
目次
神社やお寺で蝶や猫、鳥などの生き物に出会ったことはありませんか?
実は、参拝中に現れる生き物は「神様からの歓迎サイン」と言われ、スピリチュアルな意味を持っています。
この記事では、神社仏閣で遭遇しやすい虫・動物・珍しい生き物の種類別に、そのスピリチュアルな象徴や意味を解説します。
さらに、私が実際に体験した「神社で生き物に歓迎された瞬間」もあわせてご紹介!
神社で生き物と出会う意味とスピリチュアルな解釈
神社やお寺に参拝するとき、境内や参道で蝶や猫、鳥、トカゲなどの生き物と出会うことがあります。
実はこれらの生き物との遭遇は、古くから「神様からの歓迎サイン」として受け取られてきました。
神社仏閣は自然が豊かで、虫や動物が暮らしやすい環境です。
しかし、単なる生態的な偶然だけでなく、その出会いにはスピリチュアルな意味や象徴が隠されていることがあります。
例えば…
- 猫がゆっくり近づいてくる
- 蝶があなたの周囲を何度も舞う
- 岩陰からトカゲがひょっこり顔を出す
こうした瞬間は、神様があなたを歓迎しているサインと考えられます。
特定の生き物には、それぞれ古来からの象徴やメッセージがあり、その意味を知ることで、参拝の時間がより深く印象的なものになるでしょう。
このあとでは、動物・虫・珍しい生き物の種類別に、そのスピリチュアルな意味を詳しく解説します。
生き物別の意味をサクッと読む
- 猫:幸運を招く愛されキャラ
- 鳥類:吉兆を運ぶ開運メッセンジャー
- リス:貯蓄運アップの兆し
- 蝶:神仏の波動が乗りやすい霊的な虫
- トンボ:勝負運アップの勝ち虫
- カマキリ:「拝み虫」と呼ばれる縁起の虫
- 狸:開運招福と商売繁盛の兆し
- トカゲ:不死と再生の象徴
- カニ:ハサミが悪いものを断つ
- 蛇:金運と生命力の象徴
神社で「動物」に出会う歓迎サインと意味
神社やお寺の参拝中に、猫や鳥、リス、狸などの動物と出会うことがあります。
これらの動物は、古来より神様の使いや幸運の象徴とされ、参拝者への歓迎サインと考えられてきました。
特に神社は、自然豊かで静かな環境にあるため、動物たちが安心して近づきやすい場所です。
単なる偶然の遭遇でも、スピリチュアルな視点で見れば、そこには意味やメッセージが込められています。
ここでは、神社で出会いやすい動物と、その象徴する意味を種類別に解説します。
猫:幸運を招く愛されキャラ
神社で猫に出会う意味は、古くから幸運や吉兆のサインとされています。
境内で暮らす「狛猫」のような存在から、ふらっと現れる自由な猫まで、彼らは参拝者の心を和ませる特別な存在です。
猫は敏感に人や場所の“気”を感じ取る動物。
あなたに近づいてきたり、じっと見つめてきたりするのは、その瞬間の波動が心地よく、神社のエネルギーと調和している証かもしれません。
筆者の「猫」体験談
私自身も、横須賀市の『雷神社』でお稲荷さん参拝後に真っ白な猫と遭遇しました。
まるで招き猫の化身のようで、その後の出来事が不思議と良い方向に進んだことを覚えています。
また、『走水神社』には2匹の猫が住み着いており、訪れるたびに甘えてくれることもあります。
神社で猫に出会ったときは、「これから良いことが起こる」というメッセージとして素直に受け止めましょう。
それは、神様とあなたをつなぐ小さな橋渡し役かもしれません。
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【ラッキーモチーフ】みんな大好き『猫』!幸運を運ぶネコ。猫柄の意味、黒猫が不吉と言われる原因についても考察!
