。