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私たちの身近な「風邪」や「流行り病」は、ちょっとした体調不良から生活に大きな影響を与えることがあります。
もちろん、まずは手洗いや栄養・睡眠といった現実的な予防策が第一。
そのうえで――風水の考え方を取り入れて、家の中の気の流れを整えることは「健康運を支える補助」として役立ちます。
空気の通り道をクリーンにし、心身を軽やかに保つ工夫をすることで、スピリチュアルな面からも健康を意識できるのです。
今回は「風邪予防」に焦点を当て、日常生活に取り入れやすい健康運アップの風水をご紹介します。
風邪予防の風水を行う前に
最初にお伝えしたいのは、風水はあくまで補助であるということです。
ゲームでいえば、バフやデバフのような補助魔法。武器(=日常の習慣)がしっかりしていなければ、どれだけ魔法を重ねても大きな効果は得られません。
風水に偏りすぎると、本来の土台を見失いがちです。
学力アップの風水をしても勉強しなければ成果は出ませんし、スポーツ運を上げても練習なしではレギュラーにはなれません。縁結びも同じで、出会う行動をしなければご縁は生まれません。
健康に関してもまずは、
- 手洗い
- うがい
- 手指の清潔
- バランスの良い食事と十分な睡眠
といった現実的な対策が大前提です。
そのうえで、風水の知恵を取り入れて生活空間を整えると、より健康運を後押しできるのです。
流行り病対策の要は『四緑木星』|風の気を整える
風邪や流行り病と深く関わるのが、九星気学でいう四緑木星です。
四緑木星は、「人の往来」「風が運ぶもの」「流行」「器官」「呼吸器」の象意を持ち、また、「整える」という意味もあります。
目に見えない細菌やウイルスを介して人と人の間で感染し広がる、風邪やインフルエンザ、今回のウイルス性肺炎などは関わりが深いです。
方角では 南東 にあたり、ここを整えることが風対策の風水の要。
南東でやるべきこと
- 家の南東を掃除して清潔にする
- 窓があれば開けて換気をする
- ガラスを磨いて光と風を取り込む
- カーテンを洗って気を軽くする
- アロマやお香で良い香りを漂わせる
南東は「ご縁」「通信」の運気も持つので、整えることで健康だけでなく、良い連絡や出会いも入りやすくなります。
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健康運を底上げするその他の方位
さらに健康運を上げるために有効な九星は、『一白水星(北)』『二黒土星(南西)』です。
『一白水星(北)』強化でで体の巡りを整える
四緑木星(風)に加えて、**一白水星(北)**を整えると、全体的な健康運が底上げされます。
一白水星は「水の気」を司り、血液やリンパの流れ、そして心の安定に深く関わる星です。
北でやるべきこと
- 水場(洗面所・浴室・トイレ)を常に清潔に保つ
- 水回りの排水口やカビを定期的に掃除する
- 入浴や手洗いを丁寧に行い、リフレッシュする
- 香りの良い入浴剤やハンドソープを使う
さらに、一白水星に対応する食べ物は「きのこ」。
きのこは腸内環境を整えて免疫力を高めるので、風邪予防の食材としてもおすすめです。
病は気からと言います。気持ちが滅入ってしまい、心の不調のほうが深刻な場合は、まず一白水星の気を高めることを優先してみてください。
心が整うと、体の巡りも自然と良くなり、結果的に風邪や体調不良に強い状態へと導かれます。
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『二黒土星』強化で土台から健康運アップ
次に注目したいのが、二黒土星(南西)。
二黒土星は「土の気」を司り、胃腸や消化器を整え、心身の土台を強くしてくれる星です。
南西でやるべきこと
- 南西エリア(台所・ダイニングなど)を清潔に保つ
- 床の油汚れやベタつきをこまめに掃除する
- 観葉植物や小さな鉢植えで「土」に触れる
- 家庭菜園やガーデニングで育てる楽しみを味わう
食材では、二黒土星に対応するのは根菜類。
大根・にんじん・ごぼうなど、土の中で養分をたっぷり溜め込んだ野菜は、胃腸を強め、粘り強く風邪を乗り越える力を与えてくれます。
また、二黒土星は「母」の象意を持つため、手作りの煮物やおふくろの味も最高の二黒土星パワー強化フード。
真心のこもった手料理、その土地の農作物を使った地産地消の料理も効果的です。
温かい料理を感謝していただくことが、心身の安心感と免疫力を底上げしてくれます。
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風邪対策の風水にお勧めのアイテム3選
1. ディフューザー/アロマストーン/お香
四緑木星が司る「香り」は、空気を浄化し気分を整える力があります。
ユーカリやティートリーなどの清涼感ある香り、柑橘系の明るい香りは特におすすめ。
南東の窓辺で香らせることで、「風」の気をクリアに保てます。
- ディフューザー=部屋全体に広げたい時
- アロマストーン=デスクや玄関で手軽に
- お香=浄化や気分転換に
▶手軽に始めるなら、アロマストーンと精油のセット。実用重視ならティートリー精油がおすすめ。
2. 香りのよいハンドソープ
一白水星(水)を整えるには「清潔」と「水との接触」が大切。
毎日の手洗いに、お気に入りの香りのハンドソープを使うことで、水の気と香りの気を同時に高められます。
手洗いが楽しみになれば、予防習慣そのものが強化されます。
▶おしゃれなボトルを選ぶと、恋愛運や人間関係運もアップ。BAUMのハンドソープは「森林浴の香り」で、南東の象意にもぴったり。
3. 根菜入りミールキット
二黒土星(土)に対応する根菜(大根・にんじん・ごぼうなど)は、胃腸を整え免疫力を底上げ。
ミールキットなら下処理不要で取り入れやすく、忙しくても継続できます。
また「食材を常備する」こと自体が、風水的には安心感=土の安定につながります。
▶便利な筑前煮の缶詰セット。普段の食事だけでなく、非常食としても役立ちます。
まとめに
風邪や流行り病への備えは、まずは手洗いや睡眠・食事といった現実的な健康管理が第一です。
そのうえで風水を取り入れることで、空気の流れや生活空間を整え、運気の面から健康を支える予防策となります。
- 南東(四緑木星):掃除・換気・香りで「風邪予防の気」を高める
- 北(一白水星):水場の清潔やきのこで「巡り」と心の安定を強化
- 南西(二黒土星):台所や根菜で「胃腸と土台」を養う
この三つを意識的に整えることで、心も体も軽やかになり、日常的に風邪にかかりにくい環境をつくることができます。
風水はちょっとした習慣の積み重ねで効いてくるもの。
毎日の掃除や食事にひと工夫を取り入れて、楽しく健康運を底上げしてみましょう。