体験記:
【神社】王子稲荷社
【神社】横須賀 走水神社
【神社】佐倉藩鎮守 麻賀多神社
【神社】東国三社 香取神宮
【神社】東国三社 息栖神社 茨城県神栖市
【神社】横須賀 追浜 雷神社
鳥類:吉兆を運ぶ開運メッセンジャー
神社で見かけるハトやカラス、小鳥たちは、幸運や吉報を運ぶ「開運メッセンジャー」です。
「良い知らせ」や「風の便り」の象徴とされ、参拝中に現れた場合は、嬉しい出来事が間もなく訪れる兆しかもしれません。
特にカラスは天照大神の神使とされ、神明社や伊勢神宮系統の神社では意味深い歓迎サインです。
カラスに関しては別記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【神社仏閣の歓迎サイン】聖域で出会うカラスは神使!見かけたら幸運のサインですよ♪
筆者の「鳥」体験談
先日、横浜市の『永谷天満宮』を訪れた際に「オナガドリ」という美しい青い鳥に出会いました。
最初はペットが逃げたのかと思うほどでしたが、関東では比較的よく見られる野鳥だそうです。
私の住む横須賀では滅多に見かけないため、初めての遭遇に感動しました。
美しい姿とは裏腹に鳴き声は少しダミ声らしいので、いつか実際に聞いてみたいと思っています。
こうした特別な鳥との遭遇も、開運の兆しとして心に残る瞬間です。
【ラッキーモチーフ】幸運を呼ぶ『鳥』モチーフ!種類別の意味や幸運のサインなど♪
体験記:
【神社】東京都 王子神社
【神社】千葉県 船橋市 意富比神社
リス:貯蓄運アップの兆し
リスは冬に備えて食糧を蓄える習性から、『貯蓄』や『準備』の意味を持つ生き物とされています。
神社仏閣でも姿を見かけることがあり、参拝時のちょっとした出会いが開運サインになることも。
筆者の「リス」体験談
私の住む三浦半島ではタイワンリスが多く、害獣とされているのが少し残念です。
それでも神社で遭遇すると、やはり可愛らしくて嬉しくなります。
参拝中に頭上から「ガサガサ」という音がして見上げると、木の上を走るリスが現れることもしばしば。
鎌倉の『佐助稲荷神社』では、お社の屋根から勢いよく飛び降りてきて驚かされたこともあります。
※佐助稲荷では被害報告もあるため、餌やりは厳禁です。
また、横須賀の『衣笠神社』では、頭上の電線で椿の花を食べていたリスが、食べ終えた花を私に投げ落としてきたことがありました。
風情はゼロでしたが、これも「降ってくるもの」という歓迎サインだと思うと微笑ましい出来事です。
【神社仏閣の歓迎サイン】参拝した時に天から降ってくる祝福と歓迎サイン。どんなものが降ってくる?
体験記:
【神社】横須賀市 衣笠神社
神社で「虫」に出会う歓迎サインと意味
神社仏閣やパワースポットで、蝶やトンボ、カマキリなどの虫に出会うことは珍しくありません。
これらの虫は、単にそこに住んでいるだけでなく、参拝者の波動や運気に共鳴して近づいてくる御使いと考えられています。
虫が視界に入ったり、近くを飛び回ったりするのは、土地やあなた自身の波動が高まっているサイン。
神社での虫との遭遇は、その場のエネルギーと調和している証でもあります。
蝶:神仏の波動が乗りやすい霊的な虫
蝶は古来より「美しさ」や「変化」「再生」の象徴とされ、神仏の波動を受け取りやすい霊的な存在です。
神社仏閣では、クロアゲハ・モンシロチョウ・モンキチョウなど、吉兆とされる種類に出会うことが多くあります。
参拝中に蝶が近くを舞ったり、周囲をひらひらと飛び回ったりするのは、あなたの波動が高まり、土地のエネルギーと共鳴しているサイン。
蝶にとっても、あなたのそばが心地よい状態といえます。
筆者の「蝶」体験談
私自身も明治神宮で、3匹のグリーンのアゲハチョウが連なって飛ぶ姿に出会い、その神秘的な光景に心を奪われました。
また、宮ヶ瀬熊野神社ではモンキチョウが歓迎するかのように周囲を飛び、クロアゲハに囲まれた大雄山最乗寺での体験もあります。
こうした遭遇は単なる偶然ではなく、歓迎や祝福のメッセージとして受け取ってよいでしょう。
特にモンシロチョウやアゲハチョウは、運気のバロメーターとも言われ、よく寄ってくる日はあなたの運気が高まっている証拠です。
明治神宮 3連でじゃれるアゲハ蝶🦋 pic.twitter.com/kUMiNopU6V
— REINA (@reina_QV) November 22, 2021
【ラッキーモチーフ】蝶は美しさや変化の象徴です。神社仏閣で蝶と遭遇するのはスピリチュアルなメッセージ!
体験記:
【仏閣】南足柄 大雄山最乗寺
【神社】宮ヶ瀬 熊野神社
【神社】東京都 立川市 阿豆佐味天神社・立川水天宮
【神社】神奈川県中井町 厳島湿生公園内 厳島神社
トンボ:勝負運アップの勝ち虫
夏になると、神社や聖域でトンボを見かける機会が増えます。
トンボは「勝ち虫」と呼ばれ、勝負運を高めるラッキーモチーフ。
肉食で、前にだけ勢いよく進む特性から、戦国武将にも好まれた縁起物です。
また、近くに留まるトンボは、神様からの歓迎サインとされています。
筆者の「トンボ」体験談
私が『厳島神社(中井町)』や『銭洗弁財天宇賀福神社(鎌倉)』でトンボに出会ったとき、 どちらも他の神社参拝時に神様へ迷いを打ち明けた直後のタイミングでした。
そのため、これは「肯定」や「そのまま進め」というサインだと感じました。
【ラッキーモチーフ】「トンボ」は戦国武将も好んだ「勝ち虫」!勝負運UPの幸運の象徴
体験記:
【神社】鎌倉市 銭洗弁財天宇賀福神社
【神社】神奈川県中井町 厳島湿生公園内 厳島神社
カマキリ:「拝み虫」と呼ばれる縁起のよい虫
カマキリは意外にも縁起の良い虫です。
苦手な方も多いかもしれませんが、その斧のような手を前で揃えている姿が、神仏に祈っているように見えることから「拝み虫」と呼ばれています。
また、その斧のような手が特徴的で「斧虫」の異名も。
「斧」の古い読み方は「ヨキ」で、「良き」に通じます。
さらに、カマキリの卵からは大量のチビカマキリが孵化することから、「子宝」に恵まれる縁起物とされます。
中国の古典『封神演義』にも、薪についていたカマキリの卵を懐妊中の娘を持つ富豪が高値で買う場面があり、これも子宝の象徴として描かれています。
神社仏閣でカマキリに遭遇したら、「拝み虫」の登場と考えて、良い歓迎サインだと思ってください。
筆者の「カマキリ」体験談
カマキリはよく手水屋などで見かけます。
よく見るとカワイイ…?
神社の手水屋でカマキリ発見!
…どこ見てるんだろ?😮 pic.twitter.com/74m9io6ip9
— REINA⭐️ちなDe (@REINA_QV_bay) October 7, 2020
体験記:
【神社】神奈川県横浜市金沢区『瀬戸神社&琵琶島神社』
神社で「珍しい生き物」に出会う歓迎サインと意味
神社やお寺で出会える生き物の中には、トカゲやカニ、蛇、狸など、日常ではなかなか遭遇しない珍しい存在もいます。
これらの生き物との出会いは希少であるぶん、スピリチュアルな意味やメッセージ性が強い吉兆とされます。
ここでは、神社で遭遇しやすい「珍しい生き物」と、その象徴する意味を種類別に解説します。
狸:開運招福と商売繁盛の兆し
狸は「た(他)を抜く」という語感から、商売繁盛の縁起物として知られています。
店先に信楽焼の狸が置かれているのもそのためです。
神社仏閣で狸に出会えたら、開運招福や商売繁盛の兆しと捉えると良いでしょう◎
筆者の「タヌキ」体験談
狸に出会えるのは、とても珍しい体験です。
三浦半島は狸が多いと言われていますが、私が境内で見かけたのは一度きり。
まさに貴重な瞬間でした。
ある小雨が降ったりやんだりする日に、誰もいない『諸磯神明社』をひとりで参拝していたときのこと。
本殿で祝詞を唱え、小雨が止んだタイミングで蝶を眺めていると、ふと境内の端から狸が姿を現しました。
夜のドライブ中に見かけたことはありましたが、昼間の神社で出会うのは初めて。
こうした「えっ!?」と思うような偶然は、何度も通った神社や、初めて訪れても不思議と相性が良いと感じる神社でよく起こるように思います。
もしかすると、神様が参拝者の驚きや喜びを、微笑ましく見守っているのかもしれません。
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体験記:
【神社】三浦半島 諸磯神明社
トカゲ:不死と再生の象徴
トカゲは、蝶や鳥と比べると少し珍しい存在です。
魔女の薬に使われるなど、不吉なイメージを持たれることもありますが、生命力の強さや尻尾を切っても生き延びる特性から、古くより「不死」や「大願成就」を象徴するラッキーモチーフとされてきました。
神社仏閣でトカゲに出会えたら、それは再生や願望成就の兆しかもしれません。
筆者の「トカゲ」体験談
私が参拝中にトカゲに出会ったのは、最近では伊豆半島の先端にある『石室神社』。
行きと帰りに、それぞれ1匹ずつ見かけました。
石室神社の歴史には修験道の祖・役小角が関わっており、その式神として「前鬼・後鬼」が登場します。
トカゲとの遭遇も、もしかすると式神的な存在からのサインだったのかもしれません…
なんて考えるとロマンがありますね。
【ラッキーモチーフ】魔女の薬にも使われる?『トカゲ』は不死と再生の象徴で、大願成就の意味もあり
体験記:
【神社】南伊豆 石室神社
【神社】福井県三方上中郡若狭町 熊川宿『權現神社』『白石神社』『松木神社』
カニ:ハサミが悪いものを断つ
カニは水辺に近い神社で見かけることが多く、ハサミは「悪いものを断つ」象徴とされています。
そのため、神社でカニに出会ったら、悪縁や不運を断ち切るサインかもしれません。
筆者の「カニ」体験談
静岡県南伊豆の『白浜神社』では、奥宮に向かう参道でカニをよく見かけます。
お社の下の岩の隙間にサッと逃げ込む姿はとても愛らしいものです。
また、石川県能登半島の最先端にある『須須神社』の里宮でもカニと遭遇しました。
どちらも九紫火星の吉方位で訪れた神社だったため、方角の後押しも感じられます。
参道に小さなカニが現れると、思わず「歓迎サイン!?」と心が躍ります。
レアな存在だけに、その瞬間は特別な縁起物に出会ったような感覚になります。
カニだ🦀
九紫火星の象意!
ご利益ご利益✨カニさんや、驚かせてごめんね😃#気学 pic.twitter.com/po0HbLWraV
— REINA (@reina_QV) August 28, 2019
【風水】縁切り風水!嫌いな人と離れる、悪い縁を切り離す南(九紫火星)のパワーと鋏のおまじない♪
蛇:金運と生命力の象徴
蛇は縁起の良い生き物で、多くのスピリチュアルな意味が込められています。
特に、脱皮を通じて成長することから「再生」や「成長」の象徴とされ、古い自分を脱ぎ捨てて新たに生まれ変わる姿が人生の変化や向上を示唆します。
また、弁財天様の神使であり、金運上昇の意味を持つ存在でもあります。
蛇は多くの人が怖がる生き物ですが、危険を感じさせなければ襲ってくることはありません。
見かけたらラッキーなサインなので、そっと見守ってくださいね。
筆者の「ヘビ」体験談
私は弁天様のお社で蛇に遭遇したことがあります。
ニョロニョロと移動する姿は意外にも可愛らしく、日向に顔を出す瞬間には思わず笑顔になりました。
弁天様の神使、蛇🐍
※真ん中あたりです苦手な方注意ニョロニョロしてる全体図の動画もあるんですが、日向に顔出すのがカワイイからこちらを見てほしい🤭✨#歓迎サイン pic.twitter.com/I5H8OmDkkZ
— REINA (@reina_QV) June 12, 2022
まとめ:神社で生き物と出会ったら歓迎サインと受け止めよう
神社やお寺で生き物と出会うことは、単なる偶然ではなく神様からの歓迎サインとされます。
猫や鳥、蝶やトンボ、さらにはトカゲや蛇などの珍しい生き物まで、それぞれが古来より吉兆や象徴を持っています。
参拝中に生き物と目が合ったり、近くに寄ってきたりするのは、あなたとその神社との相性が良く、波動が調和している証です。
金運上昇、縁結び、再生、勝負運アップなど、意味は種類によって異なりますが、いずれも前向きなメッセージと捉えてよいでしょう。
次に参拝する際は、境内や参道の周りにも目を向け、この記事で紹介した生き物の意味を思い出しながら歩いてみてください。
きっと新しい気づきがあるはずです。
生き物別の意味を振り返る
- 猫:幸運を招く愛されキャラ
- 鳥類:吉兆を運ぶ開運メッセンジャー
- リス:貯蓄運アップの兆し
- 蝶:神仏の波動が乗りやすい霊的な虫
- トンボ:勝負運アップの勝ち虫
- カマキリ:「拝み虫」と呼ばれる縁起の虫
- 狸:開運招福と商売繁盛の兆し
- トカゲ:不死と再生の象徴
- カニ:ハサミが悪いものを断つ
- 蛇:金運と生命力の象徴